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[もしかしてお互いに名前を思い出せないのではないか?そんな考えが頭を掠めた]
そうか、そこまで考えていられるのだからきっと実戦でもそれは生きてくるだろうな。僕もしっかり訓練を受けておかないと…まだまだ我流の使い方でしかないから教わる事が出来たら良いな。
お互いに頑張ろう、こちらこそよろしく!
[訓練か?と問われて空腹のまま一夜を過ごした事を今頃思い出した。]
あ、いや。食事をしに行こうか防具を整えようかと思っていた所に君がここに入って行ったものだから何かあるのかと思って寄ったんだ。
折角だし僕も慣らしておいた方が良さそうかな。
[訓練所の中をチラリと見やる。的は思ったより遠そうに見えて自分で本当に当てられるのか不安になってくる]
――宿――
ふわ……あれ、もうこんな時間!?
[窓の外の陽が随分と高く昇っていることに驚いて飛び起きる]
いけないいけない、今日は訓練とかいろいろしようと……
[と、荷物を手に宿を出ようとするが――]
うげ! なんだこれ!
[昨日買ったポーション――青色とピンク色をした液体だったのだが――の様子が変化していた。
というか、変色していた]
まさか……腐った、のか……?
……ご飯代まで使って買い込んだのに……
[涙目になりながら、ずるずると宿の部屋を出た]
ええ、こんな重いものを持っているとは驚きました。
そうなのですよ。ということで私のために見送られといてください。
後で何かギルドでわかったら教えますから
[右肩だけで本を担いでるのに内心驚いたり、ぎゅっと掴まれた腕は存外痛い。
だが表には出さないでまるで本当のことのようにきっぱりといいつつ、宿まで真っ直ぐと向かった]
―宿―
さ、ミリさん。着きましたよ。よってしまっただけですから少し休んでいれば大丈夫でしょう。
店主……ちゃんと大丈夫な水を
[といって水をもらって、4(6)(1〜2:無事 3〜4:辛い 5〜6:アルコール)な水を手渡した。]
[ヴェイドの言葉で、ギルドの存在>>348を思い出す]
そうね。いつかは行かなくちゃいけない場所だし……あえてこの場所だけ狙われる、というのもどうも納得できないわ。まずは、情報を集めないと。
お金はともかく、私も、ギルドに向かうことにする。
[『強い牡の証』というフレーズ気に入ったのだろう。キリカに微笑みかけ「動物の群においては、最高の称号よ」と口にした。キリカとは野生的な意味で感覚が合うのかもしれない]
[薬草を集めていると何者かの気配を感じ刀を構えるが、盲目の身では臭いが無ければ正体は分からない。
しばらく警戒し、集めた薬草をもって拠点に戻って*いった*]
―宿―
重いけど、重くないの。
おじいちゃんの、ドワーフの血を受け継いでるから、力持ち……
[ほわほわと喋っていると、いつのまにやら宿の中。
入ってすぐの一階部分の食堂で椅子に腰掛けると、シロガネに手渡されたコップの水をごくごくと飲んで……]
辛いよお……?
[涙目になった。]
でも……ちょっと、目が覚めた……かな。
シロガネさん、ありがと……送ってくれて。
[ぺこり、と頭を下げた。]
[慣らしておいた方が〜という言葉に、うんうんと頷く。]
他の同期生も訓練に参加してるみたいだぜ?
みんな熱心だよなあ…俺はヤバい仕事受けたくない派なんだけど。
スリングショットを教わるのかあ。
ギルドに使い手がどんくらいいるのか知らねえけど、この街は冒険者に親切だし、指導できる人も1人2人はいるんじゃねえかな。
ついでに夕飯おごってくれたりして!
(そういや夕飯は…でも、また誰かにしごかれるのは勘弁だ。緑髪の兄さんと行ったクエストの報酬受け取って、それで調達すっか。)
んじゃ!俺はこれで失礼すんぜ!じゃあな!
