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―上層のどっか―
んむむ…ラチがあかぬぞな…
[ざぼんさんとどりあんさんは急ぐっていっても限度があるし、機敏なきゃろっとは防御力に難があるから下手をすれば焼きニンジンにされてしまう。
きゃろっとのおかげで逃げるドラゴンを見失うことこそないものの、いつまでたっても捕まえることはできなかった]
ちょっと痛いかもしれないけど、ガマンするぞよ!
[少し開けた通路で前方に何かを見つけ、逃げるドラゴンに声をかける。フキを一振りすると、前方の鍾乳石が道をふさぐように一気に成長した。鍾乳石によく似た苔…ショウニュウモドキだ。
+表+が表なら足止め成功!]
んー、たぶん、ここなんだよなぁ。フェイトとの違い・・・。
一瞬の判断ミスが命取りになる。
ただし弱点を互いにフォローしあえれば、相手は戦いやすくなり、更に力を引き出すことができる。
そういう相手がいるならば、束にして放り込んでもいいんだが・・・。
その点メイアルは違う方向に突き抜けて泰然としてるよなぁ。足して混ぜくってふたつに割れればいいのに。
[ぶつぶつと呟いている。]
>>+193 メノミリア
[シロガネやキリカの出身地に近いところだろうか。
フェイトには見当もつかないが]
何かで聞いたよ。うたれ強くはなれそう…かな?
分かった。 本当におとなしくしてるよ。
怒られてばっかりじゃ 流石にしょげちゃいそうだしさ。
[とてもしょげるようなフェイトではないが。
メノミリアとクラムを見送った。]
[ミリは左手に本を盾のように構え、右手に魔力を集中させ、呪文を唱える準備をしている。
全員が蜘蛛から距離を取れれば炎の矢を打ち込もうかと考えているところで、シロガネの普段とは違う構えに気付き見入っている]
― 朝 ―
[本を抱えたまま、まずは商店街へ。こちらから報告するまでもなく、ギルドから獣人騒動の依頼解決という形で通達を受けていたそうだ。商店主たちから詫びの言葉といくつかの商品を手渡された]
……まあ、いいでしょう。これで商店街の人にも顔と名前が売れたと思いますし。
こうやって徐々に信頼関係を築いてく。冒険者にとっての通過儀礼みたいなもんかもしれませんね。
[商店街で開錠ツールを買い、街中を歩いていく]
―冒険者ギルド・窓口―
あなた……はぁ。本当に、失礼な人ね。確かに……モーリスも男の人だけど。
[声色を落とし、まだ少し混乱した様子のヴェルデに「そう思わない?」とでも言いたげな視線を送る。しかし、言い終わったのちに背中をさする姿に]
どうか……したの?
[ババルウ事件の報告書を持ったまま、訪ねてみた]
[それは邪悪なる視線ですアイリさん…ではなく]
…其疾如風…
[体内に漂う力に集中して念じるように低く呟けばアイリの援護に加えて体が軽くなり、そのまま四肢に力をこめて勢いよく飛び上がり、蜘蛛がいるところの壁を蹴り上げて、蜘蛛に一気に接近して、一閃にて蜘蛛を両断する]
[天井にはどうやっても足は届かない。
地面か、せめて壁の低い位置に来てくれれば良いのだが。
シロガネが地面に両手をつくのを横目に捉える]
何とか、べしっとはたき落とせないかなー……
[攻めあぐねている内に、一匹のクモが+表+して来た
表:糸を吐く 裏:飛び掛かる]
『おや、良いのかい? あの時はあんなに嫌がってたのに……』
[クノーメが言うのは、登録証作成の時の話だろう。
必要書類をギルドに提出した後、クラムは「虚偽申告の疑いあり」と別室に呼び出されたのだ]
あの時は、本当に自分は妖精なんだって信じてたから……。
あんな風にいきなり言われても、受け入れられなかったんです。
[泣いてゴネまくるクラムにギルドも手を焼き、指導員のクノーメがその場に呼び寄せられた。
『星の妖精という種族は、確かに未だ発見例がありません。しかし、未知の種族が存在する可能性はゼロではないでしょう』
――そんなクノーメの鶴の一声で、クラムの種族表記は「妖精」になったのだ]
[シロガネが仕掛けた。鮮やかな動きに感心しつつ…]
進路、クリア!よーし、弓矢、てーっ!
[味方がいない方向を確認し、先ほど、毒ダンゴで動きを鈍らせた2匹に、連続で矢を射る。]
へっへっへっ…ろくに動かねえ的なら、この距離だ。
頭を射抜くのも難しくはねえな。
残りあと2匹、か?
[前足を上げて口を開くクモに、とっさに避けようと身構える。
だが、ここで自分が避けたら先程のリュミエールのように、後衛が襲われかねない。
逆に前に出て、糸を腕に絡みつかせる]
これで、えぇいっ!
[糸が絡んだ部分を思い切り引っ張った。+裏+
表:引っ張られたクモが落ちる 裏:がっちり動かない]
シロガネさん、面白い戦い方です……
[シロガネが蜘蛛を一刀両断し地上に降りてきたのを見計らい、呪文を唱える。]
……みんな、巻き込まれないように離れてくださいね……!
『炎の矢』!!
[出現した1(2)本の炎の矢が、スパイダーに着実に炸裂した]
3(6)
123:本数の数のクモにちょっとしたダメージ
45:本数の数のクモに手痛いダメージ
6:一体に全弾集中攻撃、一撃で仕留める]
刀が届かないなら届かせるまでです。
ですがやはりこういう時は遠距離の人の舞台ですね
[鈍らせた蜘蛛を一度に二匹射落とすスコルを見ながらミリに答え]
スコルさん。あちらもお願いします
[アイリを拘束して、綱引き状態のため動きが鈍いであろう蜘蛛を一度指差した後、魔法を放つミリの隙をカバーするべく動く]
― 商店街 ―
これからどうしましょうか。
罠の仕掛け方、もう少しちゃんとおさらいしておくべきでしょうか。それと解除も。
[昨日の未発動のことが気になっているようだ。
本を抱え直した後、昨夜のヴェイドとの会話を思い出したりして、今日の予定を考えている]
[ヴァレリアの返答に、ちょっと苦笑いして肩をすくめる。]
認めるのかよ。アッシーってやつか。
素敵な男女関係だ。
ん?背中?何でもねーよ。
誰かが噂をしてるとくしゃみが出るだろ?
そういうことだ。
[ヴァレリアには理解不能だろうが、気にせずお構いなし。]
でも、ぼく、気が付いたんです。
自分に嘘をついたって仕方がないんだって。
今までは、それこそ本物の妖精みたいにならなくちゃって、
――そうすれば、おじいちゃんもおばあちゃんも嘘をついた事にはならないんだって、思ってたんだけど……。
[クラムの言葉に、クノーメは柔らかな笑顔のまま頷いた。
よく気が付きました、とでもいうような表情]
『わかりました。ギルドの方にはそう伝えて置きます。
正式な登録変更は本人がいないと出来ないから、あなたがエントに戻ってからになるけど……』
わかりました。――ありがとうございます。
[深く深く頭を下げて、この件に関しては二度目の手数を掛けるクノーメに礼を言った。
クノーメは、気にするほどの事でもないというように微笑んだまま、部屋を辞するクラムを見送るだろう]
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