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>>405 ミリ
[何かいたずらでも見つかったような顔で]
え? ああ いや たいした物じゃ…いや あるかな?
盾を強くしたくてさ。 どうしようか考えてるとこ。
[0が二つくらい足りないけどね、と笑う。]
[キリカの傍に近付いて膝を付いてしゃがみ込み、そして深く頭を下げた]
さっきはすまなかった、この通りだ。
何気なしに話に割って入ってしまった…君にとってはとても大切な話だったというのに。
…君がどういう存在なのかは良くわからない、でも逃げないで居てくれると嬉しい。
んじゃあ、お前さんは、お前さんを大切に思う人間がいないとでも思ってるのか?
[泣きじゃくるヴァレリアに、自分が着ていた防水服をふわりとかけると]
そのホリーとやらの特徴を教えろ。30分だけ、探す。それ以上はダメだ。
お前さんはその間ここで待ってろ。いいか、ここを絶対に動くな。
・・・・まだ、足手まといだ。
[最後の言葉を言うか言うまいかしばし迷って、「まだ」と付け足した。]
ううん……。ぼくも、間違ってたって気付いたから……
みんな、獣人だとか妖精だとか、そういう目でぼくらを見てる人ばかりじゃないって――
っくしゅ!
[キリカが駆け寄ってくるのを目で捉えつつも、堪え切れずにくしゃみを放つ]
ご、ごめん……。ちょっと寒くなってきちゃった。
[片目を細めて苦笑する。本当なら、駆け寄ってきたキリカに温かい笑みを向けるべき所だ]
キミたちも冷えちゃってるでしょ? そろそろ戻ろうよ。
ギルドならまだ誰かいるだろうし……。
[近くにいたのなら、ヴェルデやアイリにも声を掛ける。
彼らが何か言うのであれば、それを見守るつもりで]
盾の補強なら、大したものじゃないですか。
0が二つ、ですか……結構お金がかかるんですね。
こらからいっぱい依頼をこなしたら、いつかとっても強い盾にできますよ。
[ゆっくりでもね、とフェイトを見上げて笑顔を見せた。]
ヴェルデ様まで……どうか頭をお上げ下さい。
[何で謝られてるのか不明だった]
それに、昨日のお礼も申し上げておりませんでしたね。
本当にありがとうございました。
[ヴェルデとアイリに頭を深々と下げる]
[ひょこりっと歩み寄る]
キリカちゃん。転んだりとか、どこも怪我してない?
シロガネさんも?
[キリカとシロガネの様子をつぶさに見た]
>>410 ミリ
[38600Gだとか…?
笑顔に答えて]
まだまだ先の話だけど ちょっとずつね。
ほんとに これからの話さ。
ミリにも手伝ってもらう事があるかもしれないし
俺が手伝う事があるかもしれない。
ほんとに 助け合って行けたらいいよなあ。
[メノミリアも、と付け加える。]
― ギルド・通路 ―
[仮眠室からタオル地のシーツを借りて、窓口の方へ戻る]
僕は……冷たい人間なんでしょう、ね。
[飛び出していった皆を想い、呟く。
キリカが飛び出して行った時、頭には『最善の策』しか浮かばなかった]
優しい人なら、考える前に身体が動くものです。
[気がかりな二人に挟まれ動けなくなってしまったラフィーネを想う]
彼女だって。
ヴェルデ君の事がなければ、真っ先に飛び出していたでしょう。
[無表情のまま、シーツを抱えて歩く。
そのうち、窓口が見えてきた]
ええ、拙者は大丈夫です。体だけは頑丈に出来てますから。アイリ様は?
[つぶさに見られる視線が恥ずかしい。クラムがくしゃみをするのを見て]
クラム様、大丈夫ですか?
[ローブを脱いでかけようと思ったが、雨に濡れて泥だらけなので諦めた]
風邪を引かれる前に、急いで戻りましょう。
その……。皆様、本当にありがとうございました。
[シロガネと迎えに来てくれた三人に心からの礼を深々と]
[メノミリアは案内しているつもりらしい。
フェイトは自分で歩いているが]
ん…見えてきたね。
[扉の前で止まる。]
っと…ごめん どっちか開けられるかい?
二人とも濡れなかった?
俺の盾が傘代わりになってよかったよ。
高いですねー……
[盾の補強の値段に驚く。]
そうですね。
[フェイトに頷き、]
冒険者として、まだみんなスタートラインから一歩目を踏み出したところなんですから。
まだまだこれから。
みんなと、仲間同士で助け合って、色んな事が出来たら良いですね。
あれは何事もなかったのだから改まる事はないだろう。
むしろ楽しかったと言うべきか。
[逆に礼を言われて慌てて顔を上げるが、クラムがくしゃみをし出したのに皆がすっかりずぶ濡れな事を思い出した]
…そうだな、そろそろ戻った方が良い。
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