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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
遅延メモが残されています。
神官 リュミエール は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
猟師 スコル は 4にんからうしろゆびさされたみたい。
魔本使い ミリ は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
テイマー ヴァレリア は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
ニンニャ キリカ は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
吟遊詩人 メイアル は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
狩人 ヴェルデ は 1にんからうしろゆびさされたみたい。
猟師 スコル は ぎわくをかけられて、なきながらどこかにいっちゃったみたい。
(自称)大盾の フェイト がどこかにいっちゃったみたい。
のこってるのは、神官 リュミエール、博打屋 ヴェイド、魔本使い ミリ、聖術師 ラフィーネ、テイマー ヴァレリア、ニンニャ キリカ、吟遊詩人 メイアル、狩人 ヴェルデの8にんだよ。
[三人で楽しい晩餐を過ごした後、明日のためにと早めに自宅へ戻るフェイトを見送る。]
フェイトさん、嬉しそうでしたね。
ふふふ。私たちも負けられませんねえ。
―図書館―
[ヴェルデの追加情報に眉をひそめる。]
追い回すと……弱る?
そして代わりに草が茂る……?
そんなの、見たことも聞いたことも無い……
[図書館の中に入り、少し驚いたようなヴェルデに、]
……もしかして、図書館は初めて?
[そう尋ねた。]
― 図書館 ―
[図書館は初めて?そう問われ素直に頷いた。]
そうだな、これだけの書物が収められた場所へは来た事がない。素晴らしいと思う一方で、一瞬だが途方もなさそうだと思ってしまったが。
[覚悟を決めて、それらしい本から調べて行く事にする。図書館の内部はとても整頓されていて、植物関連の本棚へはすぐに辿り着く事が出来た。]
さて…いつまでかかるかわからないから、ミリはある程度の所で休んでくれ。もしかしたら植物関連ではなく、生物関連かも知れないし。付き合わせて済まないな…。
[あれかこれかと目星を付けて本を片っ端から引っ張り出したものの、読み始めてから12(20)分で寝息を立てて居る事だろう**]
― レストラン ―
フェイト様の子供の頃ですか。
ふふ、その頃から冒険者を目指されてたのですか?
[そうして昔話に花を咲かせたかも。フードの話には、耳に触れて]
ええ、そうですね。
……自分の事を好きに、ですか?
嫌いな所を直せ、とはよく聞きますけれど。
好きになれるように、というのは初めて聞きました。
[フェイトの笑顔に、つられるように笑った]
[そうしてパーティを楽しみ、最後にフェイトの無事を祈った。
彼を見送った後、少しだけ寂しさが胸を襲う]
そうですね、本当に生き生きしてらっしゃいました。
今度フェイト様にお会いするのが楽しみです。
メイアル様、お互い頑張りましょう。
―図書館―
[ヴェルデの返答が面白く、ミリはクスッと笑う。]
ええ、分かりました。
[頷くと、ヴェルデとは別の本棚を探し始める。
しばらくして、ヴェルデの様子を見に戻り、机の上で本を広げて眠っている姿を見つけた。]
……本当にこういう所に縁が無いんですね。
[背負ったままの本を下ろしてヴェルデの横の椅子に腰掛けて、開いたままの本を自分の下へと引き寄せて、目を落とす。]
……これじゃない。
[閉じて、別の本を手に取り同じ椅子に戻り、再びページをめくる。
結局手がかりらしいものを見つけられないまま、
そんな作業を、ヴェルデの目が覚めるまで繰り返していた。]
そんな寂しそうな顔をしなくても大丈夫ですよ。
きっと次はキリカさんの番です。
キリカさんの冒険譚も、いつか私に歌わせてくださいね。
ええ、お互いに頑張りましょう。
[逃げられなければキリカの頭をそっと撫でて、にっこりと微笑むだろう。]
ごめんなさい、何もお役に立てなくって……
[結局何も見つけられないまま、閉館時間になってしまう。
起こしたヴェルデと共に図書館を出た。外は既に、とっぷりと日が暮れたあと。
雲に陰る月を見上げる。]
……
[胸の奥に、表現できない不安が淀むのを感じて、自分の服の胸元を掴んだ。
「大丈夫なんだ」と言い聞かせるように。]
ありがとうございます。
メイアル様の冒険譚は、ご自分で歌われるのでしょうか。
[いっぱい撫でられて頭がくらくらしている。
ふと疑問に思ったことを聞いてみた]
さて、美味しい料理もいただきましたし、明日に備えて休むとしましょうか。
おやすみなさいませ。
[両手を合わせてメイアルに挨拶をし、宿に向かって帰っていく。
途中、商店街の一角が騒がしいなと思った*ような*]
―ギルド―
[調べものを終えた後。
ヴェルデとは図書館前で別れ、魔術師ギルドに依頼完了を報告し報酬を貰った。
治療費でほとんど手持ちが消えていたので、簡単な依頼の少量でも大切なものだ。]
[冒険者ギルドで畑の報告についてもう一度チェックしていると、フェイトが出発するらしいという話を聞いた。
頑張れ、と心の中で応援する。]
それは内緒です。
[唇の前で指を一本立てて、はぐらかすようにそう言って。]
私もそろそろ休むとしますよ。お腹一杯でもう動けませんし。
おやすみなさい。
[宿へ向かうキリカを見送ると、腹ごなしに商店街をくるりと散歩してから自分も宿へと向かった**]
よっし、復活。
[一晩寝て、頭をすっきりさせた。ちょっと寝坊した気もするがまあいい。冷たい水で顔を洗いながら今日の予定を考える。]
キリカは吹っ切れたんかなぁ?ヴァレリアは・・・んー・・・。
[こちらが無理に冒険者証を奪うだけではない。心に迷いがあると自主返納して引退を選ぶ者も多い。気になってほっとけなくて、関わりすぎた気がしないでもない。]
気になるけれど、これ以上首突っ込むのは本人にとっても良くないかね?
この二人、戦闘のほうでどう向上があったか見切れてないなぁ。
それよりも、ある意味ミリちゃんのほうが危険か?
[「死亡」と記されたカードだけが戻ってくる場合も、それなりに多かった。指導中は強力サポート体制を敷くのでそれだけは何としても回避させるが、手を離れた場合は関与できない。]
他は、リュミエール、ラフィーネ、メイアル、ヴェルデか。この四人を今日はチェックしたいなぁ。
ラフィーネは回復したのかな?・・・メイアルって、食ってるところしか見てない気がするぞ?
[うーんと唸った。]
[思わぬ理由でこんな役目を請け負ってしまったが、受けたからにはしっかり冒険者として送り出してあげたい。そして本業のほうで二度と出会うようなことにはなってほしくない。]
・・・・まずはギルドに行くか。
そしてリンダちゃんと愛を語り合おうそうしよう。
[おかしな目的を持ち出して、冒険者ギルドへと向かった。やがて受付嬢とやり取りをするヴェイドの姿が確認できるだろう。**]
―昨夜・広場傍の草原―
ヒルダは照れているだけなんですか?
……すいません、凄く勘違いをしてしまいました。
良かったです。
[事実を知って血の気は戻ったものの、狼狽する姿を見せてしまい心は重い。
無様な姿をごまかそうと、畑の出来事を面白おかしく語り始めた]
それで、皆さんそれぞれ調査しましょう、と言う事に。
[そう締めくくった頃には普段通りの神官の笑顔]
そろそろ宿に帰ります。 あなたは?
[ヴァレリアが頷けば、彼女と共に『夜陽の欠片』へ帰る。
宿には楽しげな顔の皆。
事情を聞けば、フェイトとスコルの洞窟行きが決まったとの事。
直接祝えなかった事を残念がりながら、部屋に*戻った*]
―朝・救護テント―
[...は目を覚ました。やっと熱が引いたようだ。ひどく長い夢を見ていた気がした。
ここに運び込まれた時の記憶はひどく遠く、薄い霞の向こうのようだ。頭をはっきりさせようと、何度もまばたきをする]
…朝…? もしかして、あれから何日も経ってる、のかしら。
……ずっと懐かしい夢を見てましたわ。良い夢だったのか、悪い夢だったのか、よくわからないけれど。
[ふと救護テントまで運ばれた時の記憶が脳裏に過ぎった。背の高い男性が彼女を抱えて走っていた。それはどこか懐かしい感触だった]
あれ、ヴェイドさん…でしたのよね?
そうね、すこぅしだけ似てるかもしれません…。だから昔の夢なんか、見たのね…。
[起き上がり、まだ痛む頭を振ると、現実へ考えを引き戻した]
とにかく畑…今はどうなってしまっているのかしら。あとで見に……
あ、杖…! 杖はどこ…!?
[急いで寝台の脇を覗き込むと、そこにはちゃんと彼女の目立つ長杖が片付けられていた。救護テント内の安全性に感動しながら、引っ張り出すと、腕に抱きしめて息を吐いた]
良かった…これも誰かが運んでくださったのね。多分、リュミエールさんかしら。
[早朝で、重病でもないため、目覚めている者も治療にあたっている者も周りには居なかった。そっと杖に頬をすり寄せると瞳を閉じ、話しかけるように愛おしげに呟いた]
ね、わたくしを馬鹿だと思っているでしょ? 心配性さん。
大丈夫よ、まだ当面生き続けてやらなければならないことができてしまったもの。
[しばらくすると、勝手に寝台から降りて身支度をした。
救護テントの人間が様子見をしろと引き留めるのも断った]
え? お見舞い? 伝言?
