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―冒険者ギルド周辺の広場―
訓練所……はぁ、ちょっと憂鬱だけど、言っている場合じゃ、ないわ。
とはいえ、モーリスは入れないだろうし、ホリーも……あのコじゃ、他の冒険者のみんなに粗相をしそう。
……ヒルダ。一緒に来てくれる?
一番賢いあなたが、力を引き出すのに最適だと思うの。お願いね。
[ヒルダは大空を旋回したまま、きぃ、と*小さな声を上げた*]
『ばっちりフォロー、期待していますね。
……以下略?
ま、まあ……いいですけれど。』
『そうですね、ヴェイドさんにも確かめて欲しいです。
他に推薦、ですか?いえ、今のところは特に。』
[手をブランコのように動かされ、よく分からないが笑顔のまま、]
そうですね、フェイト君とヴェイドさんと、ご一緒しましょう。
他のものを別に探しても良いですけれど……こういう、退治するようなものが良いですね。
ヴェイドさんの戦う姿って一度も見ていないから、見てみたいです。
今、ヴェイドさんから匿名で貼ったメモへのお返事に気付いた…ごめんなさい…
前者については、お考え了解です。あー…そういうことだったのかと、自分の読解力が足らず、申し訳ありませんでした。
でも後者は…あの場面でのこちらの意図は、戦った後に散らばった野菜を、ただ捨てるんじゃもったいないから、食べられるものは食べた、というだけだったんです。
メモでは、もう売り物にならない野菜だろうし、この程度は大目に見て欲しいと言いたかったのですが…
え?いや、そんな。わざわざ見るようなもんじゃないというか。
石ころとかナイフとか投げるだけだし。
ミリちゃんは・・・・・・す、凄いもんねぇ。強いから、俺安心だなぁ。
[昨日、拳ひとつで巨大カボチャを砕いた場面を思い出した。]
とりあえず名前書いておこう。
・・・・集合時間と場所くらい書いておけよー。
[ぶつぶつと文句を言いながら署名する。見た目からは想像できない、カッチリと整った文字だった。]
/*100%思いつきの提案だし、今更模擬戦? という気持ちもあるけど……今日を逃したら、もう完全に実戦以外難しくなるような気がして。
フェイトさんVSシロガネさんの模倣!
誰か乗ってくれるかな? さてと、それじゃ、また!
アイリさん……パイちょうだい。
ま、犯罪と言われればそうですね。
スコル視点ではなく、中の人思考なら、スジを通すというヴェイドさんの考えの方に私も近いです。
本来の持ち主を探すところまでやるかはともかく、食べられる程度に痛んでいない野菜は、ギルドに預けて、持ち主が現れるまで保管、が最も適切な対処だったと思います。
スコルはそこまで優等生ではないんで、ふざけてしまいましたが。
お答え頂いたメモにきっちり答えるなら↑こうなんですけど、匿名メモ張ると何事かとなるし、進行に集中しているところを邪魔してもいけないので、ここでお礼申し上げておきます。
返答頂きありがとうございました!
……すごい?ですか?
[ちょっと不思議な言い方に首をかしげる。
ヴェイドがあの戦いを覗き見していて自分のパンチを見たから言っているのだとは思わない。]
そうですね、名前……
ヴェイドさん、字上手ですね。
[ミリの名前を書く文字は、小さく丸いクセ字だった。]
・・・・また思い出しちまった・・・・。
[しばらくはうなされそうだ。]
少なくとも、ヴァレリアは無理。
キリカもまだ不安定っぽい。・・・さっき報告があってな・・・。派手に喧嘩したんだと。
ラフィーネはそれどころじゃなさそうだし、リュミエールは付いてあげてたほうがいいだろう。
スコルは・・・うーん、何だかあっちこっちに手を出しているらしい、よく分からん。
クラムはアイテムと魔法で思ったより頑張っていたと思う。次点候補だ。
メイアルは、正直どう判断していいのか・・・。どう思う?
ヴェルデの戦いはソツがない。もう一皮剥ける何かがあればいいんだが。
アイリは今が過渡期と思われる。今日はナシでも明日はアリかもしれん。
うん、すごいすごい。
[ちょっと棒読みになっている。まああの時は色々とアイテムや魔法の効果があったからだろうが・・・。]
俺こう見えても、実は育ちはいいんだよ・・・。
[ミリの可愛い字を微笑ましげに眺めた。]
さて、フェイトが来るまで時間潰すか。
ミリちゃんは予定は?
『すごい情報網ですね……』
[私も図書館よりこっちを優先すべきだったかな、と言いつつ]
『スコルさんは、錬金アイテムに興味を持っているようでした。昨日の薬も自作のようでしたし。
クラムさんは……そうですね。一度戦う姿を見ましたが、攻撃力はそう高くは無いようですけれど、安定しています。メンバーの中では次点候補でしょうか。
メイアルさんは……マイペースですね。揺さぶられない辺りは良いのですけれど……
術の特性上、二人パーティーにはあまり向いていないんですよね。術以外では戦闘能力は高く無さそうです。
私の判断できるのはこの辺でしょうか。』
[育ちが良いといわれ、]
そうなんですね、見えませんでした。
字が上手なのは年の功だとばかり。
[嫌味なのかそうじゃないのか、笑顔で答える。]
そうですね……
いえ、こっちは予定は特に無いです。ヴェイドさんは?
[呪いアイテムを宝箱に入れにハイドに乗って一旦上層まで戻る。
剣を1本ずつ離れた宝箱に入れると拠点に戻り始めた
途中に小屋が有った、もしかしたら冒険者が建てたのだろう。
様子を見に行ってもいいかもしれない。]
[素直すぎるミリの返答に、ただもう苦笑い。]
まあ10歳までだけどね。
すっげー厳格な家で、アレはダメコレをしろと言われ続けて、ある日爆発して飛び出しちまった。
気がつきゃこのありさまだよ。
俺も予定はない。適当にその辺に座って時間潰そうかと思ってる。
[広場の付近だろうか。ヴァレリアの姿を見かけて、頭を下げる]
昨日は援護ありがとうございました。
その、テイムって言いましたっけ?
カボチャと話す所、本当は見てみたかったです。
[話しながら、ちらちらと空を飛ぶ魔獣の方を気にして見やる]
ヴァレリア様は、意思の疎通っていうか……あの方達が何を考えてるのか、おわかりになられるのですか?
あ、すみません。拙者、あまり人と話すのが得意ではないものでして。
ええと、ヴァレリア様とあの方たちとがどうやって、どういうお話をされるのか
興味があるというか何というか……賑やかそうでいいなって。
お気に障りましたらごめんなさい。
[返答があろうがなかろうがお構いなしに*しゃべっていた*]
いやいや、ミリちゃん。
実際はギルドに上納金払ってんだろ?だったら情報収集は肩代わりしてもらえって。
できる限りの楽はしようぜ。
錬金アイテムか・・・。猟師としての技術はもう捨てるつもりなんだろうか?
あれもこれも一気にできるようなもんじゃないしな。
俺さ、メイアルは食ってるところしか見たことがないような気がする。
どんな術使ってた?
[ヴェイドの過去を聞き、]
そうだったんですね……
……このありさま、って。
[最後は苦笑いする。]
んー……私も、そうしようかな。
今から依頼前だし、出来るだけ体力温存したいですし。
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