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[>>263>>264困惑するリュミエールの姿を時折横目で視線を走らせ、微笑ましく眺めている。『立派な事』その一言を耳にすると、まんざらでもなさそうにかぶりを振った]
ええ。私も、そんなみんなの一人に……ふぅ。あぁ、ごめんなさいね。変なこと言っちゃって。ちょっと飲み過ぎちゃったのかしら?
[胸元に手を置き、鼻から息をすっと飲み込んだ。酒場には、一時の夜の憩いを求め、冒険者達が次々に集う。いつの間にやら、背後に人だかりができ。音楽に合わせて舞う者たちも出始めている]
『人との関わり』? でも、あなたは元々民を救う神の……
[そこで、言葉を止めた。…の生き方と、神殿に勤める者とでは、住む世界も生きる場も違っていたのだから。しばし、目を閉ざす]
そちらも終わったようですね…大丈夫ですか?
[緊張による汗と、犬型魔獣の攻撃を堪えたことで痛む左手に顔を顰めながら、メノミリアの元にいって]
そういえば…依頼主は
[気づいたときには、なんだか少し遠くで、ぉおお、ついにたどり着いた。などという歓声があがっている。
なんだか逃げた先が安全だったかで、そのまま湖に行ってたようでした]
[目を閉ざしても、耳から流れる音は、止められない。リュミエールの内情を慮っているかのような、しばらくの沈黙。それ以上、言葉を紡ぐことなく、気遣う彼>>264に向けて、そっと掌を差し出した]
『誘って。今は踊りたいの』
[言葉に出した訳ではない。声にはならなかったはず。それなのに、指先はそう語っているかのように、中空で留まっている]
[ラフィーネの誘いは有り難いと思ったのか、その後ろを付いて行こうとして、クラムが来るのを待っている]
はは、1人より2人、2人より3人だ。
きっと良い策も生まれるはずさ、要は僕が相手を引き付けるようにすればいいんだ。
出来る出来ないに関わらずそれは挑戦する価値はあると思うな。
[クラムが財布の中身を覗いて乾いた笑いをしたのを見、こっそりと自分の財布の紐をきつく縛った]
[大丈夫かとシロガネのほうを見ると、見事に魔獣の胴体が真っ二つになった瞬間が目に入り、思わず口笛を吹く]
お見事!凄いね。格好いい!
さーて、もう大丈夫かな――っ、あ…
[気が付いたら、左腕からたらりと血が流れている。無我夢中の時が過ぎて、少し痛み始めた]
シロガネちゃんやミリちゃんは怪我はない?
おっさんは――無事で何よりね。
[奥から聞こえる画家の歓喜の声に、呆れたような声色になるのは止められない]
なんとか、初依頼が成功してよかったね。
[はははと...の乾いた笑い声が*辺りに響き渡った*]
−冒険者ギルド−
[ギルドに無理を言って、替えの服と風呂を貸してもらい、スッキリ!
ついでに、下水道で目撃した一部始終を報告。ギルドを通じて街側へ連絡してもらうことにした。]
ふぃ〜。ようやっとあのニオイから解放されて、生き返る思いだぜ。
結構遅くなっちまったなァ。こんな時間だってのに、意外と人がいるもんだ。
[見知った顔は無いかと、あたりをキョロキョロ見回してみる。]
[先に冒険者ギルドへ入ると、受付嬢に挨拶し]
私は、魔術師ギルドの窓口へ行きますわ。
お2人はどこかしら…? 自分に合った依頼が回ってくる場所がよろしいですわよ。
[一段と怪しげで、照明は暗く垂れ幕のある魔術師ギルドへ向かった]
ミリさん。援護。ありがとうございます。
[依頼主の声に盛大に気が抜けながらミリは無事であるのを確認して、一礼して]
ええ…これぐらいしか取り得はありませんし、ミリさんの援護のおかげです
私は…少し左手が痛む程度でしょうか。でもあなたほどじゃないですよ
ミリさんは回復魔法は使えますか?