[仲間たちが置いて行ってくれたものを渡され、それをひとつひとつ確認する]
お見舞いだなんて……本当に、優しい人たちばかりだわ。
私のせいで、ひどい目に合わせてしまったのにね。
[最後にリュミエールが残していった生真面目な字の伝言を読み、暗い顔になった]
シロガネさん…ごめんなさい。
東方の神々の話をして頂いたの…ついこの前なのに、ずいぶんと前のことに思えますわ…。
大迷惑…か。そうよね、そう…。私のすることはぜんぶそう。いっそ本当に殴ってくれてよろしいのに…。
[伝言はさらに続く――ギルドに最初に報告されたのと同じ、畑に関する新たな情報が記されていた]
待って…わざわざあの土地になにかが“住み着く”の?
あの場所から今、植物が得られるものなんて、ほとんど残されていないのに?
[リュミエールの説明はわかりやすく詳細だったが、それでも訳が分からない]
私の術の影響? そんな力あるわけないじゃない。自分で一番よくわかっていますわ。
アイリさんの舞い…? 実際どんな効果があるのか聞かなかった…。
一番お詳しそうなメイアルさんも直接ご覧になったみたいだけれど…わからないの…?
[混乱したまま、急いで治療費を払ってテントを飛び出ると、まずはギルドの受付へと向かった] →ギルド
[ギルドの中に入れば、彼女がしでかしたことを伝え聞いているギルドの受付からは、嫌なものを見る目で睨まれただろう。だがそれは無視して、ずいと顔を寄せて詰め寄った]
――ねえ、あの土地について、ギルドが放っておくわけはございませんわよね。
ギルドはどう対処なさったの? 経緯をぜんぶ教えてくださいな。
え? つまらないことを仰いますのね。
そんなことどうでもよろしいですわよ。おとなしくとっととお話くださいな。私は知らなければならないのよ。
[押し問答で84分ほど粘り、ギルドの土地の買い取りについてや、その後のフェイトたちの追加調査についても無理やり聞き出した。
手元の羊皮紙に書きとめていくと、するべきことを数える。土地の持ち主への謝罪…彼らが新たな土地を開墾する際にはせめて出来る限りの手伝いをしたい…等等]
ふふん、償うべきことが多すぎますわね。いったいどれくらいかかるかしら。
ともかく…まずはなによりあの土地で今何が起きているのかを知らないと。
そして、少しでも私に何かできるならば、手伝いをしたいですわ…。
それも大迷惑…かしらね…。
[ギルドで、その分野のプロと呼ばれる人間たちもそれを手掛けるのかもしれない。だが、もっと重大な出来事で忙しい彼らがあの土地にすぐに時間を割けるものだろうか…?]
…この、ギルドが土地の買い取りに払ったお金を返済するっていうのが一番後回しなのは確実ですわね。あらまあ、大変な金額だこと。
[大変だと思いながらも、ちょっと愉快そうな口ぶりになる。腕の中にある杖を持ち上げてその宝玉をじろりと見る]
そうですわね、あなたを売ってしまうってのはどうかしら…?
――冗談ですわよ。ただの詐欺になってしまうわ。きっとまたすぐあなた“戻ってくる”でしょうからね。
[そんな独り言を言いながらギルドの外に出ると、朝の太陽を見上げて立ち止った]
どうしましょう。危険ではないというし、ちょっと見るだけ畑に行ってみましょうか…。
でも体力もすっかり落ちているし、まずはメイアルさんやリュミエールさんや…見に行った方から話を聞いたほうが良いかしら。
…これ以上、私とは関わりたくないと思われていたら、引き留めることはできないと思っていたけれど。でも…。
[数人の仲間が旅立ったことも先ほど知った。見舞いに来てくれた者が何人もいるというが、まだ仲間として話をしてもらえるだろうか。
仲間たちに謝罪とお礼を必ず――と羊皮紙の最後に書き足し、傍線を二重に引いた。そしてまずどこから行こうか考えながら *歩き出した*]
― 回想・レストラン→宿 ―
内緒?
じゃ、その時を楽しみにしてます。
[メイアルと別れ、みかん箱の中に帰還。目を閉じて、食べて遊んでお金も稼げた充実した一日だったと振り返る]
……違う。
[今頃、ダンジョンに入ったみんなはどんどん強くなっているのだろう。
気分が重くなりそうだったので、思考を放棄して丸くなった]
[結局、あまり寝られなかった。緩慢な動作で起き上がると、視界に入るベッドの上。
ヴェイドは眠っているように見える]
最強……ですか?
[懐に入ったクナイを握る。ヴェイドを見つめたまま2秒。
やがて力を抜いて、大きく息を吐いた]
いつか、情を乗り越えられるでしょうか。
[机の上に、昨日の礼を書いたメモと共に報酬の半分を置き、部屋を出て行く]
――エントの街・商店街
[珍しく武具を置いている店に、メイアルの姿があった。弓と矢がおいてある一角で、店の店主となにやら話し込んでいる。]
『うちにある弓はこれぐらいだねえ。その中でも一番軽いのはこれさ。これ以上軽いもんはちょっとないねえ。』
はあ、そうですか。これでも結構重そうなのですが……。
うーん。
『これ以上軽くなると、ほとんど矢なんて飛ばないよ。子供のおもちゃだ。』
ですよねー。あはは。
[全然困っていない表情で、困りましたねーとのんきに言うメイアル。
店の主人の方が困ったような顔をしているのが特徴的だった。]
すみません。今日はこの辺にしてまた来ます。
長々とお手数をおかけして申し訳ありません。
『おう、また来なよ。いい弓が入ったら、兄さん用に取っておくから。』
ありがとうございます。はい、お願いしますね。
[店の主人にお礼を言い、店を出て行くメイアル。そしてその姿はまたふらふらと雑踏の中に消えていった。**]
― 盗賊ギルド(裏) ―
[フードを脱いだ状態で中へ足を踏み入れると、奇異や侮蔑、嘲笑の混じった視線を感じる。我関せずとばかりに、ギルドの受付へ]
……手続きはこれでよろしいですか?
それと、こちらを。
[受付に報酬の一部を納める]
それと開錠用のツールが欲しいのですが。良い店ってどこでしょうか。
[商店街にある穴場的な店の位置を聞いてギルドを出る]
伝言ですか?
ええ、同期ですが。
[ギルドを出る直前、フェイトと共にスコルがダンジョンへ招かれたことを聞く。
依頼に対する行動力とお手製アイテムが評価されたのだろうか。そしてカボチャ畑のその後の状態]
一体、何が起こってるでござるか……。
一度様子をこの目で確認しておいた方がいいかもしれませんね。
ラフィーネ様のことも気になりますし。
[彼女が倒れたことは未だ知らぬまま]
― 早朝・畑の傍 ―
案の定、腕が痛いですねぇ。
[昨夜は余り眠れず、精神力は回復していなかった。
けれど訓練の為、と筋肉痛を癒やす処置をした。
(魔法残回数7)]
さて、始めましょう。
[手頃な石を拾い、昨夜立てた的に狙いを定めた]
― 現在・畑の傍→神殿 ―
[特訓の成果は命中率42+5(20)%]
たまにはあちらに参りますか。
[的の太枝はそのままに、神殿へ向かった]
―図書館、朝―
[開館時間から、ミリは図書館に来ていた。
昨日と同じように、何かヒントは、と探っている]
……今日も誰か、昨日のヴェルデさんみたいに来るかな?
[誰か知っている姿が入ってきたらすぐに気付けるように、
入り口から見える位置を陣取り、本棚から選んできた書物のページを捲る。]
― グリュック神殿 ―
[神殿の顔見知りに挨拶し、奥の祭壇前に進み出る。
マントを外すと跪き、教典を暗唱し始めた]
汝に幸ある時、友に幸を分け与え……
[ある一節で口を止め、左手の銀に触れる]
幸せを分け合える友が、見つかりました。
[同期の顔を思い浮かべる。
とりわけ、似た境遇で暮らしていたというヴェルデの顔を]
彼らとも、友と呼び合える様になるでしょうか。
神官としてではなく、フェリクスとして、彼らと。
[それが出来るならば、きっと強くなれる気がした。
しばらく一心に祈り続けた後、神殿を*後にした*]
―図書館、朝―
[もしミリと同じように情報を調べに来た人物がいたなら、一緒に本を漁っていただろう。]
[しかし、]
……あ。
[あることに気付き、ミリは図書館から抜け出した。]
……そうだ。お金……無いんだ。
[昨日の図書館の手伝い程度ではたいした金額にはならなかった。
昨日受けなかったもう一つの依頼――こちらは多少報酬が多目だ――を受けようと、魔術師ギルドへと急いで向かう。]
―魔術師ギルド―
[魔術道具の調達の依頼は、既に誰かが受けていたようで、別の依頼を引き受けた。
こちらのほうが報酬は高い。
魔術師ギルドの倉庫にある薬品の整理だ。
整理だけなら簡単そうなのだが、似た色合いで魔力を注がなくては判別できない液体の入った瓶が19(20)本あるという。]
……これ、結構面倒なんじゃ……?
