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[近づいてくる皆に気付かず見つめあい。
とっさに飛び掛る!]
ていっ!
[
2(2)
1.よけられた!また地面にダイブ。
2.つかまえた!でもすぐに逃げた。
]
……後一回。
大丈夫。大体、コツは掴みましたから。
[ソリから降りると両手で持ち上げ、頭の上に乗せる。
瞳に闘気を漲らせて、斜面を一歩ずつ登っていく。
斜面の上につけば、ヴァレリアと姫に向かって、手を振ってみせた]
姫様ありがとうございます。
わたくしめは「ヴェイド」。あなたの「ヴェイド」でございます!
[大きく両手を振って名前をアピールしながら]
おーっし、許可が下りたぞキリカ。
[ソリを引いて再び斜面の上に駆け上がった。キリカが膝に乗るのを確かめる。]
ほら、次はキリカがカウントダウンしろ。
[がしっ、と掴む。がすぽんと抜けてしまった。
物凄い速度でフェイトから離れてまた埋まってしまう。]
よし…って あ! くっそう。
[掴んだ手を結んで開いて。]
植物… だよなあ。
あ。ごめん。解除失敗しちゃった。てへ☆
――じゃなくて、魔物が来るかも。気をつけて!
[...が皆に注意を呼び掛ける。
と、黄色の小さなネズミ型魔物が二匹現れた]
このサイズなら、まだ弱いわ。一発当てたら倒せるはず。
このネズミ、電撃攻撃してくるから注意してね!
[ぴちゅーと鳴くネズミの魔物に「これなら初心者ズに任せても大丈夫か」と思い、...は手を出さずに様子見をすることにした]
[薄く涙を浮かべじんじんと痛む頭を押さえながら、スコルが示した手紙を外して見る。]
わ、笑い事じゃないんだぞスコル!!本気で頭蓋骨まで食い込んだかと思ったくらいだ…
少し確認するので、そっちでその草とやらを先に調べておいてくれ。返事が必要なら書かなければならん。
[その手紙の内容は、そこまで自分が考えていなかった事で。ヴァレリアがどれだけ真剣だったのかを痛感させられるものだった、]
…ふむ。
・・・・わあ、メノミーったら、おちゃめさん。つん。
[額をつつく音らしい。]
いやさ、それ以前にすっげー気になっていたことなんだけどさぁ。
昨日指摘しそびれたんだよな。
アイリって相変わらず、移動鳴子状態なのか?
トラップ解除以前の問題だと思うんだよなぁ。
俺からの課題ってことで、伝えてくれる?
「鈴をつけたまま、鈴を鳴らさずに歩けるように訓練すること」
・・・って。
―ダンジョン・下層か中層かどっかその辺―
…んーむ…センリョクは吾が眷属である程度補えるにしても、やっぱり弱点は似通っちゃうぞなー…何とかせねばならぬぞよ…
[歩くのはどりあんさんに任せて、その上で考え込む]
マリンみたいに、ほかの種族からかんゆーすることも増やしてー…んむ?
どりあんさん、ちょとすとっぷぞ。止まるぞよー。
[ひとり言をつぶやいていたその目の端に、ちらりと赤い金属光沢が映った。どりあんさんを止めさせ、近づいてみる。
それは、大きなねじまきを背中にくっつけた、金属製の赤いドラゴンだった。ただし、かなり小さい。もう少し上のほうで、似たような緑色のを見かけたけど、それらとは違って動く気配はなかった]
ふむ? 行き倒れぞな? いずれ吾が手下となる(予定の)ものを、このままにしておくわけにも…
ふふふ、しかし吾は知っているぞよ。
カラクリはこのワラビで元気になるぞな!
[ホントはゼンマイなんだけど。哀しいかな訂正してくれる人はその場に誰もいなかった。
とにかく、ドラゴンの背に取り付けられたねじ回しを巻いた。きりきり巻いた]
― 畑 ―
[普段ならば直接回復する相手に送り込むエネルギーを右手に溜めた。
エネルギーボルトと同じ要領で、ヴェルデに向かって治癒のエネルギーを飛ばす。 3(6)
1・2→ヴェルデにHIT!
3・4・5→スコルにHIT! 何事も起こらない
6→フェイトにHIT!
けが人に当たるとなんとなく痛みがとれた気がしなくもない程度に回復するだろう]
えっと。
いち、両手を挙げること!
に、大きな声を出すこと!
[拳を握って気合を入れ、さっきと同じ場所に座る]
さん、にい、いち、行きまーす!
[カウントダウンを終えると、目をしっかりと明けて両手を挙げる準備。
滑り始めると、あおぉぉぉぉぉぉん!!と叫び声をあげる。
+裏+が表なら無事に滑り降りられるが、裏ならバランスが崩れて傾くかも]
てへ。と可愛くいっても状況は変わりませんよ。まあいいですけど
[なぜそこまで魔物に詳しいのかは眼前の敵に集中しているために、ただそうなのかと頷き]
ただ…斬るのみ
[鯉口を切り、低く構えたまま一気にと駆け抜け刀を抜き一閃。2(3)
(1:避けられる。2:掠らせるが同時に電気が放たれる。3:見事両断する)]
[てへ☆と笑うメノミリアにええーっと思うが、突っ込みを入れている余裕はなく]
う、うん……!
って、ネズミ?
[黄色くて小さいそれを、ちょっと可愛いと思ってしまった]
よ、よーし! 攻撃だ!
[ステッキを構え呪文を唱え始める――2(2)
1.無事に呪文完成、攻撃!
2.向こうが電撃を放つのが早かった!]
おお、元気になったみたいぞな。
待ってるぞよ。もっともっと巻いて元気百倍ぞ。
[ゼンマイを回すうちに、ぎょろりと大きな目に明かりが灯り、固まっていた関節がゆっくりと動き出す。
それがなんだか楽しくなってきて、手を止めずにさらにねじ回しを巻いた。きりきり巻いた。きりきりきりきりぎりぎり…]
…あ。
[ねじ回しが折れた]
あ。
[光沢を放つ体が、小刻みに震えだした]
あー…
[ずどどどどど…!
噴射炎を噴出しながら、機械仕掛けのドラゴンは吹き抜けになった洞窟を、上へ上へと飛んでいき…やがて見えなくなった]
……行くぞよ。
[しばらく呆けたように行く先を見守っていたけど、どうしようもないものはどうしようもない。かといって、放っておく気にもなれず。気を取り直してねじ回しを片手に握りなおすと、どりあんさんを促して、飛んでったドラゴンの後を追うように、上層へ向かった]
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