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聖術師 ラフィーネ は 5にんからうしろゆびさされたみたい。
テイマー ヴァレリア は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
聖術師 ラフィーネ は ぎわくをかけられて、なきながらどこかにいっちゃったみたい。
吟遊詩人 メイアル がどこかにいっちゃったみたい。
のこってるのは、博打屋 ヴェイド、テイマー ヴァレリア、ニンニャ キリカ、狩人 ヴェルデの4にんだよ。
― 冒険者ギルド ―
え…?メイアルと、ラフィーネが?
そんな急に…準備の暇もないではありませんか。
向こうで何かあったのですか…?
[ギルドに戻って最初に聞かされたのは、メイアルとラフィーネのダンジョン行きの報だった。係員に問うても明確な答えはもらえるはずもなく。それでも祝うべき出来事だったので先日のような豪華な食事ではなかったが、自分が望んでいた楽しい時間を共有する事で見送りとした。]
― 宿・使用人部屋 AM6:17 ―
んっ……。
[いつものようにみかん箱の中で目を覚ました。
大きく伸びをして、しっぽのブラッシング。ベッドを見るともぬけの殻]
ヴェイド様、ギルドの受付さんの所にお泊り?
それともダンジョンに行かれましたかね。
……ってことは、拙者今日からは野宿でしょうか。
[部屋に居付いてる時点で依存していた自分を恥じる。
出かける支度を整え、朝食を摂りにギルドへと向かう]
― 冒険者ギルド受付 AM6:29 ―
[ギルドに入ると受付のリンダからお呼びがかかる。
まさかダンジョン行き?と胸を高鳴らせるがどうやら違うらしい。依頼があると告げられる]
へ、拙者ご指名ですか?
ヴェルデ様とヴァレリア様と、連名……。
もしかしたら、昨日のゴートの件でしょうか。
[どうやら二人にも通知が送られたらしい。
そのうち来るだろうと、しばらく訓練所でトラップの解除訓練を*行っている*]
―冒険者ギルド・受付 7:45―
[ラフィとメイアルが洞窟へ向かった報を知る。二人の体力……特にラフィの容態は心配ではあったが、素直に、それを喜ぶ。
一人前の冒険者を目指し、未だエントに残る者達は4人に、いや…の思うとおりなら、すでに3人になっていた。
受付の女性から受け取った依頼書を、じっと見つめる。頭の中の考えを、2度・3度。慎重に整理させ、彼女に伝えた+表+]
表 → 悪いわね。お断りするわ。だって……
裏 → ええ。分かった。受けましょう。だって……
お断りするわ。
[見知った似顔絵の記された、依頼の詳細が記された用紙を見つめ、受付の女性に加える]
だって、この依頼、あまりにも粗すぎるんだもの。罪状が強盗殺人で、この人間を捕まえろ? ……で、その事件の詳細は、どこに記されているの? 現場の状況は? この人が犯人だと言い当てる根拠はなに? そもそもこの顔の人間を本気で犯人として扱うなら……ギルドは、知っているはず。彼が相当な実力を持っている人間だ、って。
私たちなんかじゃ、及びもつかないと『予想をする』位には。
それに、こんな報酬額まで積み立てて……。
悪いけど、こんな不十分な紙切れ一枚で、彼を傷つけるような真似は、できないわ。
こんな指示に、ただ従うことを強要される。それが、冒険者なのだとしたら……
[首から冒険者証をはずし、受付の女性に突きつける。彼女がどんな行動を取るのだろうか]
お返しします。私には、このギルドの冒険者には、向かないから。
ただ……彼をとっ捕まえて欲しいというなら、望むところよ。
彼の実力を見せ付けられた日から、ずっとそれを望んでいたんだと思う。
ずっと越えたい壁だったから。
滾っているのよ。私だって……ずっと『待て』をさせられてきて。
[女性に対し、ふふと笑いかえる。ヴェルデと向き合ったときの闘志>>3:194が、胸の奥から競りあがってくる]
さて。依頼と別件で、あなたにお願いしたいことがあるの。
この手配書の似顔絵を劣化させたような軟派な男が、このギルドにいると思う。ヴェイドって、言うんだけど。彼に、伝えて。
『不精していないで、あなたが来なさい。草原広場で待っている』って。
不意打ちするならどうぞお好きに。お友達を連れてきても、かまわないわ。
……返り討ちにしてあげる。彼は、私たちと一緒にいすぎたの。
[彼女がどう反応するのだろうか。…は、受付近くの壁に寄りかかり、腕を組むと、目を閉じた。ただ、目を閉じ、瞼の裏で、何のイメージを固めているようだった。外にいる、モーリス達の息遣いは、3人同時に捉えられている。心拍まで、感じ取れるほど]
……彼は、本気で来てくれるの?
[受付の女性に、聞こえたかどうかは、分からない。そのままじっと、目を閉じ続けた。いつまでそうしていたことか……あまりに長い時間が流れ、何も起こらなかったなら、…はそのまま外へと、出て行ったのかもしれない]
[ヴェイドは、黙って話を聞いていた。]
やだね。
[ギルドからの使いに、そっけなく返す。]
仕事しろよ、ギルド。それくらいの状況証拠、適当にでっち上げな。相手の言いなりになってどうする?