― 洞窟前 ―
僕はまだ入れませんけれど。
先に行った皆さんのご無事とご健闘、お祈りします。
[洞窟の出入り口の地面に、杖でグリュックの印を描いた]
ギルドに戻りましょう。
依頼が来ているかもしれません。
―→ ギルド ―**
―冒険者ギルド食堂―
つ、つかれた……
[ミリはぐったりと机に突っ伏している。
「10本くらいかな」という適当な説明に騙された。
実際には魔法薬の瓶は19本もあり、それ全てを判別するのに魔力を殆ど使ってしまった。
謝罪の言葉と一緒に報酬は少し多目にもらえたのだが……]
―回想・昨夜・広場傍の草原―
[リュミエールが一瞬緊張した面持ちをしたので驚いたが>>14、なにかの勘違い(?)だったようだ。
純粋に、ヒルダに好かれたことを喜んでくれている。そりゃ、そうだ。ヒルダはかわいい。
きれいに整った爪で、素敵な愛情表現>>4:104>>4:115をしてくれる。あんなに素晴らしい愛撫を、嫌がる人なんて、きっといない。いない。いない。うん。いない。
次、なにか託を行った時、リュミエールは喜んでくれるんじゃないか、と思った。
リュミエールが語ってくれる畑での出来事は、とても興味深いことだった。
…は、 +裏+
表 → 「あら。かわいいわね。今度見に行ってみようかしら?」
裏 → 「植物は専門外なのよ……というか、もうトラウマに……」
―回想・図書館―
[何時の間にか眠ってしまい、ミリに起こしてもらった時には閉館時間になっていた。自分が見たものは関係ない本の数ページのみ、苦笑するミリに何度も頭を下げて本を背負った姿を見送った。]
ミリの方もそれらしいものは見つからなかったそうだし…図書館は少し置いておいた方がいいな。
そもそも生物なのか植物なのか、それとも全く違う他のものなのかの判別が付いていない。まさに「へんなもの」で片付けられているのだから調べようが…ない、か。
[そこまで考えて、ミリに無駄な時間を過ごさせてしまったのではないかと項垂れ、とぼとぼと武器屋に足を向けた。]
―→ギルド ―
[道中、ふとクノーメの魔法書を取り出した。
畑の謎の草の記述がないか、ぱらりぱらりとページをめくる。
5
90以上で記述を見つけることが出来る]
― 回想・武器屋 ―
[夜も更けて居た頃だったが、灯りが付いているのを確かめて扉を開いた。]
主人、まだ開いているか?大変申し訳ないのだが、これを買い取ってもらう事は可能だろうか。
[そう言って差し出したのは、ずっと肩から提げていた小弓と矢筒だった。]
ギルドに所属する際に、見た目だけでも合わせた方が良いと思ってこれを購入したが…自分の戦い方を少し見直そうと思ってな。
…うん、あのスリングショットはなかなか慣れないが良い武器だ。毎日身体を鍛えて自分のものにしていこうと思う。
…む、ありがたい。今の手持ちと合わせれば今日の宿はなんとかなりそうだ。近い内身を護る物も買いに来るので、またよろしく頼む。
[小弓を売り、26(30)Gを手に入れた。
そのまま宿へと戻って簡単に食事を済ませた後、ヒルダはちゃんとヴァレリアの元へと行ったのか、フェイトと一緒に行くのは誰なのか、など様々な事をぼんやりと考えながら眠りに就いた。]
―>>36→回想・草原広場→夜陽の欠片―
[ホリーを襲ったカボチャ。自分の無力さを見せつけられた決戦場。気が乗らなかった。
聞いた話では、危害を加える生物でもでもなさそうだ。…はリュミエールに、昨日の護衛の話をする。
やんちゃなお姫様や、楽しそうだったキリカの様子。……自分の失態や、ヴェイドについての謎は、全て伏せた。
彼の笑顔に導かれ、一緒に『夜陽の欠片』への帰途を急ぐ。
宿で待っていたのは、すでにここにはいない、フェイトとスコルの洞窟行きの報。
悔しさはなかったけれど、残念な気持は残った。
行くなら、一言伝えておきたかった。フェイトの盾を小突き、スコルの肩を叩いて、「私も、じきにそっちにいくわ」っと。久しぶりにみんなと一緒に過ごせた夜は、とても、楽しかった]
―>>41→回想・『夜陽の欠片』二階自室―
[部屋に戻り、特別に招き入れたヒルダと二人、ヴェルデからの手紙>>4: 128に目を通す。
そこには、自分の甘さ省みて、高みに登ろうとしているヴェルデの熱気が。
勝ちとか、負けとか、そんな些細なことには拘らず、彼は、あの戦いも、純粋に自分の弱さを克服するための材料としているようだ。
妥協が、ない。
読み終え、「負けてられないわね」とヒルダに問う。きっと、彼みたいな人間が……まだ見ぬ洞窟を思い、見えないヴェルデに対して「頑張ろう」と語りかけた]
―>>42→回想・朝・『夜陽の欠片』二階自室―
[少しばかし、懐がさびしくなってきたので、いつものように補充すると、気合いを入れて立ち上がった。+裏+
表 → 「とりあえず、行く先はギルドね。強く、ならないと」
裏 → 「思えば……冒険者向けの店に行ったことがない。補充もしたし、何か、目ぼしい店でも探しながら、街中を歩きまわってみようかしら?」]
そうね。思えば、私はエントに来てから、碌に街中を歩いていない気がするし……。
少し、街を散策してみましょうか? 何か発見があるかもしれない。
[モーリスを呼び、その背に乗ると、ヒルダとホリーも付いてくる。四人そろって、エントの街中へと*繰り出した*]
―回想・朝の宿―
[日課としている筋トレを行い、今日はしっかりと腕立て伏せを29(30)回行った。]
…今日こそは何か依頼を受けて行かなければ今晩は野宿だ。時にはそういう経験も必要だろうが、な。
[救護テントでメイアルから貰った果物、途中で買い付けたパンを咥えながらギルドへの道を歩く。]
― 冒険者ギルド窓口 ―
そういえば、アーチャーギルドから受けていた依頼を放ったままにしていたな…二晩の宿の分、しっかり働かなければ。しかしこれは一体…。
[依頼のメモを見ると、鳥の羽を持って来るようにと書かれてあった。一体何に使うものなのか疑問に思ったものの、それを問う立場でもない為とにかく集める事に集中する。
もしかしたら、昼頃まで町の広場をウロウロして羽を拾い集める姿を誰かに目撃されたかも知れない。
ハトの羽67本を得、それらをアーチャーギルドに持って行くと、二晩分を引いて余った分を買い取ってもらえる事になった。]
― 回想・ギルド窓口 ―
[無償の依頼のはずなのに、とグズるのを他所にアーチャーギルドの係員は44Gの金を差し出して来た。その際、スコルがフェイトと一緒に洞窟へ向かったという話を聞いた。]
なるほど、スコルか…。
なら不足はないな、率先して依頼を受けて解決するあの2人の評価は高いだろう…。既に大きな成果を上げて居る頃かも知れないな。
しかし…行った皆から便りらしいものが然程ないから心配だ。僕も早く行けるようになれば確認のしようもあるだろうに。
[食堂へと向かう前に、ラフィーネの見舞いをと救護テントへと向かうが早い内に出て行ってしまった事を聞かされた。]
…畑、か?
[ひとまず軽い食事を買い求めに食堂へと歩を進めた。]
― 回想終了 ―
― 商店街 ―
[冒険用のピッキングツールを求めて商店街へ向かう。
だが街を歩いていると、複数の刺すような視線を感じた。周りを見回すと、何人かの店主たちがこちらを見ながらひそひそと話をしている。
やがて何人かが近づいてくる]
『あんたかい、この前、うちの花を根こそぎドライフラワーに変えちまったのは!』
『昨日、俺の店の壁いっぱいにキウイの絵を描いたのはお前か!?』
『私のお店なんて開店してたのに、入口の札が準備中になっててお客さんが来なかったのよ。あなたが犯人?酷いわ!』
[心当たりのない言いがかりをつけられて、きょとんとしている]
……拙者は何も知らないでござるよ?
『しらばっくれんじゃないよ。ここいらじゃ見かけない獣人がやったって目撃証言が上がってんだ。』
『ぼこぼこにしてふんじばって、自警団に引渡しちまえ。』
―昼前・エントの街・広場―
…………
[言葉を掛けることは、できなかった。
広場を巡り、鳥の羽根を拾い続けるヴェルデの姿>>45を、モーリスの上からじっと見つめる。
依頼なのだ、ということは、察しがついた。
彼は、いつもこうゆう風に、訓練の時間を削って、働かなければならない立場にいる。
あれだけ、強くなりたいと願っているのに。胸が痛んだ]
ヒルダ。やめて。そんなことをしても、きっと彼は喜ばない……。
[ヴェルデの元に飛び行こうとするヒルダを、引きとめた。彼女も、分かっているのだろう。
そのまま…は広場を後にする。すると、ヒルダは……+表+
表 → ヴェルデを名残惜しそうにじっと見据え……次の瞬間
裏 → 大人しく、…の後に従った]
[次の瞬間ヴェルデに気づかれないよう、地上すれすれを旋回し勢いをつけると、そのまま近くのベンチの角へと、自分の羽根を叩きつけた。骨にぶつからないように、慎重に。ぱっと散る、幾本かの羽根。鳩の羽根に大きなこげ茶の交ぜると、満足そうに深く瞬き、…に従った]
あんまり、やって欲しくなかったわ。
[自分の安全を十分計算に入れて、行ったことは分かっているが……]
行きましょう。彼の邪魔をしちゃだめよ。
―冒険者ギルド、食堂―
[昼食にと、軽く食べられるものを頼み、席に着く。
食事をはじめようとしたところで、昨日一緒にいた人物の姿を見つけた。]
……ヴェルデさん!
[普段背負っていた弓と矢筒が見えない。
武器を無くした……?と、ミリは気になって思わずいつもより大きな声で彼の名前を呼んでいた。]
― ギルド・受付 ―
[受付に到着すると、畑の事等で進展がないか受付嬢に尋ねた。
スコルの伝言を受け取り、杖をぎゅうと握り締めた]
待っていてください。
……シロガネさん達は、もう例の依頼終えちゃってそうですねぇ。
[依頼という言葉に反応したのか、受付嬢が一つ依頼を見せてくれた。
何やら商店街で獣人が暴れまわっているらしい。
新米に廻せる依頼なのだろう、と安心して受けてみる事にした]
これは、キリカさんに相談してみようかな……?