[自分は握りこんだ際に若干血が出ているぐらいであると報告したりなどしつつ必要ならば傷薬など使用するだろう。]
― 冒険者ギルド ―
[登録証を見せて、冒険者ギルドへと入る]
すみません、拙者にも服をお貸し願えますか?
[シャワーは嫌いだったがギルド側から苦情を貰い、仕方なく浴びる。魔法使い用のローブを借りて、証文にサインをした]
うー、気持ち悪い。
[耳に入った水を気にしながら、再びギルド内へ。スコルが下水道での一件を報告している間、中の様子を物珍しそうに眺めていた]
あ、ぼくも魔術師ギルドかな。
[ラフィーネに追従するように、垂れ幕のかかったギルドへと向かう。
途中、「お嬢ちゃん、ギルドの見学かな?」「冒険に出るのはもっと大きくなってからね」などと声が掛けられ、登録証を見せて追っ払ったりしつつ]
そうか、2人は同じギルドで居られるのか。
少し羨ましい気がする。僕は…どのギルドだろう。少し探してみるか。
[自分の登録証を眺め、弓などを扱うギルドは果たしてあるのだろうと探し始めた]
[落ち着かない様子のキリカが妙に可愛い。]
なんだ?ギルドに来るのは初めてなのか?
大層なもんだよな。冒険者っつってもこんだけ色々フォローしてもらえんなら楽なもんだ。
[先輩面をしているが、スコルも今日来たばかり。来た時の反応も五十歩百歩だった。]
もう準備はいいかい?んじゃあメシにすっか。
まだ空いてると良いんだけどなあ。
[キリカを促し、酒場兼食堂へと向かうことに。]
−冒険者ギルド → 酒場兼食堂−
[魔術師ギルドへ入ると、手早く事情を説明し、登録した。そのあとから入ってきたクラムに振り返ると]
やはりクラムさんもこちらなのね。
私、今日は約束があるのでもう戻らないと…。また明日から、よろしくお願いしますね。
はい。依頼達成です。おめでとうございます
私もですけどね
[周囲から不穏な気配が抜けたのもあって、ようやく笑みをうかべ、湖へと促した。
相変わらず「爆発だー」とかいってるが、この静かな湖面になにがばくh…]
へ?
[月が写っていた湖面が雲に隠れてしばらくすると、湖がぶくぶくとあわ立つようにして徐々に湖一杯に噴水のような光景が広がって]
これが爆発といってた意味ですか…
[しばし呆然とした後呟き。その光景を見終えた後、初の依頼達成という快挙に胸を張って*町へと戻るだろう*]
ヴェルデさん、今日はお先に失礼しますわね。ごきげんよう。
[入り口近くにまだ居たヴェルデにも挨拶の声をかけると、ギルドを出て子どもの家での約束の時間に間に合うよう急ぎ足で *戻っていった*]
いえ。盗賊ギルドに一度。
ただ、冒険者っていろんな人がいるんだな、って。
[何となく、同じ冒険者講習を受けた人の姿を探していた]
あ、はい。もう万全です。
……空いてなければ、空けるまでです。
[どこか物騒な台詞と共に、食堂へと向かう。道中音程の外れた、ごはんの歌を口ずさみながら]
[違う部署へ向かうらしいヴェルデに片手を挙げつつ]
ああ。魔術師同士、改めてよろしく。
約束か、わかった。また明日。
[去っていくラフィーネに手を振った後、ギルドの受付に向き直り]
ところで、超簡単な依頼を受けたいのだが。
報酬は――今日のご飯代で頼む。
[受付のおねえさんは軽く苦笑した後、ギルドの掃除の仕事を斡旋してくれたのであった。
そのお小遣い――もとい報酬3(6)00Gは、ご飯で見事に消えていった**]
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