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―冒険者ギルド・受付―
[対面を終えると、…は受付に、自分が感じた内容を伝え、可能なら、ババルウの住んでいたどこかを探して、返してほしいと頼んでみた。受付の女の子は、あくまで意見としては受理してくれていたようだ。ギルドがどう対応するのかは分からない。そもそも、…の感じた通りなら、もしかしたらババルウが獣だということを、ギルドはとっくに知っていたのかもしれないが。
そこへ、ちょうどラフィが入ってきて、事の顛末を教えてくれた]
ありがとう。ラフィ。
[どうやら、他の3人は、夕食に出かけているようだ。もしかしたら、…も、本を図書館へ返しに行ったのち、食事の席に参加したのかもしれない。肉を取らない仲間>>0:251の…がいれば、ラフィ参加したのかもしれない。ヴェルデも、一緒に参加したの*かもしれない*]
ふふん、俺に勝とうなんざ、百万年早いぜ。
[客たちが、ヴェイドとキリカを見てくすくすと笑っている。しかしキリカは気にしなくなったのか、かわりに手を振っていたり・・・。
ヴェイドは内心、肩の荷が下りたような、淋しいような、そんな気分を味わう。]
おい、無理して食わんでもいいぞ?腹壊すぞ?
[全員で満腹になるまで存分に飲み食いしたあと、いったん別れた。
ぷらぷらと『夜陽の欠片』までの道を歩きながら、ちらとダンジョンのほうを見る。]
・・・さって、明日も頑張りますか。
[わざと大きな声を出して気合を入れて、部屋に戻るとベッドに雪崩れ込んだ。熟睡はしなかったが、よい夢が見れたようだ。**]
う、うん!勿論。
[アイリからコップを受け取る。
部屋を出る間際の笑顔と言葉に、ミリも微笑み]
えっと、本当にありがとう。
すごく……心が楽になりました。
[そう言って部屋を出る。
去り際にミリの背後を漂っていた光の球の精霊が、ふわりとニニより小さいセピア色の活発そうな少年を形作り]
「ほんと、サンキュ。」
[と苦笑いしながらアイリに口だけでお礼を言うのに、ミリは気付かなかった。]
[ひらひらと手を振ってミリを見送る。
その背に浮かぶ光が一瞬姿を変えるのに、声を上げかけた。
しかし小さな精霊が口に人差し指を当てるのが見え、口を噤む]
…………
[小さな口が声を出さずに告げる言葉に目を凝らす。
扉が閉まる寸前、精霊は光に戻ってするりと隙間を抜けて行った]
……「さんきゅ」、かなあ。ちょっと自信ないけど。
[ベッドに腰を下ろし、そのまま後ろにぽふんと倒れる]
[しばらくして、ミリからの通信が入る]
『通信を切ってしまい申し訳ありませんでした。』
[理由を問われてもハッキリとは言わずに曖昧に誤魔化すだろうが、
寂しそうな様子はすでに無く、しっかりとしたいつもの口調だった**]
[その姿勢のまま、右手を広げて上に伸ばした]
剣より魔法が得意で。
魔法より剣が得意で。
さぼってるけど本当は強い。
……「仕事」かあ。私も「合格」だったんだっけ。
[自分を頼って相談してくれた子の言葉を、
一言一句聞き逃す訳ない]
理由は良く解んないけど、まー解んなくても良いか。
あ、そだ。コイン分けるの忘れてた。
全部で102(300)Gあったから……
[良いや、明日やろう。とあっさり投げた。
その代わり、もう一つの戦利品の首飾りを取り出す]
きれいだなー。勝手にもらっちゃったら駄目かな?
[淡いピンク色の宝石に見とれて、ふふっと微笑んだ**]
[子ボアが帰ってきた
お使いはできたようなので御褒美に餌をあげる]
あの剣を使いこなして 大盾 となれるかあの人間には期待しよう
―回想・冒険者ギルド 受付―
[スコル達は3人でこの依頼に当たっていた。またその時の面々と言えば強力な魔法を扱うクラムやリュミエール、それに知識に長けたスコル。自分の小さな知識や力で、ヴァレリアの足を引っ張らないだろうか?それが決断に歯止めをかける。これではいけないなと思い顔を上げると、不意にヴァレリアが詰め寄って来て大変驚いた。]
ほ、本?
そういえば確かに持っていたような気がする…僕は捕まえる事で必死になっていてそっちを気にする事が出来なかった、すまない…。
[その後あの本はどうなったのか、確かにそれは気になるがババルウの事を『あのコ』と言ったヴァレリアの言葉がほんの少し、引っ掛かった。彼女がそういう物言いをするとなると…?]