あくまでもこれは「最終試験」だ。俺は、あいつらが冒険者としての能力が一定にあるかをチェックする係だ。
それに言っておくが、俺のほうはあいつらとわざわざ戦わなきゃならん個人的な理由は無い。私闘は禁じられている。
そもそも、名指ししたってだけで、依頼は強制じゃない。なのに短絡思考で冒険者証の返納か。受け取ってやれ。
[言いたいことを言うと、ギルドの使いにはもう用はないと言わんばかりに、ヴェイドはワインのグラスを傾けた。]
[やがてヴァレリアの前に、必要書類を持った係員がやってくる。]
「ではこちらは預からせていただきます。この用紙にサインを。
なおサインから24時間は猶予期間とし再交付も可能ですが、24時間を過ぎると完全失効になりますからご注意ください。」
[いつも通りの手続きなのだろう、よどみなくすらすらと説明をして、羊皮紙にペンを添えてヴァレリアの前に差し出した。]
[ヴェイドは、盗賊ギルド経由であることを調べてもらった。その結果を書いた書類を見ながら、なるほどと腑に落ちる思いがしていた。]
いいとこのお嬢様じゃねーか。
そっか、金はいくらでもあるし戻れる場所も確保できてるからこそ、簡単に冒険者証を手放すなんてことが言えるのか・・・。
どこの冒険者ギルドも、ほぼ同じ仕組みで動いてる。ここがダメならどこ行ってもダメ。
大人しくどっかの嫁になるのがいいんじゃね?
相手選ばなきゃ25でも貰い手あるだろ。
[頼り甘え帰属できる場所があると、人はいくらでも弱くなれるんだな。そんなことを考えた。]
・・・本気で、冒険者として生きていくつもり、あんのかねぇ・・・・?
― 冒険者ギルド・受付 7:02 ―
[訓練も気が漫ろ。針金で指を怪我してしまう。
やはり二人が到着する前に、簡単に話を聞いてしまおうと]
強盗殺人犯の逮捕ですか?それも本日中?
それはまた随分と難易度高そうな任務……いえ、依頼ですね。
ああ、いえ。もちろんお引き受け致しますよ。
ここで逃げたら……拙者は拙者のことを一生好きにはなれないでしょうから。
いえ、こちらの話です。それで、標的は…・・・。
[渡された似顔絵を見て、固まること15(60)秒]
とある知り合いによく似ておりますね。
……失礼ですが、何かの間違いではありませんか?
[名前や特徴など、それ以上の情報を求める]
―ギルド受付・7:50―
[壁に寄りかかったまま。先ほど行った、ギルド員とのやり取りを思い出す。事務的に事を進めるその人物に対した、自分の反応]
+裏+
表 → [みんなの顔が、ふと浮かび] 私は、本当に、これを手放すつもりなの?
裏 → [ギルド職員に向かい、言った] あなたは、疑問に思ったことは、ないの?
あなたは、疑問に思ったことは、ないの?
[…は、そう訊ねたはずだ。自分の納得できない依頼、それを名指しで指定され、遂行するよう、達しがくる。自分の意識の届かない場所から、無機的な指令を落としてくる。自分に向けられた仕事は……しっかりとこなしたい。そう考える…にとって、その状況を甘受できる彼らの姿に、疑問を持ったのだろう。
…は、依頼主が所属しているギルドである以上、それは、上からのお達し、所属している限り、断ることができないものだと、思い込んでいたのだから。そんな内容をつらつらとその人物に話しかけながら、ペンを取る]
不思議ね。何も考えずに、従うことができるなんて。
― 冒険者ギルド・受付 7:14 ―
そうですか……。
[ターゲットについて詳しい情報を教えてもらえるのなら、聞いた]
平気です。ヴェルデ様やヴァレリア様と一緒ですから。
ヒルダ様たちもいらっしゃいますし。
期限は本日中でございますね。
……情報、探しに行って参ります。
『情報を集めに行って参ります。
昼過ぎに一度ギルドへ戻ります。
火急の際には鏑矢か狼煙にて連絡を。@』
[ギルドの掲示板に二人への伝言を残すと(最後に手形つき)
明らかに動揺を隠し切れない顔のまま、ふらりとギルドの*外へ出た*]
― →商店街 AM8:01 ―
[かつてヴェイドと交わした会話、そして彼の正体とこれが試験であることに考えが及べば
依頼を引き受けた時点で失格、という発想にも到っただろうが。あいにくそんな発想は微塵もなく]
ヴェイド様、貴方もなのですか……。
[どうしても重なるのは、かつて情に絆され郷を抜けた兄の姿。
それを狩るよう義務付けられた己が宿命]
……まずは武器を。
[まだ朝早い商店街。特殊な捕り餅を入手すると共に、目撃証言を*探す*]
「ギモン、ですか?」
[ヴァレリアの言葉に籠められた意味を感じ取り、すっと表情を引き締める。]
「世の中にはいろいろな人が居て、色々な悩みがあります。それは我々が一辺倒に判断できるものではありません。ですからいったん依頼という形で受け取り、冒険者に斡旋します。
ほんの取るに足らないと思われるような依頼が、とんでもない事件を秘めていたこともあります。ギルドにとって依頼は全て等価。判断するのは、依頼を受けたあなた方です。
我々は誇りを持って依頼を預かり、適切な相手に斡旋することを心がけています。Aのパーティ、Bのパーティ、どちらに斡旋するかで結果が大きく分かれる可能性もあるのです。我々はまた違う形で、問題解決の一端を担っているのです。」
[ヴァレリアの瞳を真っ直ぐに見据えて、張りのある声で答えた。]
「我々はあの依頼を、あなた方に適任だと判断し、斡旋しました。」
[丹念に目撃証言を探せば、僅かずつだが足取りが掴める。]
「大金が手に入ったって言ってたわ。」
「今日はおねーちゃんと遊ぶって、楽しそうだったよ。」
「多分、どっかの酒場だね。羽振り良さそうだったぜ。」
[大金を手にして、浮かれている。総合すればそんな感じらしかった。
[[fortune ]]で60以上だと、もっと詳しい話も手に入るかもしれない。]
―冒険者ギルド・受付 7:55―
その……適任の相手が、私たちだと?
