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>>774 カントル
[振ろうと振りかぶった盾に一撃を受ける。
そのまま大きく仰け反ってしまった。]
しまっ…!
[重い盾をどん、と地面に付けてしっかりと防御しようと試みる。
が、予想を遥かに上回る連撃に、ともすれば膝を折りそうになる。]
うぁ っく…! くっそ!
[8回ほど受けただろうか。盾を持つ手の感覚が薄れる中、剣が止まった一瞬の間隙に、自らの剣を突き出した。]
こ… のっ!
[付いた剣は真っ直ぐとカントルを捉えている。*09末吉*]
― 食堂 ―
[クラムとフェリクスから『すぐに戻る』という条件で、魔王城へと行く許可を貰いさっさと立ち上がる。]
我侭を言って済まない、ところでその魔法陣へはどう…行けばいいのか知っているか?
[フェリクスの方を見て尋ねる。また、メイアルにも行くかどうか声をかけてみた。もしも行くと答えたなら一緒に立ち上がっただろう。行かないと答えたなら自分のレタス(3(10)割増)サンドを置き土産にしたかも知れない。]
[どうやら洞窟を覗く事になったので、支度をして食堂を出る。
そこでじゃれているシロガネと……ラフィーネの姿を見つけて。
突然早足で洞窟へ歩き出した]
ええ、ヤワです。それに比べて私は頑丈です。
侍というのは精神統一をすれば火の中も涼しいとばかりに生きれるものですからね。
[本当に炎の嵐の中飛び込んでるからある意味洒落にならない]
お互いが違うから補い合えます助けあえます。それに私たちもまだまだこれからですからその間は誰かに頼ってしまえばいいのです。
[自分だってクノーメに治療とか治療とか頼ってるし]
それにあなたが倒れてたら私が無茶できないでしょうが。
[なんて自分勝手にきっぱりといってから]
って。それは困ります。
黙っててくださるといったのに話が違うじゃないですかっ
それに戦ってならともかく治療で痛いのは嫌ですっ。
[こっちもこっちで子供のように抗議した]
― 魔王城からちょっと離れて ―
[ついに現れる、宿敵『狐面の侍』。]
待ちくたびれたぜ…この日が来るのをよォ。
覚悟しやがれ!俺様の!チャームポイントを台無しにした×を!きっちり受けてもらうぜェェェ!
[まだこちらには気付いていないようなカージオイド目がけ、いきなり先制射撃を仕掛ける。]
・・・・ぷっ。
[「自分で遊べ」の言葉に、思わず噴き出した。しばし笑いを抑えきれず肩を揺らす。]
ばーか。メノミーは遊びじゃねーだろ?
[風呂上り、まだ少しは湿っているのだろうか?メノミリアの髪を、くしゃりとかき回すようにして。
街に戻り二人がまともにくっついたという話が流れれば、確かにメノミリアに声をかけてくる女はいるだろう。しかし「よくアレを捕まえられたわね」とか「自分で捕まえたかったけど、仕方が無いわ」とか「幸せにしてあげてね」とか、そんなものばかりだったに違いない。ヴェイドは付き合うときはしっかりと付き合い、ちゃんと筋を通して別れてきたのだから。]
確かに外だし、人が通るかもしれないが・・・俺は全然構わないぞ?
[あっけらかんと言って、恥ずかしそうにするメノミリアの頬にくちづける。]
しかし、メノミーが嫌ならやめておこうか。
そろそろ、新米たちも次のことを考えている頃だな。ミリちゃんもどうするんだろう?
メノミーは話し足りていない人はいるか?いるなら行ってこい。
もっと俺と一緒にいたぁい☆って言うなら、止めない。
[くしゃりと乱した髪を揃えるように、手櫛でメノミリアの髪を梳いている。]
……魔法陣にいくんでした。
[魔法陣は救護施設の傍にあった。
慌てて魔法陣の前に戻り、ヴェルデとクラムに守護の祝福をした]
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