情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
―昨夜・畑にて―
[恐らく後から確認にやってきたであろうギルドの職員からは、様々なことを伝えられただろう]
――わかっております。大変なことをしてしまいましたわ。
――ええ、こうなってしまっては、わたくしはただの役立たずでしょう。
だからといって、それで「そうですか」とここを立ち去るような人でなしになることだけはできませんわ。
これから、わたくしにできる限りのことをします。できることを探します。
それは冒険者としてでも、術者としてでもありません。この世に生きている人間として、そうしなければなりませんわ。でなければ、私に生きている意味なんてございません。
[あとは黙って、荒れ果てた畑を見つめていた]**
[依頼報酬だけではギルドは立ち行かない。ヴェイドは、さっき見た昔の仲間の宝石が、ギルドへの自主上納だということを知っている。
ああいうのも併せて運営の資金となり、冒険者たちへの報酬となっている。
今回の本来冒険者たちに報酬として支払われるべきお金がどこに回ったかなど、言うまでもない。
ヴェイドは少なくとも、報酬目的のクレームは受け付けないつもりだった。
ただどこかから搾取するだけの冒険者は、少なくともギルドには要らない。
互いに助け合い、切磋琢磨するためにギルドはある。
少なくともヴェイドはそう考えて、行動している。]
・・・俺は、間違っているか・・・?
[ほんの数日前、仲間に語った「己の正義を疑え」の言葉。それを思い出す。]
・・・あーもう、面倒な仕事を請ける羽目になっちまったぜ・・・。
やめやめ、考え込んじまうのは身体が鈍ってるせいだ。ちと動かそう。
[気分転換を兼ねて、盗賊ギルドではなく通常の練習場へと向かった。]
― ギルド ―
任務失敗ですか?
理由もお聞かせ頂けるのでしょうか。
……そうですか。依頼主がそうおっしゃるなら、やむを得ません。
申し訳ありませんでした。
[口ではそう言っているが、納得いかないといった表情が垣間見える。
ギルドを後にし、肩を落として宿へと向かう。使用人部屋の扉を開くと、微かにアルコールの臭い。
みかん箱からタオルを取り出しながら]
冒険者って、色々と大変ですね。
[ぼそっとつぶやいた後、部屋を出る。ツタに絡まれた足に僅かに変調を感じつつ屋根へと昇って、星を眺めながら色々と考えていた。
しばらくそうしていたが、なかなか*寝付けなかった*]
ー エントの街西方・高台 ー
[野草を集めたスコルは、手頃な大きさの石に腰かけながら、ポットに入れた何かを焚き火で煮詰めている。]
ううーん、よく分からねえが、どうも俺は、少し精霊の存在を感じられるようになった、のかねえ。
[自由に操れるまでには至らないが、精霊の動きを感じ、少し働きかける程度のことはできるようになった…ようだ。]
昨日、ミリちゃんの傷に対して、やけに傷薬の効きが良いように感じられたが…
あれは、錯覚じゃなかったのか!?
[スコルは、道具を使う際に、その物に宿る力を、ほんの少し、引き出せるようになった!]
[タオルを巻いた手でポットのフタを持ち上げ、中にいくつかの野草と、少量の土を放り込み、再び閉じてコトコトコト。]
[土は、傍らに置かれた袋から取り出したもの。結構な量がある。
袋の所々に葉っぱが付いているところを見ると、近くの林から採ってきた腐葉土のようだ。]
♪でれりらったったったったーらてれりん♪
…ふーっ、めんどくせー!園芸なんかやったことねーんだよ俺は!
しかも量がパねぇ。全部『コレ』に作り変えて撒くのにどんくらい時間がかかんのかねえ…
[ぶつくさ言いつつ、師と仰ぐ錬金術師に借りてきた本を見返す。
本のタイトルは、『魔科学は食の道にも通ず』。]
―今朝 『夜陽の欠片』→冒険者ギルド―
[畑に残る皆の事は心配だったが、祈りの邪魔も良くないと思い、宿で休んだ。
翌朝はいつも通りに起きて、支度すると朝食を食べずにギルドへ向かう。
『売れなくなった作物の処分は一任する』と言う依頼主の意向も説明されていたから]
ようし。作るぞーかぼちゃパイ。
[比較的無事な物を食堂に持ち込み、調理に取り掛かった]
シロガネさんとメノミリアちゃんは、もう洞窟に行っちゃったんだよね。
結局かぼちゃパイは作りそびれちゃったのかー。
[ふかして皮を除いたかぼちゃをぺちぺち潰している]
[練習場で、ナイフ投げの的に正対する。
20メートルほどの距離の向こうにある的。20年以上も前に、全身で力いっぱい投げた初めてのナイフは、あそこまで届かなかった。]
・・・っ!
[腕のスナップを効かせて、肘から先だけでナイフを送り出す。綺麗な軌跡を描き、ナイフは的の中心に吸い込まれていった。
こうなるまでに、何年かかった?
そのままいっとき立ち尽くし、やがてふぅと息をつくと、的に歩み寄りナイフを抜き取った。]
・・・・・。ああ、くっそ。
[ちっと舌打ちすると、ギルドの外に歩き出す。そのままやがて小走りになり、全力で走ると街の門を抜けてあの畑へと。
気づかれないように遠巻きにして木の陰に潜むと、様子を確認する。]
― カボチャ畑 ―
[祈り続けているうち、隣で祈るラフィーネの身体がぐらりと傾いた。慌てて祈りを中断し、彼女を支える]
ラフィ殿! あぁ、こんなになる前に止めるべきでした。
[倒れても尚祈ろうとするラフィーネを抱き止め、制止する]
休みましょう。そして力をつけましょう、ラフィ殿。
[腕から逃れようともがく彼女に続ける]
畑をご覧下さい。新しい命が――若葉が芽吹いています。
けれど、たった数本。
アイリさんが踊り、メイアルさんが歌い、僕ら二人が祈ってたった数本です。
[力の抜けた彼女と共に畑を眺める。やがて傍らにある毛布や飲み物に気がつく]
どなたかが、飲み物等を用意してくれたようです。ひとまず、暖まりませんか?
[ラフィーネを座らせるとレモネードを注ぎ、彼女に差し出した]
― カボチャ畑 ―
[自分も頂こうとレモネードをもう一杯注いでいると、ラフィーネが突然咳き込む]
ラフィ殿!
[レモネードが酸っぱすぎただけと知り、安堵する。
涙目で渋い顔をする彼女を見、顔が綻びた]
―かぼちゃ畑へ―
[踏み固められた農道を歩いて、遠くに目的地が見える頃。
道路から随分外れた木立に紛れる人影に気付いた。
多分あの位置なら、かぼちゃ畑からは全然見えないんだろうと思う。
自分も、もう少しで見落とす所だった]
……誰だろう? あんな所で何してるのかな。
[何かを熱心に見つめているような様子が気になり、ちりんちりんと足音を立てつつ近付く]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新