[強い視線と共に向ける係員の言葉に、じっと耳を澄ます。判断するのは自分。その言葉を反芻する。だったら]
[掲示板に残された、可愛い手形付きの伝言に気づいた。残りわずかな仲間。キリカはもう……動いている。共に戦ってきた仲間が、きっと戸惑いながら、一つの目標に向かって。それなら…のできることは、もう一つだ]
前言は撤回するわ。お手数かけたわね。ギルドのことはまだよく分からないけど、冒険者のままで、やらなくちゃいけないことができたから。その依頼書、二人目の承諾を入れておいて。それと……草原の件も結構よ。どうせ、気づかれるだろうし。
隠れるところのない、私たちの有利な場所に、引きずり込もうとしたことなんて。
代わりに、伝えておいて。『やるならバレないように徹底しなさい。下手くそ。……覚悟しておきなさい』っと。
[そう。確かにそう反応したのだった。顔を上げ、思う。いつまでもここにいて>>6も、埒明かない。キリカを追い、街へと繰り出す。残されたヴェルデが依頼にどう立ち向かうのか。『彼なら大丈夫』おぼろげに、そう*思った*]
― 商店街、AM8:01から34分後 ―
[集めてきた情報を整理する]
大金ですか……考えてみれば、羽振りよかったですね。
宿の使用人部屋に泊まり、あまり依頼をこなしているようにも見えなかったのに。強盗殺人……?
[ふる、と頭を横に振る。みかん箱の中は暖かかったのだ]
あの人のことですから、向かうとしたら街で一番豪華で、女性店員の質の高いお店でしょう。
[さらに1(6)0分の時間が過ぎる。そんな当りをつけながら、さらに集めた目撃証言の質は60*程度だ*]
「ああ、それならあそこだろ。」
[一番豪華で、女性店員の質が高い。そのキリカの言葉で一人の男性が声を上げた。]
「ドラゴンダンジョンって酒場だな。あそこはとにかく内装が凝っていて、女の子も可愛い系から妖艶系まで揃ってる。特にハーピーちゃん可愛いんだよねぇ。1回指名してみたいぜ。」
[調べれば分かるだろう。地上二階地下二階の建物で、地上一階は一般客も入れる。地下一階と二階は会員制の個室になっている酒場だ。因みに地上二階はオフィス。]
―冒険者ギルド・受付 8:40―
[日課の筋トレ、腕立て伏せを74回をこなして宿から駆けて来た。先日の果物の調べ物もある、今日も皆で依頼に当たれるだろうか?そんな事を考えながら。
受付で今日の依頼はと探し始めた時、自分を呼び止める声がした。]
あ、え、あぁ…おはようございます?
これは?ギルドから…僕と、ヴァレリアとキリカに依頼?
3人だけにですか。あの、ヴェイドには…?
[手渡された似顔絵を見ると一瞬左目を見開き、目を眇めてもう一度見る。]
え…?
あの、何度見てもこれは僕達の同期の人で…ヴェイドなんですが何かの間違いではありませんか?
そっくりな人だったとか……間違いない、ですか…。
[しばらくの間、依頼書と似顔絵を並べて眺めていた。記憶の中に在るヴェイドは気が付けば其処に居て気が付けば居なくなっていた。気配を感じない…しかし存在感が薄いのとは全く違う感覚を思い返していた。]
気配を消すのは僕だって普段やる事だが…狩猟の時くらいだ。しかも自分に暗示をかけるように行うのだから結構な時間が必要。でも、彼からはそんな様子は見られなかった。極自然に、当たり前のように…。
[そこまで考えて、慌てて首を横に振る。気持ちを落ち着かせようと空を仰いで目を閉じ、ゆっくりと開く。]
何を疑っているのやら。そんなはずあるわけがないだろう…きっと何かの間違いだ。うん。
だから本人に逢ってきちんと確かめなければ!
掲示板を見るとキリカからの伝言と小さな手形。彼は何を思ってこの依頼を受けたのだろう。依頼書に並んだ2人の名前、ヴァレリアも今どのような思いで居るのだろう?]
すみません、その依頼……受けます。
ギルドの情報が間違っているとは言いませんが、僕はやはり何かの間違いだと思いたいんです。
だから彼を此処に連れて来ます。
[鏑矢か狼煙を道具屋辺りで購入しなければな、と独り呟いてギルドを飛び出した。]
しかし彼の事をあまり知らないのでは見つけようがないな…キリカかヴァレリアと合流しないと。
後は…ヴェイド対策、か?