― ギルド受付→食堂 ―
[とりあえず、同行者を募集するメモを掲示板に貼り付けた。
腹がきゅうきゅう鳴っていたので、食堂へ向かう。
中に入ると同期の顔を見つけた]
あれは……ミリさんとヴェルデさん、かな。
―冒険者ギルド食堂―
……あ、リュミエールさんも。
こんにちは。
[まだ手をつけていない食事の皿――ミリの昼食はサンドウィッチだ――を持ってヴェルデに近づいたところで、別の同期の姿に気付く。]
― 食堂 ―
[何故ギルドの係員は余分に金を支払ったのか?疑問は募る。しかし思い返してみれば、集めた羽は全部が全部ハトの羽だっただろうか?いくらか質の全く違う、美しい羽が混ざっていなかったか。係員はそれに気付いて上乗せしたのだろう。]
……護られているな、本当に。どの鳥なのかはわからないが…感謝だ。
[あの日の鍋以外、これといった食事を摂っていない。ここは護ってくれた鳥に甘えて少し腹に溜まる食事を摂るか?そう考えている所へ自分を呼ぶ声が聞こえた。振り向けばミリがこちらを向いているのが見える。]
昨日は色々と申し訳ない事をして…
疲れただろうに、本当に済まなかった。
[ミリの近くへと近寄り、改めて夕べの図書館での事を謝った。]
― ギルド・食堂 ―
[ミリの傍に行こうとすると、先にヴェルデが話しかけていた。
ごくりと唾を飲み込み、自分も話しかける]
ミリさんこんにちは。
……ヴェルデさんも。
……え?
い、いえ……そんな、謝られる様な事は何も……!
[ヴェルデに謝られて、慌てて首を振る]
調べものをしたりするのは結構慣れていますから。平気ですよ。気にしないで下さい、ヴェルデさん。
[リュミエールに挨拶し、少し様子がいつもと違うような気がしたが、そこまで親しい間柄ではないため、気のせいかもしれないと思う。]
……ヴェルデさん……あの、弓、今日は持っていないんですね。どうしたんですか?
[何かあったのだろうかと、ミリは少し躊躇いながら尋ねた]
[続いてリュミエールも近付いて来るのが見える。一歩下がって3人で会話出来る体勢に。]
リュミエールもこんにちは、だ。
修行の方は進んでいるか?なんだか見る度に何処かで修行をしているような気がする。無理してはいないか…?
― 商店街 → ギルド食堂 ―
あんな約束してしまって……。
本当に真犯人なんて見つかるんでしょうか。
[興奮して詰め寄る商人たちに向かって
2(3)日待ってください、その間に真犯人を見つけて捕まえます。
そんな大見得を切ったことを少し後悔しはじめていた]
いっそ、街から逃げてしまいましょうか。
……いえ、同期の他の方に迷惑がかかってしまいます。
それに、シロガネ様やフェイト様に合わせる顔がありません。
[どうしたものか、と溜息をついた。肩を落とし、思案顔でギルドの食堂へ]
― ギルド食堂 ―
[牛乳を一杯頼み、席につく。
じっとジョッキを見つめたまま]
どこかで待ち伏せしてれば、現れるでしょうか。
それとも、おびき寄せるために罠を張る方が?
被害状況の調査、目撃証言の収集……それとも。
[中身は全く減らなかった]
[近くで同期たちと会話をしているヴェルデの姿が目に入った]
……どうしましょうか。
[ちらちらと彼の方を見やった。しかし会話を邪魔するのも野暮というもの。
そんなに親しいわけでもない人に助力を頼めることでもないし
依頼として報酬を支払えるでもない。
ジョッキに手をかけ、腰に手をあてて自棄牛乳一気飲み]
―回想・朝―
[ギルドを出て歩きだしたはいいが、72mも進まないうちに、眩暈がして足がもつれてきた]
…堪えますわねぇ。
寝てただけですのにねぇ、疲れているなんて。
たしか、この近くに…。
[ふらつきながらも少し進んでいき、座りやすそうな草地を見つけると、そこに座り込んで溜息をついた]
少し休憩…。
まあ、とても畑までいけるような体調じゃないですわね。急ぎすぎて、馬鹿なことを考えるのはやめておきましょ。
あ、ちょうどいいものがありましたわ。喉が渇いていましたから、助かりますの。
[見舞いにメイアルが置いていった果実を荷物から引っ張り出すと、ゆっくりちまちま齧りながら休憩している]
[一瞬、リュミエールの様子が違うような気がしたがそこを突っ込んでいいのか躊躇われた為、話を続ける事にした。ミリに弓矢の事を問われたのに少し驚く。]
ん、あれは…使わないだろうと思って武器屋の主人に買い取ってもらったんだ。
アーチャーギルドに所属する時に、いつか何かの形で使う事があるだろうか、とか…形だけでも、とかそういう理由で持っていたんだがな。
僕はスリングショットだけでやっていこうと決めた。
…金に困っていたとも、言うがな。
[最後の一言だけは、2人にしか聞こえないように小声で言った。ふ、とリュミエールの修行の方法>>59を聞いて興味を持ったようで]
どのくらい離れている的だろう?
始めの内は、「これなら楽勝だ」という距離でやってみるといいかも知れないぞ。
大切なのは当てる事は勿論だが、それに捕らわれない心の余裕と自信だ。「これなら楽勝だ」と遠い的でも言えるように、僕もなりたいものだ。
[そう言っては2人に苦笑して見せた。]
そうですか……
スリング。
何でも扱えるほうが良いのでしょうけれど、一つの武器を究めるほうが余裕の無い初心者の頃には良いのでしょうね。
[ヴェルデの「僕もなりたいものだ」の言葉には軽く微笑んで頷く。]
[ヴェルデとリュミエールの会話を聞いていると、
二人の仲が良さそうだ、と感じた]
[ふと二人から視線を外し、持っていた皿を机に置く
……と、牛乳をジョッキで一気飲みしているキリカの姿が目に入った]
―エント商店街―
[いくつかの商店を巡ったが、結果は散々なものだった。
武器の類は持ち方すら知らないし、講習で扱い方を習ったはずのアイテムだって、手に取った瞬間、うっかり暴発させてしまう始末……。
幸い、その場は修理費を払って事なきを得たが、…の肩は、がっくりと落ちたまま]
私、本当に、何をやっても駄目ね……
スコルなんて、野菜退治の時は、武器や道具を入れ替えて、器用な立ち回りができていたのに……
[人が行きかう街の中、前方から、小さな獣人が、一冊の本を胸に抱いて、走ってくる。
すごい、スピードだ。
本には、ルビーが埋め込んである。もしかしたら、何か魔法書の類なのかもしれない。
きっと、…達と同じような、駆け出しの冒険者なのだろう。一生懸命働いて稼いだ、なけなしのお金で買った魔法書。
手に入れた喜びのあまり、うれしくて、これから頑張ろう、って意気込んで、あんなにはしゃいでしまっているのだろう]
あんな風に、頑張っている人だって、いるのに……
[振り返り、走り去っていく獣人の姿を見送る。頑張って。頑張ってね。私だって、頑張るから……
―回想・朝の使用人部屋―
[いつからだろうか?完全な眠りを得ることを放棄したのは。職業病なのか、気配や物音ですぐに意識が浮上できるかわりに、熟睡することがない。
・・・空気が動いた。しかしヴェイドは動かない。これは危険ではない存在だ。]
うーん、リンダちゃん今晩ヒマぁ〜?
[そんなことを寝言で呟いてみたり。やがてその気配はやがて部屋から出て行った。
ヴェイドは目を瞑ったままぽつりと呟く。]
殺気が全然無いぞキリカ。
[起き上がり机の上のメモと報酬を確認する。律儀だなと、微笑ましい表情を見せた。**]
―回想・了―
『待ちなさーい!! 館内の書籍は持ち出し禁止よー!!』
[背後から聞こえる、女性の声。そう。頑張って。館内の書籍は……持ち出し禁止なんだから…………え?]
[図書館から、司書の女性が飛び出してくるのが見える。…の胸に下げられた冒険者証に気づき……ものすごい剣幕で、シャウトした]
『そこのあなた! 冒険者よね!? あの人をつかまてー!!』
[え? え? 慌てて、走り去った獣人の方を、振り返る。キリカより少し小さめの体。肩を揺らすユニークな走りなのに……そのスピードは、異様に早い。……泥棒!?]
あ……あ、ええ! 分かったわ!
[…は、慌てて(されど重たい動きで)モーリスから降りる。モーリスを街中で走らせたら、危険だ。そばのホリーに対し、叫ぶ。
ホリー! 行くわよ!
[たくましく頷く彼女の背に、精一杯の勢いをつけて、飛び乗った! +裏+
表 → 「さぁ! あの泥棒を追いましょう!」
裏 → …………
[…は、ギュッと唇を噛みしめた。私は……本当になにも……]
ホリー……ごめんなさい。次からもっと優しく乗って……
ううん。痩せる努力も、するわ。
[下敷きになり、くーんと悲しい声を上げるホリー、…詫びた
獣人は、どんどん逃げていく。
その後ろを……頼みのヒルダが、追っていく……]
[何でも扱える方が良い>>64との言葉に頷く。]
僕もそう思っていた。いや、実際はその方が良いんだ。
僕の認識が少し間違っていただけでな、武器さえ揃えておけばなんとかなるのではないかと思っていた節がある。
でも、あれこれ持っていても十二分に活かせる事が出来るかと問えば…まぁ、そうではなかったなと。
今メインで使っているコレも、まだまだだしな。
[腰から下がっているスリングショットをポン、と叩いた]
ん、何か依頼を受けているのか。
一緒に行っても良いなら行かせてもらいたいが、どのような内容だろう?
