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ええと……私のテイムって言うのは、男と女の関係、みたいなものなのよ。
お互いの合意があれば、ある程度お互いを認めて、関係を維持してくれる、という感じで。
ギルドの達しに、『全滅させない』ってあったんでしょう? もしその親玉と、医師の疎通ができたら、会話ができたら、大人しくなってくれるかもしれない、と思って。
[しかしすぐに頭を振る]
……ダメね。畑に入ると襲ってくるのに、まわりにカボチャの化け物がいっぱいいるのに、そんなことできるはずがないわ。
仮に、意志の疎通ができるとして……そんな相手なら、直接触れでもしなければ、多分通じないから。
そんな奥まで、いけるわけないし。
……失礼したわ。
[はぁ、とため息をついた]
ただ全滅させればよいだけでは終わらせるな…というのですか
ただ「意味は各自考えよ」とありましたので、このように連携する際の話とはまた別問題…もっと違うものなのかと勝手に思っていました。
[連携して行うなら「各自」ではなく「皆で」であろうし。と]
全滅させない?
そんなギルドの達しがあったか?
[ヴァレリアの言葉に、首をひねる。少なくとも自分はそんなこと書いた記憶が無い。]
― 救護テントを出て ―
うー痛ててて…あの藪医者め、俺の治療は良いっつったのに…
[カボチャ戦後、スコルは救護テントへ駆け込んだ。ただし、自分の怪我を手当てしてもらうためではない。]
『戦闘での負傷に対する診察と処置』…講習会の冊子だけじゃ分かんねえから、詳しく教えてもらおうとしただけなのに…
[ズタボロのスコルを見た医師は、有無を言わさずスコルを診察台に寝かせ、手際よく傷の手当をしてくれた。]
…おかげで、身をもって傷に対する処置を学べたぜ…へっ。
[自嘲気味に笑いつつ、足を魔術師ギルドの方へと向ける。]
― →魔術師ギルドへ ―
[ヴァレリア>>275を聞いて]
あら…全滅させない…必ずしもそうではないと思うわ。
だって、そんな町の近いところにモンスターが居たら、皆さん困ってしまいますわ。
なんにせよ、そこからモンスターには居なくなってもらわなければなりません。
私は、ギルドの方が言っているのは……目の前に現れたモンスターをただ駆除するだけではだめ、ということだと思いますの。
どうしてそんなところにモンスターが居るのか。何故現れたのか。それを探って原因を解明しなければ、またすぐ同じことが起きるかもしれません。
今回の場合、もしカボチャをすべて燃やしつくしてしまったら、何もわからなくなってしまうわ。
[言うべきかどうか、しばし言い澱んで。]
・・・・魔法生物ってのは、自分を創ってくれたマスターがだいいちだ。
その命にのみ従う呪縛がかかっている。
そもそもヴァレリアがカボチャを説得できるということであれば、ヴァレリアのシカやイヌやトリも、他の誰かが説得できるってことだ。
違うだろ?
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