[その足は一路商店街の方へ。]
―中央広場 8:43―
『昼過ぎに、ギルドに戻る』
『何かあったら、鏑矢か狼煙を』
[キリカの残したメッセージを、頭の中で繰り返す。状況を、見誤らないよう。
空のヒルダは、まだヴェイドの影を見つけていない。得られる情報も、彼がひどく羽振りがよかった、という類のものばかり。
ホリーにヴェイドの匂いを探らせながら、モーリスから降り、彼の姿を追い求めていく……]
― 商店街 9:07―
しかし、もしもヴェイドと対峙する事になるなら戦い方を考え直さなければならないな。
スリングショットを使うと威力は高いが移動し辛くなり、スリングだけなら移動・回避は可能でも命中精度は落ちてしまう…。
今までの狩りは『機会を待つ』形だったが、それは全てに於いては通用しない。『打って出る』ものにしなければ…。
[腰の小袋の中に手を入れて個数を確かめる。キリカの提案でゴート用にと作っておいたコショウを紙に包んで固めた玉が1(5)個と普通の石がおよそ8個。]
これだけではダメだ、どのように相手を自分が撃ち易いように持って行けるか…足止め出来る法を考えよう。
[途中、立ち寄った道具屋で狼煙にしても良さそうで、使わなくても後々使えそうな大きな布を一枚を購入し、後は何かの実を乾燥させたものが置いてあったので店主にこれは何かと聞いてみた]
『それはヒシの実を乾燥させたものさ。踏むとこれが結構痛い!食用でもあるから便利だよ』
[説明を受けて、何かに使えそうだと腰の小袋に詰められるだけ購入し、店を後にした。]
[ヴェイドは物憂げな表情で、仰々しく飾り立てられたソファーに座っていた。周りにはモンスターの姿を模した衣装に身を包んだ女性が数人まとわり付いている。]
・・・・・。
[ここは酒場「ドラゴンダンジョン」の地下二階、最奥の部屋。一番のVIPルームだった。内装は地下ダンジョンを再現しており、蝋燭や松明の明かりが揺れて薄暗く、一階ではゴブリンやコボルトの格好の女の子が愛想を振り撒いている。
ヴェイドは、膝の上にしなだれかかるハーピーの頬を指先でなぞりながら、思考はまったく別のところに飛んでいた。]
― 商店街 AM9:15 ―
ありがとうございます。
ドラゴンダンジョン……いかにもこの街らしい名前ですね。
[集めた情報と店の場所を確認する。まだ日は高くなり始めたばかり。
見た目からして貧乏そうな子供が正面から行った所で、玄関払いされるのがオチ]
……一度、仲間と相談してみた方が良いでござるか。
[商店街を歩くと、ちょうどヴェルデの姿が見えたか]
― 商店街 9:14 ―
[道々少しだけ石を拾い、ようやく不安が収まったか前を向くとその先にキリカの姿が見えた]
……キリカ!おーい!
[こちらから手を振って呼びかけ、キリカの元へと走って行った。]
おはようございます、ヴェルデ様。
依頼、ごらんになりましたか?
[駆け寄ってきたヴェルデに、声を少し潜めるように]
あの依頼……どう思われますか?
[キリカの声の調子に合わせて自分も声のトーンを落とす。]
依頼は…見た。僕は何かの間違いではないかと思っては、いる。
だけど…もしかしたら?と思う部分もあって、それが頭の中に出る度に打ち消して居るな。
ただ、少し…自分達とは違う所も見受けられるような気がしてな、なんとも言い難い。
そもそも…彼が一体どのような人物なのかを知らなさ過ぎる。
―商店街入り口 9:00―
クロウ・ホーン・ファング・ハンド……
クロウ・ホーン・ファング・ハンド……
[もし、ヴェイドが挑んできた場合に備え、自分の武器を確認する。商店街の奥に見える道具屋が、ちらりと目に入った。ヴェイドをギルドへ連れてくる。事情を知ってしまった自分が、説得するのは、多分無理だ。それなら……いっそロープかなにかで……]
……バカ。モーリス達に同じことをされたら、私は絶対に許さない。
彼に対しても……同じ。
[洞窟へ向かったみんなも、同じ試練を超えてきたのだろうか? 商店街へと、四人で足を踏み入れる]
そうですね。間違いか、ただ。
ギルドが経験の浅い拙者たちを名指しで依頼。間違い、と言うのは考えにくいと思います。
ヴェイド様がどういう人か……?
そう、ですね。過去の話などは、ほとんどして下さりませんでした。
女性好きで女たらしで、見境いなし……。
彼について確実に言えるのは、そのくらいでしょうか。
依頼に不可解な点が多すぎます。。
強盗殺人の犯人。実際に凶行に及んだとして、ギルドはヴェイド様がまだこの街の中にいると考えるのでしょうか?
彼も仮にも盗賊ギルドの一員。仲間に匿われているとすれば、拙者たちのような人脈に乏しい者に依頼が来るのは疑問です。
それと、逃走中の凶悪犯人がいるにしては……街に出ている警備の数は普段と変わりなく見えますね。
[商店街の様子を見やって]
先刻商店街で聞き込みをした結果、ヴェイド様がいらっしゃるかもしれない
場所の情報、掴みましたけれど……どこだと思います?