僕もあいつにはもう一度逢いたい、一緒に行こう。
― 回想・冒険者ギルド ババルウの牢屋 ―
[ババルウを捕らえた時、まるで言葉が通じなかったように思える。同じ獣人のキリカの問いかけにすら反応がなかったのだから。それでも逢えるならと思っていたが、ヴァレリアなら…会話する事が可能かも知れない。ギルドの方へと頼み込んで2人で牢屋へ。
中の様子を窺うと、どうにも挙動が獣のそれにしか見えない。ヴァレリアが意思の疎通を試みている間、少し離れた所でそれを見守っていたが、終わってから近付くとババルウは自分の姿を見るや否や脅えたような怒ったような叫び声を上げて牢屋の奥へと逃げてしまった。
予想していた事だから悲しい、とかそんな感情はなかったがヴァレリアから感じた事を伝え聞き、改めてババルウの方へと向き直った。]
そうだな、痛かったな…本当に済まなかった。
早く外に出られるように、頼んでみるからな…。
[知らなかった事、わざとではないとは言え、何も知らない獣(らしい)に怪我を負わせ恐怖を与えてしまった事を言葉が通じないとわかっていても深く詫び、リュックに詰めていた果物を牢屋の中にひとつ、置いた。謝罪と見舞いの意味を込めて。]
― 回想・冒険者ギルド ババルウの牢屋 ―
…これで収まるとは思っていないがな。僕はこいつに『街に行くと痛い目に遭った』という深い傷を残してしまった、これから先それが癒されるのかどうか…。
[牢屋を出る際、もう一度振り返ると置いた果物に近付きつつも警戒を露にしているババルウの姿が見えた。複雑そうに笑ってヴァレリアを追い、牢屋を出る。]
―冒険者ギルド・受付―
[ギルドの受付に礼を言い、直接意思を読んだヴァレリアに牢屋での出来事を伝えてもらう。今後どのような対応をするのかはわからないが、恐らくは早い内に元居た所へと戻してもらえるのではないか、そんな気がした。**]
― 救護施設外 ―
[クノーメに相談したところ、ネジ巻きドラゴンは魔法生物の一種のようなもので、一度従わせれば、あまり危険はないようだ。]
[ついでに、子ボアの持っていた薬も鑑定してもらい、怪我に特効があるとのことだったので、剣と一緒にフェイトへ差し入れた。]
ふぅ…お前、具体的に何ができるんだ?
試しに、あそこの枯れ木を攻撃してみ。
[少し離れたところにある木を指定すると、ドラゴンは口から火を噴いた。]
おおお…機械仕掛けとはいえ、ドラゴンだけあるな。やるじゃん!
じゃあ次は、そこの岩ならどうする?
[手近なところにある岩を指定すると、ネジ巻きドラゴンは体当たり→しっぽビンタ→前足でひっかき、というコンボを繰り出し、岩をコナゴナにぶち砕いた。]
…ちょ、ちょっとマヌケな見た目によらず、デキるなお前…
[しばらくドラゴンの動作確認をしてみる。]
うん…よし、ちょっと注意だ。
火を噴くのは、俺が『やきぶたー!』と言った時だけな。普段は身体だけで戦え。いいか?…分かってんのかなあ。
じゃあ、今度はあの木を狙ってみろ。『攻撃!』
[少し離れたところの朽ち木だったが、ドラゴンはちゃんと近寄っていって、肉弾戦を仕掛けている。]
おしおし、なかなか知能は高えみてえだな。
じゃあ次は…これを見ろ。
[新米仲間たちの似顔絵を紙に書き、ドラゴンに味方だと教えてみる。絵はヘタだが、特徴は捉えているようだ。]
[しばらく、ドラゴンに色々とものを教えて*過ごした*]
延長だと喉は回復じゃなくて、上乗せになるんですね。
4500ptも何に使えとw
〜昨日の独り反省会〜
まず、仲間たちにちゃんと話を触れていなくて、あまり会話できず、絆を深めることができませんでした。
せっかく同行してくれた人にも申し訳ないので、ちゃんと会話をするようにしないと…物語の展開だけが全てじゃないですね。
次に、状況のわかりにくさ。
私の表現力の問題なんですが、その場その場がどういうことになっているかが伝わらないと、他の人の発言を待とうにも、他の人も発言しにくいですよね…
んで、それと関連することですけど、だからって、自分で急いで話を進めようとするのは×。
独りで話を作るなと。
みんなが関わってこそ、ですよね…自重しないと。
気分転換。
ミリちゃんがベテランズの1人か…3dフェイト君投票発言で間違えたー!
ベテランズが投票を揃えるとは限らなかったですね。
あの日はラフィさんの委託分も合わせられるので、ベテランズ的に推薦枠2つ持ってるようなもんだと踏んでたんですが。
剣で戦うスタイルに変えてきたのは…予めの設定なら良いんですが、絆の双剣話が関係してたりするのかなー…
自分が剣使えないのに、余計なお節介言うもんじゃないと反省。
だー!また反省になってシマッター!
今後の予定を書いておこう。
ネジ巻きドラゴンのブレスは、スコル的に切り札になりそう。
油やチョークを持っていって、さらに威力を引き上げるとか…いろいろ考えてみます。
ただ、ヴァレリアさんとスタイル被らないかが心配。
それと、ヴァレリアさんのモーリスが行動しにくい(ヴェイさん談)ダンジョンなのに、結構デカいことにしてしまったネジ巻きドラゴンは大丈夫なのか…
ざぼんさんとどりあんさんが動き回れるダンジョンなので、それこそ、大人1人通り抜けるのがやっと、的な場所は少ないとイメージしてますが。
[ミリからの通信に、「おう」とだけ返答する。
ふと気づくと、なんだか口調に濁したものがあった回線切断前と違い、元通りの口調に戻っている気がした。意識が改善するようなことがあったのだろうか?しかしそれは、通信を切ったということは、ベテラン同士のヴェイドやメノミリアとではなく、新米冒険者との間の出来事なのだろう。]
・・・・・。
[何となく、感じていた。ミリとは対等になれないと。ミリには申し訳ないが、ヴェイドにとってミリは背中を預けられる「仲間」にはならなかった。実力はあっても、それに伴わない危なっかしい精神性。
ミリに対しヴェイドは、保護対象感覚がどうしても抜けなかった。]
[家族に護られ、それを当然として育ってきたミリにとって、自分たちがどのような存在だったのか?今回のミリの態度の推移を辿り、勝手なことにヴェイドは、なんだか一抹の寂しさを感じた。
・・・もちろんヴェイドは、当のヴェイドとメノミリアのやり取りに疎外感を感じていたんじゃないかとか、そんなの一切気づいていない。あくまでも冒険における何らかの悩みが解消したんだろうと思ってる。]
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