[依頼の内容を聞きつつも、気が向いているのはミリへの武器の話とリュミエールの的の話。これ程人と話していて楽しいと感じた事はなかった、だからいつもよりも饒舌になっているのかも知れない。]
[リュミエールに了承してもらい、先ほどから気になっている人物の元へ近づき声をかけた。]
……キリカさんもご一緒しませんか?依頼。
[空になったジョッキを持って立ち上がる。椅子を引いた所で、何かを考えていた]
形振り構っていられない、ですか。
[悪戯獣人探しをヴェルデに頼みに行こうとして、ふと、近づいてきた女性>>71を見やる。確かフェイトと一緒にいた同期の冒険者だ。名前を呼ばれて困惑した。講習の時を思い出す。見知らぬ相手に声をかけて来るような人だっただろうか。もしかしたら冒険に出てから変わったのかもしれないし、実は自分が知らなかっただけであんなことやこんなことや……と何か変な方向に考えが行き始めたのを顔に出さないように無表情に]
ええと。同期の方でしたか。依頼、ですか?
申し訳ありません、せっかくのお誘いですが、あいにく今は急ぎでしなくてはいけないことがあるのですよ。
[三人は何かの依頼を受けたようだ、自分の用事を手伝ってもらうことは出来ないと知って、微かに表情が曇った]
―町中の草地にて―
[太陽の位置もだいぶ動いたが、まだリンゴの芯を手にしたまま、ぼぅっと座っている]
ん……?
[ちょうど目に入る道を行き交う人を見るともなしに眺めていたが、その時、道のど真ん中を、高速で走り去っていく小さな子どもの姿が目に入り、ちょっと驚いてまばたきした]
あら、子ども? それにしては足が早すぎる気がするわ。
でも、あんなふうに風みたいに走れたら気持ちいいでしょうね。
[事情を知らず、暢気なコメントを漏らした。しかしその子どもの後を追って飛ぶ鳥の姿には+表+ (気づく→表 気づかない→裏)]
ルミエール様。
いえ、依頼中ではありませんけれど、それに近い……獣人ですか?
[困ったような顔をして考えている。やがて]
わかりました。拙者でお役に立てるのでしたら。
その代わりと言っては何ですが……拙者の方の手伝いもお願いできませんでしょうか?
―冒険者ギルド受付→『夜陽の欠片』―
[リンダと馬鹿話をしていたら、顔見知りのパーティがやってきた。駆け出しを抜けて、やっと冒険者としてひとりだちのめどがついた彼らは、一様に疲れた表情だ。リンダは仕事モードに戻ると、彼らに依頼失敗を言い渡す。]
・・・よぉ、どうした?
[周りに新米たちがいないことを確認して声を掛けてみる。]
「ああ、ヴェイドさん、ちょっとデカいのをやらかしちゃいましたよ・・・」
そっか、よし、『夜陽の欠片』に移動しようか。
[こういう場合は飲むに限る。そう言ってギルドから連れ出し、『夜陽の欠片』に向かう。酒場内は今日は盛況だったが、最近新米たちはギルドの食堂に入り浸っているようで、ここには来ないらしいのが助かった。]
で、何をした?
[促すと、ぼそぼそと話し始める。確かにちょっと、かなり、厳しい失敗だ。しかしそれを聞きつけた他の面々が、次々に失敗自慢を始めだした。]
「何だその程度でしょげてんのかよ。俺なんかなぁ・・・」
「いやこっちはこういうことがあってなー」
[笑い話でしかない失敗、正直しゃれにならない失敗、こういう仕事をしていたら話の種には尽きが無い。冷静に考えれば不謹慎極まりないのだが、とんでもない失敗をみんなで揃って笑い飛ばす。
そうやって話しているうちに、やがてしょんぼりしていた顔見知りパーティの面々にも笑いが出るようになってきた。]
よし、今日は俺が奢ってやろう。飲め。
[顔見知りたちにそう言う。しかし声は周りから上がった。]
「今日はヴェイドさまのオゴリだってよ!みんなでお礼を言おうぜ!」
ちょ、ちょっと待て。全員に奢るとは言ってねーぞ!
とり…?
[その少し後ろ、野生の鳥が舞うにしては少し低い位置をまっすぐにはばたいて進む“ヒルダ”の姿も続けて目に入った]
また珍しいものを見たわぁ、綺麗ねー。
[残念ながら、口から出たのはまた暢気なコメントだった。残念なことに、...は“ヒルダ”の噂は聞いていたが、面識はなかった]
[しかし他パーティのグラマラスな魔術師が右腕に、妖艶な踊り子が左腕に、むぎゅりと胸を押し付けるようにして腕を絡めてこう言うのだ。]
「わぁ、ヴェイド愛してるわ。太っ腹な男性って大好き」
・・・・・わぁーった、わぁーった、飲め!いくらでも飲んじまえ!
親父、樽開けろ!
[そして真っ昼間っから無礼講。許可が出たとたんに女性陣も飲むのに夢中になってしまった。ヴェイドは苦笑いしながら親父のところへ行き、硬貨の入った布袋をぽんと渡した。]
これで好きなだけ飲ませてやってくれ。
[親父が黙って受け取るのを見ると、ヴェイドは賑やかな酒場を出て再び街中へと向かった。新米たちの姿を探す。]
お仕事お仕事。
ああ俺ってなんて真面目な男なんだろうねぇ・・・。
…とは言え、焦らない事だと思う。
小さな事を積み重ねて振り返った時を楽しみにするくらいでいいんじゃないだろうか。
…僕も腕立て伏せが20回持つようになったし。
[ぽそり、と言いながら頭を擦る。大したケガではないものの、つい傷をなでる癖がついてしまったようだ。
そしてリュミエールの口から出た依頼は、自分が受けようかどうか迷っていた、あの商店街の獣人についての依頼だった。]
それは…僕も受けようかどうか迷っていた依頼だ。
アーチャーギルドでもそれを勧められたんだが、どうにも1人では無理だろうかと思ってひとまず置いておこうと。
畑の方も気にはなるが、どうもそちらの方が優先事項のようだな。
[ミリが別の方を見ている事に気付き、そちらに顔を向ければキリカが立ち上がる所だった]
キリカも食事か?良かったら一緒にどうだ。
新しい依頼も入ったことだし、話をしながらでも。
では交渉成立ですね。
それで、依頼とは……?
[リュミエールから依頼の内容を聞くと
どこかで聞いたような話だと目を丸くして、ヴェルデとミリの顔を見る]
―エント商店街―
[…は足を擦りむき、ホリーは前足を軽くねんざした。やむを得ず、二人して、モーリスの背に乗る]
しくじったわね……あの人にも、あんな約束しちゃったし……
[どうやら、盗まれた本は、何か貴重な魔法書らしい。パニックを起こす司書の女性に、「大丈夫ですから! 必ず取り返してきますから!」と口に出してしまったのだ]
依頼なんて、まだ一件も成功してはいないのに……
[気を重くする…に対して、ホリーは初めて乗ったモーリスに興奮し、『舵を取れ』とばかりに、彼の首に乗り、角に両前足を置いている。『勘弁してくださいよ』とばかりに、はぁ、とモーリスもらしくないため息をついた]
……? あ、あれは、ラフィ!? ラフィなの!? 目を覚ましたのね!!
ラフィー!! ラフィー!!
[少し先に、前方に、りんごの芯を手にし、先ゆく道を見つめる友の姿を認め、…は思わず両手を胸で組む]
[再び、目が開いたままで考え事とうたた寝の間をさまよっていた耳に聞き覚えのある声と単語が飛び込んできた『…フィ、ラフィー!』]
はい?
[無意識に暢気な返答を返したが、声の主を認めると、驚いて身を半分起こした]
ヴァレリアさん?
[食事を奢ってもらえるのは嬉しい事だが、何故キリカからその申し出があるのか少し気になっている。そんなに貧乏をアピールしてしまっただろうか?もしかして午前中に羽を集めている所を目撃されてしまったのではないだろうか?そんな不安が過ぎる。]
ああ、昨日新しく貼り出されていたんだが少し様子を見ようと思ってな。
どういう事なのかを調べる為に商店街に行こうとも思ったが「へんなもの」と遭遇したりでまだ何も出来ていなかったわけだ。
時に、食事を奢ってもらえるのは嬉しいが成功したら…でだからな?
[とにかくよろしく、とキリカと同じように頭を下げた。]
ええと……。
[リュミエールが怪訝そうにしていれば、少しの間を置いて]
実は拙者のお願いというのも、そちらの依頼に関係ありそうなのですよ。
ですからその獣人を捕まえて、話を聞いてみたく。
してルミエール様、依頼の取っ掛かりはどのように?
あらまあ、どうなさったの?
[自分のことはすっかり棚にあげて、きょとんとした顔で近づいてくるモーリスたちと順番に目を合わせた。最後にヴァレリアを見ると]
久しぶりに町に来たら、今日は珍しいものをいくつも立て続けに見るわぁ。鹿に跨る白犬さんだなんて。
[…はラフィーネのそばまでモーリスを歩ませると、あたふたと地面に降りる。わずかに擦りむいた足が痛んだが、今はそんなこと、関係ない]
ラフィ……よかった。目を覚ましたのね。あなた、救護テントで眠っていて、ずっと目を覚まさなかったから。
もう、体は大丈夫なの? 気分、悪くない?
