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― ギルドを出て、畑へ ―
[道々、2人に思わせぶりな態度を取ってしまったことを詫びつつ]
すまね。なんとな〜く、その草みたいなのの話、どっかで聞いたことあるような気がしたんで、実物見たら思い出すかなって、それだけなんよ。
にしてもあの畑、つくづく珍しいモンが現れるな。
お化けカボチャの次は、謎の草かよ。
えっと。
いち。両手を挙げること。
に。大きな声を出すこと。
……凄く恥ずかしい気がしますよ。
[拙者、依頼の途中でござるのに、とぶつくさ言っている]
え、ひ、膝の上にですか?!
子供じゃないんですから……。
[躊躇していたが、姫の興味をこちらへ移させる目的か、大声を上げるヴェイドを見て]
は、早くやってしまわないとですね。
ヴァレリア様もお困りのご様子ですし。
姫様ー!
[ヴェイドの膝の上にちょこんと座り、両手を振ってみせる]
・・・・・ミリちゃんがそう言うんなら、仕方がないよなぁ・・・・。
[メノミリアとは態度が違う。というか、その根底には説明できない恐怖が横たわっていたりするのだが。]
『へええ……そうなんですか……』
[ヴェイドの説明に感心するように相槌を打つ。]
『ああ、ヴェイドさん忙しいんですね。
わかりました、私何とか頑張って今から……っ痛……』
ミリちゃんのランダム事情も私は知っていますがががが。
スコルは知らないことだし、これでしゃしゃり出てって治療して、半日絶対安静を即日大復活!とか、あり得なす。
何度も掲げるようですが「1人で何でもできるキャラにならない!」
…うん。これ、破っちゃいそうで本当に怖い。
ここまでは割と大丈夫だったような…でも、見方によってはアウトなのかなあ。
『凄いお宝こっち』……
[思わず復唱して凝視]
凄くあやしい、気になる……
[しかし方向が違うと解れば通り過ぎるしかない]
二人はあれ、もう調べたの?
……そっか、まだかー。
― ギルド→畑 ―
どこで見たんでしょう?
僕は精霊や変わった生き物なんかにはからきしなんですよねぇ。
[畑は珍しいものの産地です、とスコルに同意しながら歩く]
どなたかいるでしょうか?
[背伸びして畑を見ると、人影が動いている]
! いらっしゃいますよ!
地図の書き方も色々あるのよ。
これはダンジョン向けの描き方なのよ。えへん。凄いでしょ
[と、自画自賛しつつも、最初の分岐点を昨日と同じように張り紙を無視して左に曲がる]
そっちは今度探索しましょ。大丈夫、ダンジョンは逃げないわ。
焦っても仕方がないのよ、ゆっくり進みましょ。
冒険者って戦い以外の能力の方が結構大切だから。
野宿の技術とか、トラップに対する対策とか。
いろいろ少しずつ覚えるしかないけど、頑張りましょ
[時々みんなが逸れてないか確認しながら、前に進む。
昨日の泉のところにたどり着き、今はモンスターがいないことに安堵したとき、+裏+
半:うっかりして鳴子>>0:618を鳴らしてしまう。丁:鳴らす寸前で鳴子に気づく]
…やっぱり怪しいですよね。
…もうすぐで泉が見えてくると思いますよ。昨日戦いがあったところです。ここから先は私もまだ知りませんけどね
[二人の感想にやはりと同意しつつも。いったところまで説明する]
はずかしいとおもうからはずかしいのだー!
[わざと棒読みっぽく大声を上げる。
キリカが膝の上に座ったのを確認すると、秒読みを始めた。]
スリー、ツー、ワン、ファイアー!
[後ろ手でざっとソリを押し出した。何のことは無いと思っていた斜面が、スピードが乗ると角度が急になって突如目前に迫ってくるようで、瞬間背筋をひやりと恐怖が撫でていく。]
うわっひぉぉぉぉい!!!
[訳の分からないヴェイドの叫び声が、背後から上がる。しかし、頬を撫でる風に爽快感を感じ始めた直前、ソリは斜面の下についてしまい、止まった。
そのギリギリ感が物足りなさを感じさせ、ついもう一回となってしまうのがソリの魔力だ。]
あー、終わったー。
どうだった?
[笑顔でヴェイドが聞いてくる。]
― 畑への道 ―
[スコルの話を聞きながら、表情を曇らせる]
なるほどな、思い出せたとしてそれが周囲に害を及ぼすものでない事を祈る。
しかしリュミエールの話を聞いていると…この間のカボチャよりかは危険なものではなさそうに思えるが、実際に見てみる他ないな。
[一瞬頭上を覆う影。見上げると大きな鳥…いや、鷹。]
…ヒルダ?
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