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…けほん。
[メイアルに声をかけ、下ろすように言って……下ろしてもらえただろうか。ともかく]
話は終わったぞな?
もうよいなら、そろそろ出発するぞよー。
[歩き出したフェイトを見て、それから辺りにいるニンゲンたちを見回して、声を上げる。歩き出すのを見るまで忘れてた、なんてことはないはずだ。たぶん]
んむ。ちょうどよく戻ってきたみたいだしー…
…また増えてるぞな?
[魔王城に入ってきたミリとスコルを確かめて、付け足す。なんだかまたしても新しいニンゲンが増えていた。そろそろ改めて報酬を要求しなおさないと割に合わないかもしれない]
―中央広場 8:43―
『昼過ぎに、ギルドに戻る』
『何かあったら、鏑矢か狼煙を』
[キリカの残したメッセージを、頭の中で繰り返す。状況を、見誤らないよう。
空のヒルダは、まだヴェイドの影を見つけていない。得られる情報も、彼がひどく羽振りがよかった、という類のものばかり。
ホリーにヴェイドの匂いを探らせながら、モーリスから降り、彼の姿を追い求めていく……]
[クラムやリュミエールの呼びかける声に刀を振るう腕が一瞬とまる]
ちっ
[そのままいけば届くはずだった剣閃がメノミリアの風の守りに阻まれ、刀を引き、その間に接近したクラムを蹴り上げようと足を動かして距離をとった]
スコルか・・・。
[何か言おうとして、止めた。]
まあ、口八丁手八丁で構わない。とにかく凌ぎつつ、どの程度まで心を許せる相手か探ればいい。
ん?それはどういう意味だ?近くにいる人間にならイメージを伝えられる・・・だと、意味がないな。
俺に対して、今ならラフィーネの映像を送れるってことか?
[魔法に対してはあまり知識がないため、よく分からないらしい。]
[やってきた三人をよそ目に準備を整える。
いつぞや>>2:A228のような淡々と、淡々すぎる手つきで。
昔を思う時どんな顔をすれば良いかわからずよくこんな表情になる。]
…… 今の俺は今の俺さ。 そうだろ?
後悔なんてしちゃいない。
[誰にとも無く呟いた。
顔を上げて、カントルをあえて見ずにニニの元へ。]
それじゃ魔王様。 配下をお借りしていいかな。
野心派はぐれ妖精 ニニは、アンデッドキング カントルやーめーるーぞーよー!っとじたばた。最後にはフキでべしべしカントルの手を迎撃してやめさせた。
野心派はぐれ妖精 ニニは、アンデッドキング カントルやーめーるーぞーよー!っとじたばた。最後にはフキでべしべしカントルの手を迎撃してやめさせた。
[何事も無く済んだようで、大きく息を吐く。]
心臓に悪いねえ…っとに。
ああ、ここは居心地良すぎるくらいだが、そろそろ出るとしようや。
[自分の荷物を取りに行きかけて、ようやく思い出し、アイリを呼び止める。]
ああ、これ…香水だ。アイリちゃんの踊りの威力を高める効果がある…はずだ。
数回しか使えないんで、強敵相手の時にでも使ってくれや。
いや、シロガネさんとクラムちゃんに頼まれてな。(>>6:+446、>>6:+471、>>6+474)
一緒にダンジョン潜った時の戦利品使って、アイリちゃん用の道具を作ってくれってさ。
事情はよく分からんが…そういうことなんで、確かに渡したぜ。
(埒があかん)
[そう思わざるを得ない。幾ら「オロチ」に支配されているとは言え、その体は「シロガネ」のもの。
ただの魔物なら巨大ファイアー一発をぶちかまして終了だが、「シロガネ」には流石に手加減しないわけにはいかない]
(ん?)
[オロチの動きがおかしいことに気がつく。剣に少しためらいがあったような――]
んむ?なにを言ってるぞな?
きゃろっとひとりだけ貸してあげるほど、吾はおヌシたちのこと信用してるわけじゃないぞよ?
[アイリやフェイトの言葉に首をかしげる。出発できるらしいことを確認して、ざぼんさんとどりあんさんも呼びつけた]
カントル、おヌシはどうするぞよ?
どっちにしても下まで行くし、一緒に行くぞな?
[よじよじとざぼんさんによじ登りながら、カントルに聞いた]
[皆と合流。>>+190によかったじゃないか、とアイリに声をかける。
腕を組んで]
俺とスコルさん ミリにアイリ メイアルにラフィーネ…か。
壁に出られるのは俺だけ かな?
これだけ援護してもらえるなら 防御に専念するだけでちょうど良いな。
数が多くて受け切れない時は… アイリとミリ 頼んだよ。
―洞窟―
[たどりつくと、そこではミリが待っていてくれた。細かい説明などもそこそこに、どこか急いでいる様子のミリに連れられて魔王城に転移した]
あわわわ……わ、わたくし……転移酔いするんです……。
[いきなり泣き言を吐いている。着いた先の“魔王城”に目を丸くする]
な、なんでしょう。思っていたのと…聞いていたのとはなんだか随分と違った空気のところですわね……
>>+192 ニニ
着いて来るのか…?
[戦闘になった時に黙って見ていてくれるのだろうか、と思う。
他の魔物とどういうつながりがあるのかは計り知れなかったが
続く言葉に初めてカントルを見た。]
[ミリはカントルの姿を見つけ、少し眉をひそめる。
敵意などはまるで感じられないが、アンデッドでもあり緊迫していなくても纏う剣士の雰囲気が伝わってくる。
……しかし、あまり気にしない素振りでニニに向き直り]
あ、妖精の魔王様、
入り口とココとの転移の魔方陣の設置を完了しましたよ。
少し大きめに作ったので、
……一緒に居るウッドゴーレムさんもきっと通れますねー。
[ややわざとらしく、「そのために作った」という意味になるような恩着せがましい言い方だ。
……実際はそんなことを考えずに描いたのだけれど]
ふん…憎たらしい。
[己を勝手に目覚めさせた闇にも、未だ未完成なこの器にも。そして目の前の三人にも。
全てのことに苛立つように舌打ちをうち]
……はっっっ!!
[刀を地面に叩きつけると、現れる大蛇の剣閃が二つ、大地を裂き、三人を分かち]
…難知如陰…
[声を届かせないような轟音。そしてあがる土煙にまぎれるように気配が消える]
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