[体調を心配している相手に、矢継ぎ早に聞いている。あまり感心できる行動とは思えないが……。のんびりしたラフィの言葉が>>90で、ようやく興奮が収まり、モーリスとホリーに視線をおくると、ふふ、と安息の笑みを浮かべた]
変でしょう? もう。ホリーったら、初めてモーリスに乗っちゃったから、興奮しているみたい。私だって、こんな絵見るの、初めてよ。
[屈託なく、くすり、と笑う。ラフィとの再会に、泥棒獣人の事件など、すっかり忘れてしまっているようだ。このままだと、思いだすのに4(30)分はかかるかもしれなかったが……]
『珍しいもの』? あら、他にもなにか、あったのかしら?
[リュミエールに問われると、少々考えこむ様子]
「獣人」と一言で言ってもタイプがいろいろとございます。
腕力に特化した者、脚力に特化した者、知覚に特化した者と様々。
ですから相手のタイプに合わせた対処が必要ですね。そこは人相手と変わりません。
一般論すぎて、あまりお役には立てませんか。相手がどういう類かがわかれば、もう少し深く考えられるのですが。
[実はヴェルデの羽集めもちらりと見てはいたのだが、特殊なアイテムの素材集めくらいの認識しか持っていなく貧乏とは結びつかない]
……「へんなもの」って何ですか?
[ヴェルデの言葉に首を傾げる]
ええ、そうですね。依頼を成功させて、みんなでパーティでも致しましょう。
―ギルド内 食堂―
あの係員はなんでもかんでも僕に勧めてくるから怖い。
でもそのおかげで皆が洞窟へ行った事や、合流出来そうな依頼にも当たったりするから無下には出来なかったりもするがな…。
畑は特に変化がないなら、後からまた見に行くくらいで良いだろう。少し様子見する程度だったからなあ。
―草地にて―
え? 珍しいもの?
[得意気な顔をしているホリーを見てちょっとほほ笑んだ]
さっきからここですこぅしばかり休憩していたのね。
そしたら、風の神のご加護でもありそうな足の速い子どもとか、町中なのに、綺麗な鷹が飛んで行ったりとか…。
でも、いちばん珍しいのはあなたよ、白犬さん。
― ギルド・食堂 ―
[話を聞きながらサンドウィッチを食べている。
急にリュミエールから話を振られ、]
……え!?
精霊にですか……?
……ごめんなさい。
動いている獣人の位置を特定するようなことは……
[申し訳無さそうにリュミエールに謝る]
私の「調べる」能力は、世界中にある本の中から知識を引き出す、という類のものなんです。
目の前にいる相手の細かい正体を探ったり、どの辺りに分布しているのかを探る程度なら出来るかもしれませんけれど。
無闇に歩いてもしょうがないよなぁ。
ギルドで聞くのが手っ取り早い。
[そう結論すると、とりあえず冒険者ギルドへと向かう。受付のリンダに声を掛けて、そっと新米たちを見なかったか聞いてみた。
リンダはくすりと笑うと、黙って食堂を指差す。ヴェイドはお礼代わりにウインクを飛ばして食堂へ入っていった。]
よぉ〜う、天下一の色男ヴェイド様が来ましたよ。
みんなで何話してんだ?
―草原広場―
[ラフィの簡素な、でも丁寧な礼>>94に、…も思わず、片手を大業に振わせる、大きな一礼で、「そんなこと。私、ほとんどお見舞いにも行っていなかったの。ごめんなさいね」と返す。>>98でホリーに優しく語りかけるラフィに]
ふふ。あんまり持ち上げてあげないで。このコ、すぐに調子に乗るんだから……
[などと呑気なことを言っていたが……すぐに、はっ、と目を見開いた]
そう……そう!! ラフィ!? その子供、この道を通ったのよね? あぁぁ、ラフィ、ごめんなさいね。私、今、泥棒を追っている最中だったの! 鷹は、ヒルダ……えと、ほら、私と一緒にいたコで……。
あぁん、もう! こうしちゃ、いられないわ……すぐ行かないと……
[勝手に興奮し、好き勝手に喋ってしまうのは、テンションが上がった時の…の癖、のようだ。勝手にあたふたとしておいて、余計に動きが鈍っている。ラフィと別れるのは辛そうな様子だが……]
[事情はよくわからなかった。だがヴァレリアの動きを見た瞬間、ぱっと立ちあがった]
ヴァレリアさん、怪我してますわね?
待って、よく見たら、白犬さんもじゃない。
…軽いもの? 駄目よ、そのままでは行かせないわ。
[怪我をしている者の動きにだけはやたらと敏感である]
……今日、立候補、しようかな。
やっぱり私の能力って……ダンジョンの中でこそ役立つ気がする。
[と、自分の能力を紹介した後に、ぽつりと呟く]
ええ、商店街行ってみましょう。
全力では走りませんから。
ホットドッグ屋台の奥ですか。では、そうしましょう。
ただ、先に罠を作っておきたい所ですね。
[リュミエールの提案に頷いた後、ミリに向き直って]
世界中の本からの知識……ですか。凄いのですね。
そう言えばいつも本を持ち歩いてらっしゃいますが……その力の媒介か何かなのですか?
[興味を抱いたようだ]
― ギルド・食堂 ―
[クッキーでいっぱいの口をもごもごさせながら]
ら〜れが色男、れひょうか。
べいどさんは、どっちかっへいうほ、かわいほひゃん……
[先日のブリッコヴェイドを思い出した]
ラ、ラフィ……その駄目よ。あなた、今日目が覚めたばっかりなんでしょ?
そんな状態で……それに、私もすぐ行かないと……。
[必死に抗弁しているが……ラフィの回復能力>>0:728は確かなものだし、本気で泥棒を追うなら、必須……? どうすれば+裏+
表 → 「ラフィ……ごめんなさい。辛いかもしれないけど……お願い」
裏 → 「駄目よ! あなたの力はこの先に必須なもの。無駄な力は使っちゃダメ。……大丈夫だから」
[相手を追い詰めると決まって一度立ち上がり、屈伸運動をした]
足が速くなる魔法か、転ばないように気を付けないと…。
仕掛ける罠もどのようなものが良いだろうかな。
[背中の荷物の中に押し込まれている「トラパーへの道」の本の事を少し思い出したが、今は本を出している場合ではないと頭の隅に退けて置く事にした。]
[キリカに問われ、]
ええ、この本には、「本の精霊」が宿っているんですよ。
その子……名前はファンタって言うんですけれど、
その子が、色んな本に呼びかけて、「コレを知っている本は情報をこっちに送ってくれー」って。
そうして、この本に送られてきた情報が表示されるんです。
……この本、全てのページで何も書いていないんですよ、本当は。
[そこまで言って、近くにいるヴェイドに目を向けた。]
……大丈夫だから。
仮に、体調が万全だと思っていても、思わぬ落とし穴があるかもしれない。今は、無駄に力を使う所じゃないんじゃないかしら?
ラフィ、お願い。私の事も見損なわないで。あなたが眠っている間に、私だって強くなったわ。信じて。
行かなくちゃ。私だって、冒険者のはしくれなんだもの。
……いかせてくれる?
[…は、ラフィにそう語り掛けながら、早くも片手をそっと上げている。ヒルダの動きを、再び読み取ろうとしているのだろう]
網かロープを使って罠を作り、そこへ追い込みます。
下手に追い詰めると、凄い力を発揮する可能性があります。
だからその前に、場を誘導する、と言うか……。
[受け売りの言葉からビジョンを描いていると、ヴェイドの声が聞こえて耳がぴこっと動く]
あ、ヴェイド様。獣人捕獲作戦についてですよ。
― ギルド・食堂 ―
ミリさん、洞窟行きたいんですか?
[自分も洞窟には行きたかったが、エントの街にも気になる物が沢山あった]
なら、今日はミリさんに投票しようかな。
[未だに、一日二人ずつ投票上位者が洞窟にいけると思っていた]
よし、それではいきましょうか。
[ヴェルデがパンを詰め込んだのを確認し、自分以外に俊足の祝福をかけた。
残り魔法回数4]
ヴェイドさんは、どうしますか?
[ヴェイドには視線を合わせようとせず。
その場にいる全員に聞こえるように、]
ダンジョン行きの立候補、してきます……!
[そう言うと、誰の言葉も待たずに急いでギルドの受付へと向かった。]
どうして俺がかわいこちゃんになるんだ・・・。
リュミエール、お前さん目は大丈夫か?
[リュミエールのモゴモゴ言葉を読解して、呆れたように言った。]
ミリちゃんと、キリカと、・・・誰だっけ?
[ヴェルデを見て、首を傾げた。もちろん実際は知ってるのだが、実際に顔を合わせて話した記憶がほとんど無いような・・・。]
獣人捕獲?こういうことか?
[キリカの首根っこを掴んで、ぷら〜ん。]
精霊のファンタ様ですか。よろしくお願いします。
[本に向かって深く頭を下げる]
うわー。自動書記みたいなものですか。
ということは、禁断の魔法や料理のレシピまで網羅してらっしゃると。
……それって、役所の記録や宿帳なんかにも使えたりするのですか?
[真剣な顔でミリに問いかけたが、彼女はダンジョン行きの立候補表明と共に受付へと行ってしまった]
―冒険者ギルド、受付―
私の能力は、ダンジョンの中でこそ役に立ちそうだって思うから。
[受付にはきっぱりと、そう理由を言った。
さっき呟いた言葉に嘘は無い。
……他にも理由があるだけで]
……探さなきゃ。私のやりたい事。これから、どうしたいのか。
ここじゃきっと、見つからない。
[くっと、両手を握り拳を作る。
食堂から出てきた出発するメンバーと合流するまで、ミリは俯いたまま、何かを考えていた]
って、ええっ?ミリちゃんが立候補?
無理だろそれ!
[思わず口をついた。]
あ、待てって。怪我は完治したのか?おーい。
・・・・・・なんでミリちゃんが立候補してんの?