そうか…ヴェイドの人となりはほぼ見たままなのか。
……気のせい、なのか。
[キリカの見解を聞き、ふと商店街を同じように見ると確かに騒ぎにもなってはいないし警備の数も増えている気配はない。]
つまり強盗殺人はなかった、という事になるが…。
それと僕達3人を名指しで出す依頼とどう繋がるのか少し頭を整頓したい気分だ。
……?
もう見つかったのか?隠れているわけではないのか。
[額に指を当ててキリカの話を整頓しているようだ。]
情報を耳にした、という程度ですよ。
でも街での噂として拙者の耳に届く程度の情報を、ギルドが掴めないはずはありません。
そしてそれをギルドが掴んでいて、全てが真実だとしたなら、拙者たちに依頼する必要がない。
……逆に考えると、ですね。
[おかしな点があったら突っ込んで下さい、と言い置き]
むしろ、意図的に情報を流しているのではないか、と。
[キリカの言う事に少し首を捻った。]
僕達に依頼する必要があり、敢えて情報を流していると…。
わざわざヴェイドへの道を示してどうするんだ。
そこまで行きつくのを試しているとでもいうのか…?それともまた別の思惑でもあるのか。
[キリカに問うようにこめかみに手を添えて未だ整頓を続けている。]
― 商店街 ―
意図はわかりません。
偽情報なのか、囮として使われてるか。
ドラゴンダンジョン、という名前の酒場ですが。
今の所、他に手がかりもありませんし。行ってみませんか?
その前に、ヴァレリア様に連絡をつけなくてはいけませんね。
[もし近くにいるならヒルダかモーリスが気付いてくれないだろうか、と口笛を吹いた]
[ヒルダが、どこかから聞こえた口笛に、反応する。見える先には、キリカとヴェルデ。二人の元に駆け寄り、手短に話を確認した]
ええ……妙な名前の酒場ね。キリカ。お手柄よ。そこのヴェイドがいるのなら、すぐに言って確認するべきだと思う。
……入れそう?
― 商店街 ―
確かにその情報が本物なのか、キリカが言うように囮として使われている可能性もあるし…素直に捉えたら良いものかどうか悩む所だが、その酒場で何か掴めるかも知れないし…行こう。
無駄足で終わる事は決してないと思う。
[口笛の音を聞きながら空を仰いだ。]
―ドラゴンダンジョン・店の前―
[店の前には黒服を着た人間が立っており、しっかりとチェックをしている。訊ねたならばこう答えられるだろう。]
「店の性質上、武具の持ち込みは許可されていますが、動物は全てお預かりしています。」
[さすがにそこはきっぱりと。そして店の入り口は洞穴のようになっていて、しっかりとダンジョンのような雰囲気が漂っている。]
あ、ヴァレリア様。
[手短に話を通して]
どうでしょう。
噂どおりの酒場だとしたら……貧乏人が中に入るのは難しいかと。
[困りました、と悩む顔]
貧乏人……
[自分の服装を見てみた。どうやっても一般人のそれでしかない。]
間違いなく僕は門前払いを食らいそうが気が、するな。
しかしどうだろうか、あの店の構えからして冒険者でも行けそうな気がするんだがな…。
[黒服の男に詰めかけ、似顔絵を見せつけながら、言った]
ねぇ。この人に誘われちゃっているんだけど、案内してもらっても、いいかしら?
あぁ、後ろの二人、私の兄弟なの。ちょっとウブなところがあって、場慣れしてほしいんだけど……ね? 大丈夫でしょう?
[黒服の男に、体を寄せ、そっと手にGの袋を握らせる]
案内して。お願い。動物達とは、ここで別れるから。
ガセネタだったら他を当たらなくてはなりませんし、時間の猶予もあまりないですか。
駄目だったらその時にまた考えればいい。
行ってみましょうか。
[ドラゴンダンジョンへと向かう。ヴァレリアが黒服に話をつけようとしているようだが、難航している様子。
すでにヴァレリアの後ろで黒服と相対してるため、裏口を探したりも出来ない]
……強行突破が必要でしょうか。
[黒服は襟をきっちり正して、ヴァレリアたちに言った。]
会員の方のお連れ様でしたら、確認を取ってお通しすることは可能ですが・・・。
[いきなり袖の下を出してきたヴァレリアを、胡散臭そうに見ている。]
[Gの袋を返されて……逡巡。決意を込めて、言った]
会員? 彼は会員なの?
そう……だったら、これ、分かるかしら? 冒険者証。依頼なの。この手配書の彼が、強盗殺人を起こしたらしいのよ。
この店に、似た人はいないの? 危険よ。そんな危ない人が会員として中にいるのに、店はなにも対応を取らないだなんて。
そんなんで、お客様の安全を確保できるのかしら?
案内して。言われたとおりに。もう一度言うわ。……私達は、依頼を遂行する、冒険者よ。その会員と、話をしたいのよ。
[小声が癖付いたのかそのままキリカへと]
強行突破すれば騒ぎになりかねん。そうなればギルドへ相当な迷惑と言うか苦情というかそういうものが行くのではないか…?
