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― 救護施設 → 魔王城 ―
[準備を済ませ、魔方陣に乗り、いざ魔王城へ。]
やれやれ、ちびっこ魔王様は悪い人…いや、人じゃねえか。
悪い魔王様じゃねえんだが、結構鋭い上に、ご機嫌が変わりやすいので難しいぜ。
ま、挨拶するだけなんで、ひどい目に遭うことはな…
[言いかけたところで、落とし穴に落ちる。]
…くそぅ、こりゃあ魔王様と一緒にいた女の子の仕業か?
落とし穴には目印つけといたのに…また増えてやがる…
[門番のマンイーターに「いよぅ!」と声をかけつつ、魔王城の玄関前に立つ**]
>>668 アイリ
[迷いなく答えてくれたアイリに微笑んで]
…ありがとう。 うん 頼りにしてるよ。
[カントルが去った事に関しては]
迷惑かけない…か。 そうかもしれないな。
[ぐっ、と拳を締めて答える。キリカはここに残るのだろうか、付いてくるのだろうか。
どちらにせよ小休止した後、下層へと向かった。
魔物に遭遇すること6(6)回、内強敵は3(3)。
戦闘内容は*05中吉*]
―魔王城・応接間>>657―
[ニニが冒険者達を連れて現れると、カントルはじろりと彼らを睨んだ。
とはいえ、即戦闘を行うというような睨み方ではない。
おやつを持ってきた事には特に心惹かれた様子はなく、ただ「お茶飲み友達」なんて思われているくらいには少々シュールな光景ではあった。
一瞬息を呑んだ二人とは違い、丁寧な挨拶を行うキリカを見れば、暫し眺めた後、うむ、とばかりに頷く。
ニニがもしじと目に見ていれば、頷き具合は深まった事か。]
ニニよ、我が用は終わった。
[枝葉から立ち上がると、枝葉は弾むように元に戻る。
立ち上がろうとするフェイトに、鎧に鎖が巻かれた腕を伸ばし、]
吾は下層に居る。
会いたければ腕を磨き来ることだ。
[乳白色の眸で一瞥し、背を向けた。
ニニと別れ際の会話らしきものを交わすと、下層へと向かう。]
んむ? …んむっ!そのとーりぞよっ!
おヌシ、実はハナシが分かるニンゲンだったのだなー。
手下になるなら、四天王はもう埋まっちゃってるけど、カンブくらいにはしてあげてもよいぞよっ。
[せかいせーふくはロマン。キリカの言葉と拍手>>658に一気に警戒心を解いて、えらそーに胸を張る]
んむ? 外しちゃったぞな?
んむぅ…それはだめぞよ。
あれはマリンのヒビのドリョクのけっしょーぞ。
あとで直してくるぞよー。
[罠を外すのが得意というキリカに、めっ。とたしなめるように指を立てて言い聞かせる。かといって、機嫌が悪くなったかといえばそんなわけでもなく。けれど]
…んむー…手下になったら、まずはテッテーテキにれーぎのオベンキョウぞよ…
[通した応接間で、カントルに対して見たことないほど途方もない丁寧さで挨拶をするキリカをじとーっと眺めて、小さく呟いた]
んむ。ワルくないぞよー。
[アイリやフェイトがカントルを見て緊張を走らせた>>655>>656ことにはまったく頓着せずに、フキを一振りして、人数分が座れる枝葉を伸ばさせる。
アイリが差し出したお菓子>>668…ショートブレッドを両手で持ってまくまくと口に運ぶと、ちいさく表情が綻んだ。
代わりに、というわけでもないのだろうけど、自分の分のついでと言いつつ、お茶を振舞ったりもして]
…んむ? カントル、もう帰るぞな?
[お茶とお菓子に気が向いている間に、ナニゴトかやり取りがあったのかも知れないけれど、それには気づかず。
不意に立ち上がったカントル>>664に目を向けると、なんとものんびりとした声で聞いた]
また、用事ができたらいつでも来るがよいぞよー。
[立ち去るカントルを、出入り口まで見送って]
ふぅん?
[戻ってきた応接間で、ナニヤラ話し合うアイリとフェイト>>668>>669に首を傾げはしたものの、おやつももうもらったことだし、出るというならそれを止める理由もなくて]
またオヤツ持ってくるなら来てもよいぞよー。
…と。 さて、どうするぞなー…
[カントルと、フェイトとアイリと、あるいはキリカも。
どうやら下層へと向かったらしい。 こないだの庭先でのことを思い出せば、大体なにをしに行ったかは見当がつく]
…タカミノケンブツも悪くないぞな。
…んむ?
[ポツリと呟いたら、何かみどりのがこちらへ向かっているのが目に映る>>667。どうも自分には気づいてないみたいで、いよぅ、という挨拶の声はマンイーターに向かっていた。
むすっと顔がしかめられた]
ほんとーに今日はセンキャクバンライぞ。
なんぞ用ぞな?
[むすーっとした顔のままでスコルを見上げて、そう尋ねた]
―下層・カントルの拠点―
[カントルの拠点は、入り組んだダンジョンの道の先にある。そこに丁度ある石造りの場所を(過去、ここまで誰かが来て作ったのだろうか?)勝手に使っているのだった。
飾りが一部欠けた石の椅子に座り、片肘をついて冒険者達が下層へ降りてくるのを、ゴーストアイで見ていた。]
[下層にて。
動かなくなった石塊に腰掛けて少し休む。]
ふうっ…。
[連戦の上、歯が立たない相手も多い。
一目散に逃げたい所だが退路を断たれる等戦うしかなかった]
でも 割と やれるもんだ な?
良いパーティーかもね 俺たち。
[思ったほど消耗はしていない。運が良かったのもあるだろう。
実感せぬまま、多少は成長していたらしい。]
さて… そろそろ 行こう。 休んでるとこに また来るとキリないしさ。
―救護施設(ちょっと前?) 食堂―
もんで…
[食堂に入ろうとした入り口付近でリュミエールがクラムに「もんで〜」という不穏な言葉が聞こえて立ち止まった]
リュミエールさんがクラムさんの胸を揉んで大きくしたい…
[続くメイアルの言葉をちょっと呆然としてる内にヴェルデとリュミエールが握手しているのが見えた
なんだか激しく誤解しているかもしれない]
え?いえ、こんな場所に立っていてどうしていたかって…それはその
[なんて食堂の入り口で職員の人にこういうことがあったのだと馬鹿正直に話した。それはラフィーネとかヴァレリアとかがいたり、<<魔本使い ミリ>>とか<<星の子 クラム>>とか<<ニンニャ キリカ>>とかの耳に届くころには更に尾鰭背びれが伝わって聞こえてくるかもしれない]
後は、魔法が使える人がいれば良かったんだけどねえ。
それでも来たての頃よりは、ずっと強くなったよ。
[束の間の小休止に呟く。
下層に入るにつれ、周囲の雰囲気も少し変わって来た。
ちらほらと、人の手が入ったような人工的な雰囲気が混じる。
ショートブレッドは案外好評だったようだった。
次回の催促めいたニニの言葉を思い出し、ふふりと笑う。
それから立ち上がると、フェイトの後に続いて進んだ]
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