[その場の面々に尋ねてみた。]
あ、うん、よく分からんが、ヒマだし。行く。
[リュミエールに返答。]
[ヴェイドが自分を然程覚えていない様子だったのに少し肩を落とすも、そういえばよく見かけはするもののどういう人物だったかを思い出せずに居た]
僕はヴェルデ、講習では席も遠かったからあまり印象に残っていなくても当然と言えば当然かも知れない。
[キリカがぶら下がっているのを噴出しながら見てもいる。]
[戸惑うヴァレリアに向かい、言葉を継いだ]
この、あなたと白犬さんくらいの傷なら、私はすぐに治してさしあげられるわ。
でも、そうやって傷を治したら、あなたがた……もっと大怪我をしかねない出来事に飛び込んでいこうとしてるでしょう?
ねえ、滑稽だと思わない?
治したつもりで、もっと傷つけるかもしれないの。大事な人を。
[...は、口元をゆがめて皮肉っぽく笑うと、ヴァレリアを暗い目で見つめた]
あはははは、なんかこれも久しぶりだな。
[ひょいとキリカから手を離す。キリカを掴んでいたせいで、ミリを引きとめ損ねてしまった。うーむと呟いて、自分の冒険者カードをチラリと見て何事か念を送ってる。]
(無茶しそうなのが行くことになったらしい。回復をくれぐれもよろしく)
[ヴェルデが噴出すのを見て、がーん]
捕まえるのは拙者じゃありません!
……恥ずかしいから下ろせこの髭おやじー!
[じたばた足を動かし、手を離されると一回転して地面に着地]
ラフィ……
[意外な言葉に、目を見張る。彼女は、いつも誰かのために献身的に接してきた。…もまた、その恩恵を受けてきた一人だったが……果たして自分が彼女に、何かをしてあげられたことが、あっただろうか? 「大事な人」と言ってもらえるほど]
+表+
表 → ラフィ、あなた……ひどいわ。
裏 → どうして、私なんかのことを……
おお、ヴェルデね。席は・・・そういやそうだっけ?
俺、完璧に寝てたから、席は関係ねーかもな。
俺はヴェイド。名前似てるよなぁ。
[ケラケラと笑うと、リュミエールに向かって首をすくめた。]
面白い美的感覚だ。
ミリちゃんは・・・あっちの方がいいって?
でもあっち結構ハードだ・・・らしいって聞くんだがなぁ。
[差し出された手には、首を傾げながら自らの手を伸ばした。]
―草原広場―
ラフィ、あなた……ひどいわ。そんなこと言われたら……行けないじゃない。
やっと、冒険者らしいことができるって思ったのに……。
[くたくたと、その場に力なく座り込んだ]
どうしろって言うのよ。ねぇ? 私、どうしろって言うの!?
[労わる相手の優しい瞳に、悲しげな視線を送り続けた]
― ギルド・食堂 ―
確かに、名前似てますね。
[くすくすと笑った]
足が速くなるよう、祝福します。
捕り物ですからね。
[差し伸べられた手を取り、ヴェイドにも俊足の祝福をした。
魔法残り3回]
[リュミエールに手を取られ、祝福を受ける。ふわりと身体が軽くなる感覚・・・。昨日の死神仲間の祝福の効果とは比べるまでも無いが、俊敏性が上がったことを認識する。]
(しまった、俺に使わせるとは、もったいなかったな・・・)
[そんなことを考えるが、一応礼は言っておく。]
おー、なんか足が軽くなった!サンキュー。
キリカー、怒るなって。仲良くしようぜ。
[威嚇するキリカに、楽しそうに笑いかけた。]
[ふしゃー、とヴェイドに牙を剥いてから]
ええと。ルミエール様、そちらのロープを借りていっても平気ですか?
今のうちにひとっ走りして、罠を作ってこようかと思うのですが。
― ギルド・食堂 ―
ええ、もちろんです。
ただ全部はキリカさんには重そうなので……。
[小さなナイフを取り出し、怪しげな手つきで10m程切り取った]
はい、どうぞ。
よろしくお願いします。
罠をつくる場所は草原でよろしいでしょうか?
[ほとんど音が同じだ、と自分でも言いながら]
だから余計に印象が薄いのかも知れないな。
これは薄さを挽回出来るかどうかの見せ所かもな?
もう一度確認させてくれ。
広場傍の草原、その傍にあるホットドッグ屋の奥の行き止まりへ見つけ次第追い込む。
そこへキリカの罠で捕獲、で合ってるか?
[とんとん、とステップを踏みながらリュミエールへ確認する。]
[リュミエールの「期待してますよ」の声に、はっと視線を向けて笑った。]
ああ、任せとけー。
[何かに少し気を取られていたようだ。ほんの少しだけ、イラついてる。]
・・・・ともかく、さっさと行こう。祝福の効果、どれだけ続くんだ?
[…は、ラフィの言葉で、はっとして顔を上げた。真っ白になっていた頭の中が、すっと整理されてくる。これまで目の前のことに、必死になりすぎていたが……]
本……泥棒よ。
[もちろん、人から頼まれたことであり、それは冒険者として大切なものに、違いないことではあったのだが……友人に「ひどい」と言葉をぶつけるほどの……こと? 茫然としている自分に気づき、慌てて言葉を繋いでいった]
あ、道を歩いていたら、図書館から本を持った獣人っぽい人が、飛び出してきたの。
それで、私も慌てて追おうとしたんだけど……その、『トラブル』があって、怪我をしてしまって……。
でも、でも! 私、頼まれたのよ。司書の人に。なんだかすごく大事なものだったみたい。
今は、私と一緒にいた、鷹のヒルダがぴったり追跡しているんだけど……。
[空に手をかざし、言った]
ん?何だっけ?・・・ああ、効果時間か。日没ね、オッケー。
大丈夫、大丈夫。
[注意散漫状態のまま、いつの間にか広場に来ていた。自分から聞いたはずの質問のリュミエールからの返答も、一瞬何のことか分からなかった。]
(やっべ・・・)
[ひとつ、首を振る。ただそれだけで、ヴェイドは今までどおりの飄々とした風体に戻った。何事も無かったかのような表情だ。]
[>>136を聞き、ようやく状況を悟って頷いた]
申し訳ないことをしましたわ。
私が見たの、間違いなくその犯人ですわね、獣人…小柄…子どもに見えたのは、そのせいね。そしてその後を追うヒルダも…。
あの時、気づいて追いかければ良かったのだけど…ううん、私じゃ追いつきっこなかったでしょう…。
直接その女性から頼まれたから、自分で最後まで…と思われるかもしれないけれど。
ヴァレリアさん、ヒルダの居場所を感じ取れるのね?
だったら今のあなたはそれに専念して、ヒルダが見失う前に、向かった先を見つける。あなたにしかできないことでしょ?
ギルドがすぐ近くだわ。私が、実際にそれを追いかけられる人を探してくる。これでどうかしら?
―冒険者ギルド、受付前―
……私のやりたいこと……
[ぶつぶつと呟きながら俯き、何かを考え込んで、じっとしている。リュミエールが来たことに気付かない。
声をかけられればようやく気付き、説明を受けるだろう]
―草原広場―
[頭の霧が晴れてくる。…は、ラフィの言葉>>139にこくん、と小さく頷いた。まるで姉に言い聞かされる妹のよう……自分より、ラフィはずっと年下なのに……]
ええ……ええ。できるわ。ヒルダの動きは、ずっと捉えているから。
今は、街の中を散々走り回って……!? ……近い?
あ、あぁ……ラフィ。分かったわ。ここで、補足し続けることにする。
手数をかけるわね……お願い。
それと……ごめんなさい。「ひどい」なんて言って……。
[片手を天にかざしたまま、声を落とした]
それじゃ、先に行ってますね。
罠作る前に、大勢で動くと目立ってしまいますので。
[ロープをくるくると回してから、単身ギルドを出る。
周囲の様子をうかがった後、人の流れの中へ身を隠す]
― ギルド→草原付近 ―
……のがいるから、獣人が嫌われたり蔑まれたりするんです。
絶対、捕まえてやるでござるよ。
[密かに憤っていた]
― ギルド→商店街 ―
[諸々の説明を受け、それらを反芻している]
やむなく攻撃する場合はなるだけ傷つける事がないようにすればいいだろうか。その対処はするつもりだが…。
[先日のヴァレリアとの手合いで使った、布を巻いた小石が袋の中に入ったままになっている。それを使うつもりのようだ。]
― ギルド→商店街 ―
……あ……
えへへ、やっぱり、嘘とか誤魔化すのとか、
苦手……ですね。
[リュミエールの言葉に、困ったように笑うと、]
……自分の将来、どうしようかなって。
うちは一家全員冒険者なんです。
それで、私はこの初心者講習会が終わったら、「家に帰って家族と共に歩むべき」なのか、それとも「独り立ちすべき」なのか。
……考えても答えが出なくって。
[ラフィの方をそっと見やる。彼女はギルドへ向かおうとしているのだろうか?『わざとね』の言葉が逆に、彼女なりの優しさなんじゃないのか、と…は感じた。ふらつくラフィの身を案じ、返す言葉もなく、しばし無言の時が流れたが、やがて]
……やっぱり、近い。
[とぼそりと呟いた]
― ギルド→商店街 ―
[ミリの困った笑顔に、穏やかに笑み首を振る]
将来……ですか。
皆さんが冒険者ですか。
ご家族と一緒だと、困った時色々尋ねたりできるでしょうね。
独り立ちすれば、ミリさん流にできますねぇ。
……ミリさんは、どちらかに心傾いていたりしますか?