逆に引っ張り出すことは難しいか。
[じっとヴァレリアを見ながら思案しているが急に良い案は浮かばない。]
「少々お待ちください。」
[強盗殺人犯がどうというよりも、店頭でそんなことをべらべらと喋られるのを嫌ったようだ。厄介者を見る目つきになっている。
店の中のボーイに話しをすると、すぐに返答があった。]
「・・・どうぞ。こちらが案内します。」
[ボーパルバニーの女の子が先頭に立ち、三人を案内してくれた。ふたつの扉と階段を通り、一番奥の突き当たり。かなり立派な両開きの扉があった。]
[一番奥両開きの扉の前で、立ち止まる]
彼は、ここにいるのね……
[動物達と離れた心細さはあったが、今はヴェイドの元へ向かうのが先決だ。バニーの開けた扉の中を、軽く両手を胸元へ置いた構えのまま、見つめた]
[正面に、ヴェイドの姿。ソファーに座り、五人ほどの女の子をはべらせている。
部屋は狭くはないが、動き回るには物足りない広さ。]
せっかくのお楽しみを邪魔するとはね。
何の用だい?
[鋭い視線を投げかけてくる。]
[意識を集中させて、気配を探ろうとしている。]
危険な気配はそう感じないが…何だろう、胸がざわつく。
[扉の奥を見つめながら2人に続いた]
[ヴェイドは、扉の正面でくつろいでいる。周囲には、女の子達の姿……ここで、彼を捕まえる? どうやって? 下手をすれば、彼女達にも危険が及ぶかもしれないのに……。怖がらせてはいけない。強盗のことも伏せないと。迷った末、キリカ達の動きに注意を払いながら、鋭い視線の主に向け、語りかけた]
ずいぶん、お楽しみのようね? 簡単なこと。あなたに、同行してもらいたいの。
ギルドが……お呼びよ。私達と一緒に、来て。
[部屋の中には見知った人の姿。
女性たちを一瞥して、部屋の中の様子を確認する]
……それは貴方の方がよくご存知なのではありませんか、ご主人様?
[くすくすと一頻り笑うと。]
嫌だね。どうしてお前さんたちの言うことを聞かなきゃならない?
お前さん、箱入りで知らんだろうが、この店は中立地帯なんだ。
意味、分かるか?ここにいる限り、ギルドも自警団も直接は手を出せない。
その代わり金の切れ目が縁の切れ目ってヤツだけどなー。
[楽しげに女の子を引き寄せると、オードブルのハムをぺろりと口にした。]
へぇぇ、キリカ。まだ俺のことを主人と呼ぶか。
なら「こっち」に来ないか?面白おかしく暮らせるぜ?
ああ、お前さん覚えてるぞ。
姫様警備のとき、「大人の店」に反応してたろ?
俺の下につくなら、楽しませてやってもいいぞ?
[指を鳴らすと、一人の女の子―ウンディーネ―が立ち上がり、キリカに寄って身体に腕を回した。]
「いやぁん、可愛い〜。ふふ、ね、一緒に遊びましょう?」
……こっち?
そんなに魅力的なんですか、ここの生活は?
[近づいてきた女の子に、何をされるのか少し興味を見せる]
そうですね。そういう生活も悪くないかもしれません。
どうやら拙者は冒険者には向いてないようですから。
[全ての言葉を軽くいなそうとするヴェイドに、歯噛みする。言葉は、通じないのだろうか? それならば……と思うが、ここで手荒な行動をとれば、周りの女の子達、きっと、何も知らずに彼のそばにいる一般人が危険に及ぶ……八方塞だ]
……?
[キリカの尻尾の動きに、一瞬視線が注がれる。ヴェルデ……。心の中で、彼の名前を呼んだ。…は何事もなかったかのように、そのままの姿勢で様子を見ている]
魅力的でなきゃ、やってねーだろ?
ここはカネさえあればユートピアだぜ。
[キリカが興味を見せるのを確認して、軽く笑った。]
冒険者の隠れ蓑は持っててわるかないぜ?
単なる身分証明証でしかないが、便利に使える。
・・・ああ、ヴァレリアは何か勘違いしてるみたいだがなぁ。
[冒険者証を見せ付けて入れろと言ったのが、伝わっているらしい。]
[瞬間、キリカの尾をチラと見る。]
キリカにはまだ早いような気がするが…いや、そうでもないのか。
しかし君がそんな事を言うとは思わなかった、冒険者に向いているのは僕より君の方だと思っていたのに。
[あからさまに肩を落として見せる。]
それもそうですね……しかし、お金は使えば減ってしまいます。
ご主人様についた、お金がなくなった、さようならユートピア、ってのは嫌ですよ。
[ウンディーネの匂いが鼻腔をくすぐっている]
なるほど、隠れ蓑ですか。
まったく、頭がよろしいですね。
金がなくなる寸前に逃げて、次の獲物からいただいてしまえばいい。
こういう店は、どの街にもひとつくらいはある。
俺はそうやって来たからなぁ、キリカの寿命分くらいは掴まんねーぜ。
太く短く生きたいねぇ。
[続いてもう一人、アルラウネをキリカに行かせる。]
どうだ?
そんなものなんですか?
道理で、昔の話をされないはずです。
しかし、一生楽しく生活……それは魅力的ですね。
[新たにこちらに来たアルラウネを見て、一瞬惚けたような顔を見せた]
でもせっかく同期の方とも友達になれそうでしたし……
[ぷるっと小刻みに首を振り、迷ってるポーズ。尻すぼみに声は小さくなる]
[小さく溜息を付いてヴェイドとキリカを交互に見る。]
待つんだキリカ、君まで同じ道を行くというのか?
