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「「兼マッパー」且つ方向音痴」は、「ひよっこ冒険者」と言ったら「フォーチュンクエスト」でしょ、というナカノヒトの若かりし頃の愛読書の主人公をパク…いや、リスペクトしただけで、特に意味はない。
竹アーマーや緑のスパッツ装備するとか、フライの呪文やバンザイ魔法使えるとか、小動物と話せるとかもやりたかったが、さすがに自重した。
…しかし、最近のフォーチュンクエストは読んでないな。恋愛っぽくなって面白くなくなったんだよな。今、どうなってるんだ?
[キリカの網を切ってから、そのまま置いて歩き出す。]
ん?ギルドに依頼失敗の報告。
つーかあのままだと逆に集団で町にやってくるかも知れんから、ギルドのほうからヘルプを出すように言ってくる。
相手に見合わん依頼を出して依頼人に被害があった場合は、ギルドが責任を負うわけだしね。
しっかし、ここの町の盗賊ギルドは適当すぎねーかよ、全く・・・、
[ぶつぶつ文句を言いながらギルドに戻って報告。依頼失敗でも救出成功ということで、カードの経験値が19ポイント増えてた。]
でも、でも……
あの、ありがとうございます……!
[返された財布を握り締め、再びお礼を言う。]
そうだ、お礼……何かお礼しなきゃ……!
[シロガネが冒険者の依頼――画家の護衛の話をしているのに気付かないまま、どうお礼をしたらいいのかと悩んでいる。]
ナイよりマシだな。タダ働きだし。
[合計で69ポイントと表示された経験値を見ながら、一人ごちる。どうやら100ポイントで1レベル。やっと冒険者の戸を潜ったことになるらしい。]
さて、後はメシ食って寝るか。
あー風呂にも入りてぇからやっぱ宿取るかねー。
[ギルドを出て、程近い酒場宿へと歩き出した。**]
いや、だからそのようなこと気にせずに、一緒に学んだ縁なのですから
[と、悩んでいるミリにいいながらも酒場の店主の言葉を聞く
その周辺。敵なら駆け出しでも応対できるらしく。湖も日帰りでいける距離らしい。
どうだ?と問いかける酒場の亭主]
しかし…護衛というのは一人ではなかなか…
[そこで未だ悩んでいるミリが目に留まる]
ミリさん。よければですが、この仕事一緒にやりません?
[途方に暮れていると、向こうから見知った人がやってきて抱えていた大きな荷物を下ろした。ヴェイドが去った後、近づいてみると、切れているとはいえまだ網に絡まっているキリカの姿が目に入った]
――っ!ま、まさか。
ヴェイドさん、キリカちゃんを捕獲して、売りさばこうとしたのでは!!そして、ここがその取り引き場所なのね!
危険が危ないわ!キリカちゃん逃げましょ!
[勝手に妄想を膨らませつつも、キリカをつんつくつっついてみる]
そうだ!私助けを呼んでくるわ。
ヴェイドさんがどんなに極悪非道な人でも、まだひよっこ冒険者、熟練者には叶わないわ。ねっ!
[そう言い残すとキリカを残して、...は人の居そうな所に向かって走り出した]
……へ?
[潜っていた思考を呼ばれることで表層に上げ、きょとん、と目を丸くした。]
えっと……?
[話を殆ど聞いていなかったミリが戸惑っていると、簡単に説明を書いた紙を酒場の店主から見せられる。]
――護衛、湖まで。駆け出しでも可能。
……シロガネさんと、護衛の依頼受けるってこと、ですか?
[読んで、こくりと頷かれる。]
わ、よ、わ、喜んでっ……!
[弱い子供のような自分でいいのでしょうか?でも嬉しいです。喜んでご一緒します。
を全部口には出せずに、ぶんぶんと首を縦に振りOKを示す。]
――酒場――
[おいしそうな匂いがしたので、食事時なら誰かいるだろうと思い、酒場のドアを勢いよく開けた]
たいへん、たいへん、たいへん!
大変よ、人攫いが出たの! 本当の本当に本当なの!
[叫ぶ...に酒場中の視線が集まっただろう。その中に見知った顔があったので、...は手を降った]
やっほー。ミリちゃんとシロガネちゃん。
二人もご飯タイムなんだ〜私も食べるー
[先ほどの勢いとは異なり、のんびり二人に近づいて、そばの席に座った]
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レベルアップのポイントって、何が元ネタなんだろうか?
ちなみに…
ミリに元ネタなんてあらーすか!
全部勢いと妄想で出来ています。
大きい本は、見た目はFFTAっぽいかな?でもあんなにゴージャスな本じゃないよ!よ!
[悩んだり目を丸くしたり首を縦にぶんぶん振ったり、面白い子だ。なんて内心考えながら]
ええ、そうです。
さすがに初依頼…それに護衛は一人では不安ですしね。
[講習の際、護衛は一方的に守る存在がいることで難しくなるとも聞いている]
じゃあ、お願いします。ミリさん。
ということで、店主。その依頼承ります。
[パーティを組むほうがかしこい選択だろうと頷く店主に、その依頼を請けた。期限は二日。深夜などでなければいつでもいいらしいことも付け加えて聞く]
へ?人攫い?
[酒場に入るなり真剣な様子で叫ぶメノミリアにきょとんとした様子で聞きつつも、いきなり食事のために席について]
…結局人攫いはいいのですか?
[匂いにつられて「A定食お願い」とか呑気に主人に頼んちゃっていると、クロガネの冷静なツッコミに我を取り戻した]
そうなのよ!よくないわよ!
私見ちゃったのよ。あのヴェイドさんが網で捕獲されたキリカちゃんを運んでたのを。そして道端に捨てたのを!
えっとね、ここからあっちの方向歩いて、右の…左だっけ?――
[キリカを見かけた場所を説明しようとするが、「あっち」とか「野良犬が歩いている道」などと要領の得ない台詞が続く]
ここ、こちらこそ、よろsくおねがいしますっ!頑張ります!
[途中噛んだが、勢いで言って再び頭をぺこり。
顔を上げると、嬉しそうな様子がにじみ出ている。冒険者らしい依頼にわくわくしているのだ。]
[音とかけられた声で、シロガネと一緒に、酒場に入ってきた勢いのいい人物――メノミリアに視線を移す。]
……人攫い?
[慌てなくて良いのだろうか、席に着いたメノミリアへのシロガネの質問の答えをミリも待った。]
― 街の外 ―
[ぽこぽこと叩かれたりくすぐられたりした後、気を失っていたようだ。
いつのまにか見張りを残してコボルドたちはどこかへと消えていた]
このまま売られちゃうのでしょうか。
[ぐるぐる巻きにされたまま頭が冷えてくると、クノーメの講習内容が思い出される。単独行動に慢心に注意不足、と反省点が多数]
……はっ、これはもしかして走馬灯という奴では?
[頭を振って宙から見張りの様子を見る。と、ちょうど見張りが呻き声をあげ、逃げて行くのが見えた]
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