[早足で歩きながら話す。
目の端に広場と草原が見えた]
――エントの街・武器屋
[うろうろとエントの町並みをうろついていると、武器屋の主人から声を掛けられる。なんでも良い小弓が入ったらしい。
軽い弓を探していたあんたにぴったりだよ、と言われ、武器屋の扉をくぐった。]
[武器屋の奥まで進むと、店の主人が小弓とそれ用に誂えた屋を数本持ってくる。
メイアルは弓を手に取ると、軽くその弦を引いた。]
ほう。これは軽くて良い弓ですね。
私の腕力でも引けますし。おいくらですか?
できれば出世払いということで、少し甘えさせていただけると嬉しいのですが〜。
[ダメですかねえ?と、いつもの柔和な笑顔で値切るメイアル。
店の主人は、+裏+
表:仕方ねえなあ。兄ちゃんには負けたよ。値段は下げられねえが、この矢を20本セットにしてやるぜ。
裏:ダメダメ。びた一文まからないよ。]
『ダメダメ。びた一文まからないよ!』
[必殺色仕掛けが通用せず、しょんぼりするメイアル。仕方なく主人の言い値で小弓を買うと、とぼとぼと店を後にしたのだった。]
― 行き止まり ―
[ホットドッグ屋の横を入り、周囲に人影がないことを確認して、こっそり罠を作り始める。
ロープの一部は相手が走ってくれば躓かせる目的で、草に紛らせ地面と並行に張る。
その先にクナイを使って地面に小さな穴をいくつか掘ると、ロープの一端を立ち木に結び、力が加わると締まるように輪を作って設置。
隣には木の枝をしならせ、踏んで折ると発動する仕掛けの罠も並設。後は軽く土を被せ、カモフラージュを完了させる]
こんなもんでしょうか。
[足でつついて罠の出来具合を確かめたい気持ちを抑える]
後は、そのターゲットを見つけてここに誘い込むだけですが。
……それが簡単に出来れば苦労はありませんね。
― 商店街 ―
[リュミエールとミリが話をしているのを少し後方で声の端々を捉えながら早足で歩いていたが、とん、と飛び出して駆けた。]
そういえば…罠は何かこちらにわかるような目印などはあっただろうか…?およその位置を指定してあるからこちらがかかることはないと思うが…。
[今頃は完成しているだろう罠を見てみたいと思いつつ、獣人を探し始める]
そういえば・・・。
[ふと気づいた。捕獲計画を全然聞いていない。まあ、自分は適当に捕まえるふりをしておけばいい。足歩引っ張らない程度に、活躍し過ぎない程度に。
捕獲組の最後尾をのんびりと歩きながら、考えても仕方の無いことを思考から追い出した。]
―草原広場―
[…は額に汗を浮かべている。ヒルダを補足することに、精神を使いすぎてしまったのだろうか? 心なしか、疲労の色が見える]
……やっぱり、近い。あの獣人、道に迷っているのか、こっちに向かってきている。
もうちょっとで、私の『意思』が届く射程範囲なんだけど……
そうすれば、ここまで誘導することもできるかも……。
でも、誘導して、どうすれば? ホリーは怪我しているし、私じゃ捕まえられないだろうし……。
ううん。それ以前の問題。『意思』が届く範囲に来たとしても、もうすぐにでも意識が切れそう……
誰か、ヒルダの姿を見つけてくれないかしら……。このままじゃ手が塞がっちゃう。
― エント街中・草原手前 ―
[一行から少し前に飛び出したものの、話に聞いていたような姿はまだ見当たらない。]
……?
もう少し、こう…暴れているかと思ったんだが。
[落ち着かないのか、未だステップを踏んで足の調子を見ていると遥か上空を旋回している何かの影を見る。あの姿は一度見て痛い思いをしたので忘れようがない。]
…ヒルダか?何故此処に。
ヒルダー!!ヴァレリアが近くにいるのかー!!
[言葉が通じるわけもないのにヒルダに向かって叫ぶ。…頭の上にリュックを乗せてからだが。]
― エント街中・草原が見える場所 ―
家族は、戻って来いとも、好きにしたらいい、とも言ってくれました。
でも、私自身が……どちらを選ぶべきか……やりたいことは……
[悲しそうにそう言い、そして下げていた視線を上げた。
強がるような笑みを浮かべる]
……今はそれより。依頼に集中しましょう。
作るより、外す方が専門なのでござるが。
[少し考えて、目印に銅貨を一枚罠の近くに置いた]
さて、本当は獣人と手合わせしてみたい気もしますけれど……。
[デカカボチャを斬り捨てたシロガネの豪腕を思い出して、一度体を震わせた]
[ヒルダが、獣人を追いこんでいのは感じている。ヒルダの『意思』がどんどん身近く。獣人のすぐ後ろについているのかもしれない。闘志が滾っているのが分かるから]
意思が……届きそう。……もう私が抑えるしかないわね。
体を張って止めるしか。
[もっとも、可弱い…の体など、あのスピードに当たった瞬間、粉砕されてしまうだろうが]
[そろそろ決めなければならない。どうすべきか、ヴェイドは迷っていた。
選抜基準はある。あるのだが。]
・・・・。
[しばし目を瞑る。]
(理由なんか、いくらでもこじつければいい・・・。)
[悩んだ末、基準と照合するための情報収集を省略した。
そっと右手に視線を走らせる。そこには、ギルドの使いが。ぎりぎりまで考えるために、そっと待機させていた。目配せをして、そして続いて・・・リュミエールの後姿を、視線だけで示した。
使いの男はひとつ頷くと、リュミエールの元に駆け寄る。]
「突然で済みませんが、こちらのミリさんと同行する相手に推薦されました。リュミエールさん。よろしくお願いします。」
[用件だけ簡単に伝えて、使いは去っていく。]
― エント街中・草原が見える場所 ―
[明らかに強がっているミリだったが、依頼を、との言葉に頷いた]
ヒルダが?
ヒルダは何か見ているかもしれませんね。
ヴェルデさん、ヴァレリアさんを探して頂けませんか?
[そういって、自身は商店街の方に早足で向かう。
そう遠くない場所からざわめきが聴こえた]
―草原広場―
[…は覚悟を決めて、掌に力を込めた]
ラフィは、間に合いそうにない……いいわ。もう、来なさい。玉砕よ。
何とかして、約束を果たさないと。
[そう口にしながらも…の意識は、もはや切れ切れとなっている。草原の方へ向かい、一直線に飛んでくるヒルダと獣人。その姿も、もうすぐ見えるのかもしれない。もっとも見えた時が、…の倒れる瞬間なのかもしれないが]
[街中で魔法を撃っても大丈夫だろうか。
目的地に駆けながら集中して、右手を強く握る。]
……大丈夫、魔力は殆ど無いけど、一回なら何か出来る。
[昼前の依頼のせいでほとんど空っぽの魔力を集中させる。
攻撃でも回復でも、一回だけなら何とか発動させられるはずだ。]
― 草原広場 ―
[ここから先の行き止まりは確か…罠が張ってあったはずだ、とブツブツ確認しながらヴァレリアの姿を探す。
また、ヒルダも同じように凄まじいスピードで飛んでくるのが見えた。その手前にはおそらく依頼にあった獣人と思しき姿。そしてその遥か先へ視線を移すと]
…ヴァレリア!!
[足を止め、大急ぎでスリングショットを急ぎ構えて布で包んだ石をセットする。自分と獣人の距離はかなり離れている、当てる事が出来るか否か。
表:獣人に命中!
裏:反れてしまい獣人の手前を掠めるだけ。
+裏+]
[ギルド員が去るのを見て、リュミエールに言う。]
良かったな、リュミエール。
お前さんは回復魔法を使えるし・・・そういうやつは、何人いても、いい。
何かあったら回復を、頼む。・・・頼む。
俺はまだ、行けないから。
[何らかの期待のこもる声。]
――商店街→草原広場の近く
[誰かの叫ぶ声が聞こえたような気がして、メイアルを歩く足を止めた。
雑音に紛れて聞き取りにくかったが、確かにそれは叫び声だったと確信する。]
なにか、起こっているのでしょうか……?
[くるりと踵を返し、声の聞こえた方へ向かって走り出した。]
―草原広場―
[獣人の姿が、見えた。ヒルダは、しっかりとその後ろをマークしている。近づいてくる獣人の影……速すぎる]
だからって、逃げていられないわよね。
[その時、獣人の手前に打ち込まれた何かが。
……あれは?]
ヴェイド?
ヴェイド!! お願い! その獣人を捕まえて!!
[伝わったかどうかは分からない。当然落とし穴の存在など知らない…は、どうすればいいのか分からないままだ。ただ、ヴェイドの姿を見かけ、ほんのわずかに気が緩んだのか。がくり、と膝をつく]
素早い獣人様?
どうやらおいでになられたようですね。
……っと。迎え撃つのではなく、罠にかけなくては。
もどかしいでござるな。
[草叢に身を潜めたまま、じっと様子を*窺っている*]
― エント街中・草原傍(商店街傍) ―
[不意に、よくいる一般人風の男に話しかけられた。
同行している皆には、追いつくので先に行ってほしいと伝える]
えーと……僕ですか。 キリカさんとかではなくて。
[今日も率先して作戦を提案した、
身のこなしの素早い彼?彼女?を思い浮かべた。
アドバイスをくれたヴェルデでもない]
「洞窟に行く者」ではなく、「ミリさんと同行する相手」ですか?
[気になることが沢山あるが、ギルドの決定。
男に大人しく頷くと、ヴェイドに話しかけられた]
ああ、そういう事ですか。ラフィ殿はまだ復調なさらないようですし。わかりました、何があっても守ります。
……ヴェイドさん、演技上手ですねぇ。
[苦笑すると、先に行ってもらった皆を追いかけた]
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