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さすがに今からあちこち店を回る気はしないねぇ。
報酬があったことだし、それなりの筋は通さねーとな・・・。
[そのスジの人だけが分かる目印を辿って、盗賊ギルドへと向かい登録証を見せて冒険者報酬の一割を納める。これで色々と情報が手に入るようになる寸法だ。]
とりあえず着替えが欲しいんで、適当な服と胸当て程度見繕ってくれる?
ああ、安いのでいいぜ。
・・・・あ?他にも誰か来たのか?
[渡された服に着替えて装備を身につけながら、なにやらちっこい子が大きめの案件をもぎ取って行ったことを聞き出す。]
コボルトの集団って、一人で何とかなるもんかよ?
[首をひねった。]
[お腹は空いていないが、賄いが丁度出来たところらしく食べられるというので量を軽めにを出してもらうと、カウンターの隅の席に腰掛けた。]
……ん?
[もぐもぐと一人で食事をしていると、ふと、カウンターでぎゃあぎゃあと喚きながらスープを飲んでいる誰かに気付いた。
身なりは駆け出しの冒険者風。女の子のようだ。
何だか良く分からないけれどくるくる変わる表情が面白く、クスッと笑みがこぼれた。]
―酒場―
おや…フェイトさん…でしたよね。
[別名盾の人。それにスコルも共にいればぺこりと挨拶をして]
ご機嫌ですね。何かあったのでしょうか?
[小首をかしげて聞けば、冒険者としての初の仕事を請け負ったことを聞かせてくれるだろうか]
[一通り装備を整えると、詳細を聞き出してさらにいくつか道具などを追加注文。]
どう考えても無茶だろ、この仕事斡旋すんの。
ギルドから他に助っ人出す気あんのー?
[無いらしい。
ため息を漏らしながらギルドを出て、現場へと向かった。]
そんなに遠くないな。町に近いから依頼主たちも困ってるんだろうが・・・。
レベル指定くらいはしとくべきだぜ。
[凄い速さで走りながら、報酬額に軽く頭を振った。]
[酒場内をきょろきょろと見回していると、誰かが入ってきたのが見える。
同じ講義を受けていた見覚えがある姿。確か名前は……シロガネ、だったか。
その手元に目をやると、]
あ!私の財布っ……!
[シロガネの手にミリの財布が握られているのを見つけ、思わず(ミリにしては)大きな声を出していた。]
[現場はすぐに見つかった。そろりと遠巻きにして状況を確認。]
・・・イモムシか?あいつは。
[吊られたキリカの周辺にコボルトが1(6)匹集まっている。]
―酒場―
では店主…私にも彼と同じような駆け出しにも簡単な仕事はないだろうか?この道をよく知るの人間に聞いたほうがいいだろうからな。よろしく頼む
[一礼して頼む込み、そうだな。と依頼を見繕ってくれているところに、声がかかった]
む?ミリさん…財布?
[心当たりはこれしかないと手に持っている財布を示してみて]
私のということは落としたのかな?
少ないな。もっとたくさん居るはずなんだが・・・応援を呼びに行ってるのかね?
[ヴェイドがたどり着く間に、見張りだけ残してどこかに行ってるらしい。
場が荒れてないしキリカにも戦った痕がない。]
こりゃやりあってるうちに囲まれるな・・・。
こういうときこそ逃げるが勝ちだ。
[シロガネに尋ねられ、こくこくと頷く。]
そうです……
よかったあ、財布って落とすと本当に見つかることなんて無いから……もう諦めていました。
拾っていただきありがとうございます!
[ほっとした表情でシロガネにぺこぺこと頭を下げる。]
/*
コピペ
01モンスター退治
02モンスター捕獲
03ドロップアイテム収集
04素材採集
05護衛
06調査
07人探し・救出
5(7)
――街のどこか――
[奇跡的に宿に辿り着き、なんとか財布をゲット。そして再び街の中を徘徊する。途中でヴェイドやリュミエール、ラフィーネなどとすれ違ったようだが、生憎...は気付かなかったようだ]
……ここ、何処?さっきも通った気がしないでもない…。
いつものように、また迷子かしら。
――いいや、違う。今日から私はマッパーなのよ。
マッパーだから、迷子になるはずないんだもん!
[勇気の握りこぶしを振り上げて、独り言で力説。マッパーだからと言っていきなり方向音痴が治るわけではないということに気づいてない。いや、目をそむけている]
いえ、そんな頭を下げなくていいですよミリさん。
拾ったのも偶然ですから……それにまだ…いや
[実はこのお金で食事を…なんて思っていた...は心中で少しだけ残念に思いながら、ミリに財布を渡す。働かざるもの食うべからずといったもので]
…ふむ。護衛ですか。
[何やら画家が近くの森の湖をみたいからそのための護衛をほしがってるという依頼があるのを聞いた]
[どうやらダメージは低く、驚かせただけで済んだらしい。しかし慌てて逃げていったので、その隙にキリカに近寄りロープを切って肩に抱えそのまま脱兎のごとく一目散に町へと逃げる。
キリカは下手に抵抗しないよう、わざと網に包まったままにさせて。]
お前さん、無茶は止めとけよなー。
せめて何かあったときに知らせられるようにしとけ。
仲間はいらねー一人でいいってんなら、安いSOS弾をギルドで売ってるんだし。
[町への門を潜り抜けてしばらくして、どっさりと道にキリカを下ろした。
軽いとはいえ人一人抱えて走って、息も上がっていない。逃げ足だけはピカイチだ。]
/*
「「兼マッパー」且つ方向音痴」は、「ひよっこ冒険者」と言ったら「フォーチュンクエスト」でしょ、というナカノヒトの若かりし頃の愛読書の主人公をパク…いや、リスペクトしただけで、特に意味はない。
竹アーマーや緑のスパッツ装備するとか、フライの呪文やバンザイ魔法使えるとか、小動物と話せるとかもやりたかったが、さすがに自重した。
…しかし、最近のフォーチュンクエストは読んでないな。恋愛っぽくなって面白くなくなったんだよな。今、どうなってるんだ?
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