ここまで来て冒険者の夢や先々の希望を捨てると…。
何の為に今日まで学んで来たのかもう一度考え直せ、楽な道は確かに心地良いだろう、だがそれだけの一生を過ごす為ではないはずだ…。
[出来るだけ語気を荒げずに諭すように、キリカへと語りかけた。]
[リリスを腕に抱いたままヴェイドが立ち上がると、ハーピーとラミアがまとわり着くようにして寄り添った。]
来るなら、付いて来い・・・。
[壁のスイッチを押すと、隠し階段が現れる。そこから逃げられるようだ。
ちらりとキリカを振り返った。]
…………
[意中を読まれ、軽く息を飲んだ。やはり、気付かれているようだ。それなら、どうすればいい? キリカは……本当に誘惑に負けてしまったのだろうか? ヴェルデ。あなたも、もう何も出来ないの? ヴェイドは、女の子達を盾としている。動けない……仮に意思の力で働きかけようにも、彼は言葉も受け入れるつもりはないようだ。どうすればいい……時間だけが、刻々と過ぎていく]
逃げる……つもり?
[こちらが、手を出せないことを分かっていて。壁の奥に見える隠し階段をじっと見つめる]
はあ?ヴェルデ様、本気でおっしゃってるのです?
何の為って、そんなのお金を稼ぐために決まってるじゃないですか。
危険な冒険なんかしなくても、楽にお金が入って遊べるなら、それに越したことはありませんよ。
ほら、ヴェルデ様もヴェイド様のお手伝いをしてみたいとは思いませんか?
そうすれば、貧乏くさい依頼を受けたりしなくてもすみますよ。それに、女の子とだって。
[ね、とヴェイドの方を見やって]
はい、お供いたしますよ、ご主人様。
[呆れたように首を横に振り、苦笑する。]
金の事を言われると弱いな、事実今手持ちはほとんど残っていない状態だしな?
確かに僕は皆の中で稼ぎは悪かった方だし…。
しかしその手伝いとやらをヴェイドが許してくれるのかどうか。
[頭をふりふりヴェイドとその周りの女の子を見つめた。]
ああそうだ、キリカ。
ちょっとテスト。
ほら、あの女。
[振り返ると、ヴァレリアを指差す。]
殺って来い。
[すっと、ヴェイドの表情がなくなった。これは「死神」として働くときの、ヴェイドの顔。人を殺める時の気が、ヴェイドからあふれ出す。]
ヴェルデ様もこちら側にいらっしゃる決心がつきましたか。
[嬉しそうに笑った]
せっかく同期で知り合いになれたのですし
……一人くらい増えても構いませんよね、ヴェイド様?
[…は、ヴェイドの言葉>>70を耳にし、「そう……」と呟いた。キリカとヴェルデがどう動くのかは、分からない。だが……もし二人が本当に自分に殺意を向けたならば、それを達成するのは、至極簡単なことだろう]
殺る、ですか?
[上がりかけた階段の上から、ヴァレリアを見下ろす]
いまなら動物たちもいないようですし、楽勝かと思いますが……
構わないのですか?せっかくのイイ女ですのに。
[懐に忍ばせていたクナイを取り出す]
……悪く思わないで下さいね、ヴァレリア様。
[テスト、と言ったヴェイドから感じていた雰囲気が急に変わったように感じられた。]
ヴァレリアを?
何もそこまで徹底しなくても良いと思うんだが…。
[スリングショットを手に取り、小袋からヒシの実を取り出した。4つのトゲが飛び出した実はよく乾燥していて、当たると痛いだけでは済まないだろう。]
…まあ、新しい道具を得た事だし試すのには丁度良いかも知れないが。
そうですか?
むしろ、可愛げのないくらいの方がヴェイド様の好みだと思ったのですけど。
では、遠慮なく。
しかし、抵抗しない女性をただ殺すのは面白みがありませんね。
少しは楽しませていただけると良いのですが。
[一歩ずつ階段を降りて、ヴァレリアへと近づいて行く]
[キリカとヴェルデの様子が、変わったように感じられた。本気……らしい。
手に、そっと力を込める。ここで死ぬことが、冒険者として正しい在り方だとは、思わない。モーリス。ヒルダ。ホリー。
三人の位置は補足している。店に迷惑をかけることになるかもしれないが……いざとなったら、致し方がないだろう。
ただ、それまで、間に合うか? 仮に間に合わないなら……自分が、時間を稼ぐしかない。
片手に、法力をためていく……]
なーにを根拠に!?
[思わず楽しげな表情に戻ってしまう。]
こういう子の方がいいに決まってるじゃないか、なあ?
