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[朗らかな挨拶が聞こえたかと思うと、巨大な盾が猛スピードで傍を駆け抜けていった]
ええと。……あれはフェイト君、でしたっけ。
よくあんな重そうな物持って走れますねぇ。
[言葉とは裏腹に、涼しい顔で佇む]
さてと、実戦の用意をしなくては。
行き先は洞窟……ならば、たいまつに、ロープに……
[必要そうなものを脳内リストに書き連ねていく]
博打屋 ヴェイド がやってきたよ。
あ?終わったか?・・・ふぁ〜あ。
[ぞろぞろと人が動き始めた気配に目を覚ますと、ヴェイドは大きく伸びをした。ほとんどの座学を完全に爆睡しまくって過ごしたわりに、実技はどれもギリギリながらクリアしたため何とか卒業できたようだ。
教官たちは最初こそ口うるさく注意をしていたが、いびきをかかないだけマシだとやがて諦めたらしい。]
なんか若い元気いーのがいるねぇ。
ああいうのがいっぱいいると、こっちが楽できていいや。
なぁ?
[誰にとも無く話しかけると、けらけら笑って無精ひげがちらほら生えたあごを掻いた。]
猟師 スコル がやってきたよ。
−講習会場−
ふぃ〜。これでオレサマも、晴れて冒険者サマの仲間入りかよ。
自由登録制にすりゃあいいのに、講習だなんて過保護なこった。
[ううーんと大きく背伸びをしつつ、受け取った小冊子『冒険者の心得』を見て、ウヘッとなる。]
さっそく小銭稼ぎ…と行きてえのに、まだ遠出禁止とか、子供扱いしすぎでねえか?
魔本使い ミリ がやってきたよ。
あ、あ、あ……あり……ました。
[ありがとうございました、とクノーメには聞こえないだろうぽそぽそと小さな声でお辞儀をする。
講座の終わった途端に元気に教室から駆け出していった男の子を目線だけで見送って、口元にちょっぴり笑みを浮かべた。
そうだ、自分ももう、これで冒険者の仲間入りなのだ。]
あ……そ、そうだ。
[自分の持つ大きな、大きすぎる本が窓際の通路を通る誰かの邪魔になるかもしれないと、慌てて自分の席に寄せようとするが、
ガツン
と、何かに大きくぶつけてしまったようだ。]
あ、あわわ、ごめ…なさい、ごめんなさ……
[ぺこぺこと頭を深く下げて謝る。
相手は誰も座っていない机の脚なのだが、それには全く気付いていないようだ。]
[サイコロを右手親指で真上に弾いてはキャッチを繰り返しながら、にこやかに教官たちに左手で手を振る。「もう来るな」なんて言われながら]
おう、やっとシケたツラのじーさんばーさんたちとおさらばできるぜ。
さーてこれからどうすっかな。
[少し考えて、ふところをさぐった。]
・・・カラッケツかよ。
おい、ちょっとそこの。俺に投資しないか?
倍にして返すからさぁ。
[本人的にはにっこりと微笑んで、気の弱そうなミリに目をつけると指でお金のジェスチャー。]
え、あ……え?
[不意に声をかけられて、慌てて顔を上げると、そこには誰もいない。ぶつけたのは机なので当たり前なのだが。
きょろきょろ見回してヴェイド……講義中によく居眠りをしていたという印象しかない男の人――に気付くが、ジェスチャーの意味が分からずに、ハテナマークを頭の上に浮かべた。]
え?じゃなくて、投資だよ。
今ハヤリの世のため人のためになる非っ常ぉ〜に有意義な行いのことだよ。
なに、ちょいとばかりお金を貸してくれれば、明日には倍になって戻ってくるって寸法さ。
凄いだろう?
[調子の良い何となく引き込まれる抑揚の節回しで、澱みなくひとしきり喋ったのち]
さあ!
[ばーん!と、ミリの目の前に手のひらを差し出した。カネクレ。]
うん、美味しい。とっても美味しい話です。
果たして、戻ってくる確率は如何ほどでしょうねぇ?
[困惑する娘や長躯の男と然程遠くない場所で独りごちる]
……あ、あの……
[ミリは最初は目をぱちくりさせていたが、ヴェイドの調子の良い喋りに気圧されて、そして差し出した手が面白くて、軽く笑った。]
ええっと……
よくわからないけれど……凄いんですね。
[しかし、まだ意味がよく分かっていない。
差し出された手を見つめて、自分の手を置いてみた。]
[ミリとヴェイドのやり取りを聞き流しつつ、小冊子を眺めて何をしようか思考中。]
都会は怖いねえ…
さてっと。なになに…?
『冒険者ギルドには訓練施設が付属していて、戦闘訓練もできます』ねえ。
別に訓練しなくってもその辺のザコくらい仕留められるだろ。パスパス〜。
まだ仕事受けらんねえみたいだし、腹減っちまったな…一番安いメシ屋はどこだ〜?
[冒険者サマ割引とかねえのかよ、とグチグチ言いつつ、地図を片手に食堂を目指す。]
[リュミエールの言葉は聞こえているのか聞こえてないのか、全然気にした風もなくミリに詰め寄っている。しかし長身にもかかわらず圧迫感を感じないのは、風体と醸す雰囲気のなせる業か。]
・・・えーと。
[手を置かれてしまった。さすがにこの反応は初めてだ。
もう片方の手で誤魔化すようにぽりぽりと頭を掻くと、登録証をミリ本人も気づかない早業でさっと掠め取った。ふむふむと目を通す。]
おおー、ミリちゃんね。俺はヴェイドな。
そうだよなー、自己紹介もまだなのに投資はできないよなー。
でもこれで俺たち知り合いだよな?
・・・ところで、ミリちゃんって、お金持ってる?
[根本的な疑問を思い出し、率直にぶつけてみた。]
あ、登録証……
[いつの間に、ヴェイドの早業に驚いていると、向こうから自己紹介された。]
ヴェイドさん……ですね。
ミリアムです。どうぞ宜しくお願いします。
[ぺこりと頭を下げる。
そして急な話題の転換に再び目を丸くした。]
えっと……お金、ですか?
人並み、だと思いますけれど持ってます。
[言いながら、自分の胸元にちらりと目を向ける。
いつも財布は上着の内ポケットに入れている。]
おおぉ、持ってんのか!おっし明日にはご馳走食えるぞ!
良かったなミリちゃん。
[乗せられた手のひらをぎゅむと握ると、嬉しそうにぶんぶんと縦に振った。が、腹のぐきゅる〜という主張でぴたりと停止。]
・・・・。
気のせい、気のせい。
あーそうだ、俺は用事があったんだ。そうそう、用事。
投資の機会は次にな!
[掠め取った登録証をミリに戻すと、じゃ!っとポーズをつけて会場から出て行こうと歩き出した。]
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