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―回想・宿・朝―
んー……今日はちゃんと起きれたよ。
おはよ、ファンタ。
[寝付いたのは色々合って遅かったが、普段起きる時間に目を覚ます。
いつものようにベッド脇の本の表紙を挨拶代わりにぽふぽふと叩くと、ベッドから起き出した。]
……今日は……どうしようかな。
[昨日フェイトの言っていた整備の話を思い出す。
ちらりと本を横目で見ると、]
……うん、やるか。
[午前中は本の手入れをすることに決めた。
いざという時に自分の最大の武器を使えなくては意味が無い。
寝巻きから部屋着に着替えると、簡素な机や椅子を端に寄せて、そう広くは無い部屋の真ん中で本を開いた。]
よろしく、ファンタ。
[手入れが嬉しいのか、本の上で光の玉がくるくると踊る。
ミリは腕まくりすると、普段は宿に置きっぱなしにしている荷物から工具箱を取り出した。]
[ヴェイドにも会釈。講習が終わってから一度も見ていなかった。]
こんにちは ヴェイドさん。
>>49 スコル
サラムオレンジの収穫かあ…。 何かの薬になるんだよね。
何かは覚えてないけど。 はは。
[>>50ヴェイドの言葉を受けて]
ヴェイドさんが行くなら今回は俺は止めておくよ。
人数が多ければそれだけ取れるだろうけど…。
一つ幾らなら取り数が減っちゃうかもしれないし。
二人とも気をつけて。 何も無い事を願ってる。
ちなみに、削除した場合も喉を消耗するのかしらん?
試してないから分からにゃい。
さらにちなみに、上で掲げた採取アイテムは、某和製MMORPGで序盤にお世話になる素材…とのこと。
ほんの少し友達の家で見せてもらったくらいなので、自分じゃよく知らんのです。
約1週間のRP村で精根尽き果てる人間がネトゲなんぞやった日にゃ、憔悴してちんじゃう気がするよ!よ!
やる気満々だねぇ。ちょい待ちな。
[スコルのリュックに軽く噴きながら、麻のズタ袋をタダでいくつか調達してくる。全体的にかなり気楽な様子だ。]
よっし、いいぜー。場所の案内よろしく。
―宿の自室―
熟練さんは、二人もいるんだ。誰だろうね?
[精霊ファンタ……光の球に話しかけながら作業を続ける。
本を補強するように取り付けられている魔石の粉が含まれた金具を磨き、綻びがないかなどを細かくチェック。
紙を繋ぐ白アゲハ蝶の糸が解けそうな部分はしっかり結びなおした。
慣れた手つきは、素人のものではない。]
次はー……
[裏表紙の金具を磨いていると、ジャケットの上に置きっ放しの腕輪の石がきらきらと光っている。]
あ、あ……通信……
わ、この手じゃ触れないよ……
[通信道具になっているそれを持ち上げようとして磨き粉とオイルでべったり真っ黒な両手に気付く。]
あ、あー……
あああ。
[わたわたと慌てて手を拭っているうちに通信が途切れてしまった。]
……熟練の人だよね?相手。
怒ってないかなあ?
[ファンタに問いかける。]
『さーね。そんなの知らないよ。
それよりミリ、はやく裏表紙も磨いてよ!!』
[光の玉がふわりふわりと本から離れてミリの髪を引っ張る。]
わ、わかったよぉ、引っ張らないで……いたた。
[新入りのみんなの前では『喋らない光の球』であるファンタが話しかけてくる。
髪を引っ張るためにか、ふわりと具象化する姿は、小さな小さな30cmの少年。
仕方ないな、と作業に戻るものの、すぐにもう一度石が反応して再び同じことを繰り返す。]
……あああ。
[落ち込むミリとは対照的に、ファンタはもっともっと、と急かすのだった。]
−エントの街、北門−
[ヴェイドの仕度を待って、少し離れたところにあるオレンジの群生地を目指す。]
おう、道案内は任せてくんな。地図でばっちり下調べ済みだぜ!
サラムオレンジの木は丈が低いんで、採るのは簡単だあな。
ついでに、同じ柑橘系のヘンルーダの花とかがありゃあ採ってきてえ。
解毒剤の材料になるらしいんで、採ってくりゃ道具屋に売れっかもだし、自分で加工すりゃあムダな出費を抑えられるってもんだ。
[長身のヴェイドとは歩幅が違う。小走り気味になりながら、同じくらい忙しなく舌を動かしている。]
ヘンルーダは、正確に言うとミカン科。花は黄色で小さい。
虫食い防止のために、葉っぱを本の栞とかに使う。
…だそうだ(冒険者ギルドのうぃきぺでぃあ先生曰く)。
実は解毒効果少ないんじゃ?と調べてて思ったが、ま、いっか。
―エントの街・北門―
[せかせかと歩くスコルに対し、ヴェイドはかなりのんびり目に歩いている。一歩の幅が大きいので余計にゆっくりに感じるかもしれないが、スコルとの移動距離は変わらないらしい。]
へぇぇ、ヘンルーダ。お前さんは薬草に詳しいのかい?
[雲を見て風の流れを読みながら、スコルにたずねてみた。]
[二人を見送った後。]
さってと。どうしようかな。
やっぱりシロガネに組み手付き合ってもらおうかな…?
[ギルドの受付で頭を捻っている。]
あとはコレ、か。
[本の裏表紙の内側を開く。そこには幅広の両刃剣が一つ。
大事な得物も、握りを確かめ刃を研ぎしっかりと磨きあげた。
柄にはめ込まれた魔石までピカピカにすると、腕を伸ばして剣を眺める。そして何の前触れも無く、狭い部屋でひゅん、と高い音を立て素振りを始めた。片手で。]
[たっぷりと時間をかけて一通りの作業を終えると、ファンタは満足そうに本の中へと戻っていく。]
……はあ。
もう。みんなの前では、具象化したり話しかけたりしたらだめだからね?
[ミリの注意が届いたのかは分からない。]
[綺麗に手を洗うと、通信道具である腕輪の石に触れる。僅かに魔力を注ぐと、念波を送る。]
『えー、っと。
聞こえますか?熟練冒険者のお二人さん?
こちらミリアム・コルネリア・マクラリーン。
先ほどはお返事できなくて申し訳ありませんでした。』
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