[リリスの髪に顔を埋めてじゃれている。きっちりと、キリカの行動は確認しながら。]
[キリカがヴァレリアの方へと近付くのに対し、自分はそのままスリングショットを左手に持ったまま構えの体勢に入らずに眺めていた]
先にキリカが行くなら僕は次、だな。
一気に終わらせてしまったらつまらないだろう。
[ヴェイドの行動を横目で見ながら。その視線は気付かれただろうか。]
……ふふ。やる気になられたようですね、ヴァレリア様。
では、こちらも本気で行きますよ。
[にやり、と口の端を上げる]
ヴェイド様、流れ弾が跳ねる可能性があります。
ここは危険ですから下がっていてください。
……と、それじゃテストの採点ができませんか。
でしたら、せめてそちらのご婦人たちだけでも避難させて頂けませんか。
美しいお顔に傷でもついたら大変ですから。
[…は、ヴェイドから女の子達が離れていくのを、感情のない目で眺めている。キリカが近づいてくる。幸い、ゆっくり、のようだ。全速力で駆けてくる動物達と比べれば、距離の差はあれ、ぎりぎり間に合うかどうかのタイミング……]
キリカ。残念よ。できれば、こうゆう形になって欲しくは、なかったわ。
[キリカが跳びかかってくる。法力がたまり、煙が出ている左手をキリカの方へ向け……]
ええ、お互い様です。
せめて、苦しまないように……。
[ヴァレリアがこちらに左手を伸ばすのが見える。あれを受けたふりをして着地と同時にジャンプすればヴェイドのいる辺りまで行けるだろうか直撃したら痛いだろうなーラフィーネ様もメイアル様もいないししばらく寝たきりかもーとか頭がフル回転中]
[コショウ玉をスリングショットにセットし、ヴァレリアに向かって構える]
気が変わった、こっちだ。
…そういうわけではないが女性とのやりとりの邪魔をする、空気を読まない男なものだから。
一度斬りかかったら僕が撃とうかと思っていただけだ。そうすれば次は君が楽になるだろう?
[狙いをヴァレリアに向け、紐を引き絞ってタイミングを計っている。]
[キリカの瞳を、じっと見据える。煙を出す左手と逆、右手は意思を放ち、ホリーを捕捉している。いつまで、この左手が持つだろうか? キリカにかすらせ、ホリーにしがみつき、ヴェイドの元へ……それまで、この手が持ってくれるのだろうか? キリカは、もうすぐ前に、迫っている]
[先に来るのは誰か?ヴェイドは間を見計らっていた。手にしたのは長剣。しかし鞘からは抜いていない。
ただ何かを見極めようとする目で、室内の状況を確認している。]
[女の子達がヴェイドから少し離れた所に居るのは大体解っている。ヴァレリアの方を向いていた上半身をヴェイドの方に向け、そのままスリングショットの紐から手を離した。距離は然程離れていない。瞬間、ホリーを呼ぶヴァレリアの声が響く。]
当たってくれええええ!!!
[1.2=頭に命中 3.4=胸辺りに命中して注意を逸らすだけ 5.6=外れて壁に当たる 2(6)]
[キリカの体に左手が触れる刹那、クナイが振り下ろされる瞬間、扉から走り出てきた白い影の首に右手を巻いて、抱きついた。白犬のホリー。けぶる左手を横に構えたまま、正面にいるヴェイドの方へと、駆け寄っていく]
ヴェイド……悪いわね。やっぱりこれしかないみたい……
[後ろにいるヴェルデは? キリカは? クナイに込められた勢いを信じ、先駆けを切っていく。上体を低くして、低く、低く心がけて]
(この場合、大声出して気を引いちゃダメだろ・・・。)
[内心苦笑いしながら、頭に飛んできた弾を剣の腹でびしりとはたき落とした。]
[そのまま剣を横一文字に持ち、体勢を低くして両手で支えた。あけられたホリーの口が、がっしりと剣を加える形になり、ヴェイドはずるずると数メートル後ろに押された。そのまま剣を挟んで押し合う。]
・・・よお、やってくれるね・・・。
[嬉しそうに微笑む。]
[…はヴェイドの直前で、ホリーから手を放す。ヴェイドに飛びかかるホリー。そして…は、転がり落ちるとその左手、ぶすぶすと煙を立てる左手で、ヴェイドの足を掴もうとしている]
けっこう痛いと思うけど……我慢して!
……魅力的な提案でしたけどね。
[ヴァレリアをかすめた、先の潰れたクナイを手にしたまま、
地面に着地すると同時に方向を転換し、ホリーの後を追うように駆ける]
[ヴェルデの胡椒弾は叩き落とされ地面で爆ぜた。
ホリーに押されたために、ヴァレリアの手も届かない。]
・・・・・。
(ほら、俺は両手が塞がってるぜ?)
[ちらと、キリカの姿を視線で捉える。]
[1発しかなかったとっておきのコショウ玉が叩き落されて一瞬ショックを受けたがホリーとヴァレリア、キリカが向かったのでこれ以上撃ちこむわけにはいかず、近くまで駆け寄った]
とんだ失敗だ…。
[ヴェイドにはそれが安全なものであることくらいよく分かる。]
・・・・うーん、もうちょっと・・・ねぇ。
本気で刺すくらいのことはして欲しかったね。
せっかく、回復要員も用意していたのに。
[ふいと視線を後ろに流すと、出番のなかった高レベル聖職者らしき人が、階段の影から手を振っているのが見えた。]
しかしそろそろ、タイムアップだな・・・。はい、おしまい。
勝負はついてると思いましたから。
もっとも、最初から勝負になってなかったとも言いますけれど。
でしょう、最強のご主人様?
[ヴェイドに向かって手を*差し伸べた*]
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