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―下層・カントルの拠点―
[幾つかの交差する道と崩れかけた円柱や壁のある場所を進み、石造りの部屋へ。大きな石の机と端が毀れた石の椅子がある。
部屋の大きさもそれなりにあるようだ。
このダンジョンに踏み入った当初、丁度良いとばかりにこの部屋を頂いたのだった。
バサリとマントを翻し、椅子に座る。
小さな石棺のような箱が所々に見られた。]
もうねー、ヴァレリアが一直線すぎて、何を考えても意味がない気がしてきた…。
眠いし、もういっかぁ〜みたいな…。
ヴァレリアって、交渉役に一番向いてないと思う。
[>>+311ニニすらも行くのは気が引けるらしい。]
一旦引き返そうか。
もっとしっかり準備して 他の皆にも伝えて…。
それからでも遅くないと思うぜ。
わー、下のモンスターは友達が少ないからあんまり会いたくないのだわ。
大人しくしておくのだわ
[フェイトに注意>>+303されると、大人しくどりあんさんの上でお弁当の果実を食べながら下層へ]
[一番奥両開きの扉の前で、立ち止まる]
彼は、ここにいるのね……
[動物達と離れた心細さはあったが、今はヴェイドの元へ向かうのが先決だ。バニーの開けた扉の中を、軽く両手を胸元へ置いた構えのまま、見つめた]
― ダンジョン最下層入り口 ―
[巨大な亀裂の奥は真っ暗で、何があるのかも分からない。]
ヒカリゴケをちょちょいと投げて…んむ?
階段、みてえな段差があるな。降りようと思えば降りられなくはないが…
[ニニ様の手下であるきゃろっとの怯え具合を見て>>+311]
ここの住人からも恐れられる場所、か。ただごとじゃねえな。
クノーメ婆さん始め、ギルドのお人らはこの場所のこと知ってんのかねえ?
なんだか、どう見ても冒険者歴一週間程度の俺らが寄りついていい場所じゃないんだが。
[フェイト>>+314に頷き、「俺も一旦退却に賛成」と述べた。]
[正面に、ヴェイドの姿。ソファーに座り、五人ほどの女の子をはべらせている。
部屋は狭くはないが、動き回るには物足りない広さ。]
せっかくのお楽しみを邪魔するとはね。
何の用だい?
[鋭い視線を投げかけてくる。]
[意識を集中させて、気配を探ろうとしている。]
危険な気配はそう感じないが…何だろう、胸がざわつく。
[扉の奥を見つめながら2人に続いた]
>>+315 マリン
[見上げる。]
君は魔物に友達が居るのかい? …俺なんて襲われてばっかりなんだけどな。
>>+316 スコル
[ミリも一時退却に賛成した。
満場一致…だろうか]
それじゃ決まり。 戻るとして…。
[ニニに問う。]
魔王様はどうするんだ。 小屋…じゃなくて 魔王城に戻るのか?
退却する前に、ミリさんにここにも転移の魔方陣を作ってもらうのはどうでしょうか?
こことニニ様の魔王城をつなげておけば、次に来る時が楽ですし。
[亀裂の奥の気配を気にしつつも、ふと思ったことを口にする。]
[あまり覚悟をせずに覗きこんでしまった亀裂から立ち上る気配に、思わず口元を押さえた]
…やだ、気持ち悪い。
だめ…うん、軽々しく近づいてはいけない気がします。
[皆に続き、何度も頷いて退却に賛成の意をあらわした]
[ヴェイドは、扉の正面でくつろいでいる。周囲には、女の子達の姿……ここで、彼を捕まえる? どうやって? 下手をすれば、彼女達にも危険が及ぶかもしれないのに……。怖がらせてはいけない。強盗のことも伏せないと。迷った末、キリカ達の動きに注意を払いながら、鋭い視線の主に向け、語りかけた]
ずいぶん、お楽しみのようね? 簡単なこと。あなたに、同行してもらいたいの。
ギルドが……お呼びよ。私達と一緒に、来て。
とーにかーく、これでけーやくは果たしたぞな。
ざぼんさん、どりあんさん、帰るぞよー。
マリンも、それでよいぞな?
[冒険者に簡単にそれだけ言って、ざぼんさんとどりあんさんの踵を返させる。きゃろっとは自分の上、マリンはどりあんさんの上だ]
[書きかけの地図を覗き込まれると、小さく首を振った]
正直、期待しないでくれると助かるかな。自信ない。
やっぱりメノミリアちゃんみたいには行かないよ。
[紙に記された、いかにも素人が書いた地図。
距離感や方角はちぐはぐで、何となくの道筋と言う有様だ]
……まあ、確かに手はついつい出ちゃったんだけど。
[呟いていると、最下層の入口に着いたようだ]
初心者向けのダンジョンって話なのに、奥は全然違うんだね……
[奥深い闇に不気味さが感じられる]
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