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―救護所―
[全員が無事に戻って来たのを確認すると、ほっと一息。
クノーメに労りの言葉を掛けられ、安堵の笑みを見せた]
はい、大丈夫です。依頼の道具もちゃんと。
……もしかして、これの音で集まっちゃったんじゃ……
[鈴のアンクレットを撫でる。
そう思うとぞっとしなかった]
そう、ですね……本調子じゃないと。
無茶しすぎるのは、よくないです。
[反省し、やや目を伏せる。]
畑、カボチャのいた……あった?所ですね。
確か、精霊がいなくなったらしい、と、あとは不思議な情報があったような……
[聞いた話とギルドの依頼の情報を思い出している]
[キリカが、いつも通り礼儀正しく頭を下げ、帰っていく>>209]
大任。お疲れ様。姫様も、とても楽しそうだったわ。
本日は、私のような至らぬ者を御召しいただき、感謝の極みです。
姫君の歩む先に、安息と、栄光のあらんことを。
[片手を大きく振る、独特の仕草で、姫にもまた、別れを告げた。二人の姿が小さくなった頃、ぼそり、とキリカに加える]
報酬なんて、いいのに……。
[残されたモーリスが、少しだけ寂しそうに、けーん、と鳴いた]
― 商店街 ―
こんなに頂けるなんて、さすがはお金持ち。太っ腹です。
装備、見に行ってみましょうか。
おや?
[商店街へと赴くと、特徴のある大きな盾が見えたろうか]
[キリカへの呟きが終わると同時に、まだ、逢わなかった時間は、ほんの一日しか空けていないのに、だいぶ前のことのように思える懐かしい声>>216。そこには、リュミエールの姿が]
あ……こんばんは。リュミエール、体の方は、もう大丈夫なの?
ごめんなさいね。お見舞いもいかずに……。
こちらこそ、ご丁寧な返信。ありがとう。ふふ。その返答。こちらこそ>>0:433
あ、クノーメさんごめんなさい、伝言の事。
メノミリアちゃんが教えてくれました。
[始めこそ少し不思議そうにしていたものの、クノーメはふんわりと笑って頷いた]
でも、ヴェイドさんもわざわざ伝言するなら直接言えば良いのに。
まるで顔合わせたくないみたいな……そんなに痛かったかな。
[ちょっぴり真面目に反省してみた]
おお。フェイトさんの字は達筆ですから、助かります。
これで新しいサーガが増えますね。
『仲間を身を挺して守る、心優しき大盾の騎士』のサーガの完成が、今から楽しみです。
[完成時のことを想像し、くふふと含み笑いを浮かべる。]
お祝い事ですし、断る理由がないのですよ。では、行きましょう。
[と、店を出て広場へ。
開いているスペースに腰を下ろすと、竪琴を取り出しぽろんと軽く爪弾く。]
では、皆様。お聞き下さい。
『希望に胸を膨らませて。大盾の騎士、新たなる旅立ち。』の歌を!
[広場にいる人たち皆に聞こえるように口上を述べると、竪琴をかき鳴らし、その甘く澄んだ声で旅立ちを祝う歌を歌い上げるメイアル。
その+表+は、彼の心に届くと信じて、声を張り上げしばし歌い続けた。
表:フェイトの心を勇気付けるような、力強い歌
裏:フェイトの無事を祈るような、優しく響く歌
ついでに28(30)Gのおひねりが飛んできた。]
―魔王城―
ただーいまーぞよー。
[入り口の掛札を『魔王様ご在宅ぞよ!』にひっくり返しつつ、洞をくぐって魔王城に入る。マリンにと与えた部屋のベッドにマリンを寝かせた]
ちょっとひえっ!ってするし、染みるかもしれないぞよ。ガマンするのだぞー。
[言いつつ、部屋に備えておいた枝にフキを一振りして、肉厚な葉っぱのように平べったい実をつけさせる。皮を剥いて果肉を露出させると、ぺたぺたとマリンが怪我した辺りに貼っていった]
吾が手下として働くにしても大盗賊になるにしても、体が治ってなきゃどーにもならぬぞよ。
治るまではしっかりよーじょーすることぞな。
[仕上げに貼り付けた果実に向かってもう一回フキを振って処置完了。これで怪我が治り次第ぺろぺろと果実も剥がれることだろう]
>>223 メイアル
う〜ん。 そんな響きどおりになれるようにがんばらなきゃな。
[そこまでは良かったが。
前口上に恥ずかしくなった。野次馬から歓声が飛んだり。
赤くなって誰ともなく頭を下げる。
歌や踊りにそれほど関心の無いフェイトだが]
……。
[歌が始まると、周りともども聞き入った。]
にしても、おかしな連中だったぞよー…
[妖精である自身からしてみてもあんまり妖精っぽくない気がする自称・星の妖精とか。
鞘からしていかにも危なげな気配を漂わせてるカタナを持ったニンゲン(魔王様からしてみれば、亜人も人間もひとくくりにニンゲンでじゅーぶんぞよ)とか。
へんてこな喋り方(人、それを棒読み口調と言う)をするニンゲンとか。
歩くたびにちりちりナゾの音を立てるニンゲンとか。
ニンゲンっていうのはやっぱりおかしなものだと、しみじみ思った**]
[半分追い返すようにして三人と別れると、ヴァレリアのほうに戻ってきた。表情は何となくため息交じり。かりかりと頭を掻いている。]
おぅ?リュミエールか。
ひなたぼっこにゃもう遅い時間だぜ?
[いつの間にか来ていたリュミエールに声を掛ける。]
[気持ちよく歌いきった上に、おひねりまで飛んできて、満足満足。]
おめでとうございます、フェイトさん。
ダンジョンでもあなたの冒険に、幸あらんことを。
[少し演技がかった仕草でお祝いを述べると、周りからも「兄ちゃん頑張れよー!」「今度うちの店においで!安くしとくよ!」などの温かい野次が飛ぶことだろう。]
こんにちは、フェイト様。何が始まるんですか?
[と問い、返答を聞くと視線は広場に腰かけたメイアルへ。
爪弾かれた竪琴の音が耳をくすぐった]
……旅立ち?
[メイアルの口上を聞いてフェイトの顔を見やる。
やがて始まるメイアルの歌声に聴き惚れる。先日畑で聞いた歌とも違う、力強い歌。
歌が終わると、周りの人を真似るように2(6)Gのおひねりを投げた]
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