[廊下に積まれた干し肉が気になるようで、ちらちらと視線を向けている]
畏まりました。
それではギルドの方は、お二人にお任せします。
拙者は宿や他の被害状況を確認しておきます。
[微笑を浮かべたヴァレリアの言葉に、ヴェイドを見る目が少しだけ変わった]
なるほどそうでしたか。ミリさんはドワーフでしたか。
おじいさんの本、大切にしてあげるといいです。
[だから小さいのだろう。と内心で思ったりもしつつ]
お、今度もきっと何かあると思ったら、辛いものでしたか。
[涙目になるミリに渡した当人は何のこともなくいう。
店主から「なら渡すなよ」といわれたが...はまるで悪気がないようにしらっとした態度で首をかしげたりして]
いえ、気になさらずに、それでは私はいきますので、ミリさん。お大事に
[と一礼を返して、宿を出てギルドへと*向かった*]
[二人がこっそりと何を話しているのかなんてあまり気にしない。雰囲気的にまあそこまで悪いことを言われているわけでもなさそうなので、好きに言わせておくことにする。]
じゃ、俺は行くな。ここはキリカに頼む。
[手を上げて歩き出そうとした瞬間。
ぐきゅるるる〜。
腹がいっそう大きな主張をした。]
・・・・・・・。
[がつんと自分で思いっきり頭を壁にぶつけた。そのまましばらく壁につっぷしている。
なぜだかこういうことのほうが恥ずかしいらしく、情けなさそうに耳が赤くなっていた。]
くっそ、先に何か食うか。
[ばたばたしてる食堂のカウンターの中に勝手にずかずか入っていくと、パンに適当に野菜や肉を挟んでがっつく。親父に見つかり何か言われたが「ツケで」の一言で全部無理やり丸め込んだ。]
はい、お任せください。
[びし、と敬礼を返す。「頼む」と言われて微かに緩みかけた頬を引き締めた……直後のお腹の大きな主張に、思わず吹きだした]
お腹が空くのは自然なことですよ、ヴェイド様。
[恥ずかしそうな彼の様子に目を細めた後、干し肉をひとつ摘まんで、大きく開けた口へ放り込む……が、口に入る前に消えてしまった]
これは由々しき事件です!
[何か憤慨していた]
んと……
本は、おばあちゃんのなの。
精霊がもっと言うこと聞いてくれると、本はすごーく軽くなるんだって……
ん、だいじにする……
[うとうとしながらもしっかり頷いた。]
んー……
ありがとお……シロガネさん……
いってらっしゃーい……
[むにゃむにゃと寝言のようにシロガネを見送ると、窓際の席の一つで、くう。と寝息をたて始めた。]
ええ。ここは、お願いね。大丈夫だと思うけど、気をつけて……
[ヴェイド対し、より熱のこもった視線を送り、干し肉を消しているキリカに手を振り、博打屋と共に外へ向かおうとする。……と、>>404お腹の音を立てながら、彼は食堂の方へと足を向けた。仕草につられ、思わず笑みをこぼしながら、…も少しだけ食堂に立ち寄った]
すごい食べっぷり……食事も取れないほどの『お付き合い』だったのかしら……。
[少し声を張り上げ]
先に失礼するわよー!
……ギルドも、あなたとは別々だろうし。何か、情報を得られたら、またー!
[そのまま外へと向かおうとし、ふと視線の端に何かが移った。キッチン台にある、砂糖と塩の壷。砂糖の方は倒され、床に白い粉を撒き散らしているのに、塩の方は無事……? なんとなく違和感を抱きながら、『夜陽の欠片』を後にした]
そう言えばヴェイド様、昨日は部屋に入るなりぐっすりと眠ってらっしゃいました。
よっぽどお疲れの『お付き合い』だったのでしょう。
いってらっしゃいませ、ヴァレリア様。お気をつけて。
[彼女が出て行くのを見送り、食事をすませると
宿の中の被害状況を確認しに向かう]
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