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[素直すぎるミリの返答に、ただもう苦笑い。]
まあ10歳までだけどね。
すっげー厳格な家で、アレはダメコレをしろと言われ続けて、ある日爆発して飛び出しちまった。
気がつきゃこのありさまだよ。
俺も予定はない。適当にその辺に座って時間潰そうかと思ってる。
[広場の付近だろうか。ヴァレリアの姿を見かけて、頭を下げる]
昨日は援護ありがとうございました。
その、テイムって言いましたっけ?
カボチャと話す所、本当は見てみたかったです。
[話しながら、ちらちらと空を飛ぶ魔獣の方を気にして見やる]
ヴァレリア様は、意思の疎通っていうか……あの方達が何を考えてるのか、おわかりになられるのですか?
あ、すみません。拙者、あまり人と話すのが得意ではないものでして。
ええと、ヴァレリア様とあの方たちとがどうやって、どういうお話をされるのか
興味があるというか何というか……賑やかそうでいいなって。
お気に障りましたらごめんなさい。
[返答があろうがなかろうがお構いなしに*しゃべっていた*]
いやいや、ミリちゃん。
実際はギルドに上納金払ってんだろ?だったら情報収集は肩代わりしてもらえって。
できる限りの楽はしようぜ。
錬金アイテムか・・・。猟師としての技術はもう捨てるつもりなんだろうか?
あれもこれも一気にできるようなもんじゃないしな。
俺さ、メイアルは食ってるところしか見たことがないような気がする。
どんな術使ってた?
[ヴェイドの過去を聞き、]
そうだったんですね……
……このありさま、って。
[最後は苦笑いする。]
んー……私も、そうしようかな。
今から依頼前だし、出来るだけ体力温存したいですし。
にしても、フェイトもやたらと達筆だな。
実はいいところの出だったりすんのかねぇ?
[依頼メモの文字を見ながら、呟いた。]
んじゃ俺、そこのソファーで仮眠取ることにする。
[受付の隅のソファーに座ると、腕を組んで目を瞑った。**]
『この街のギルドには面識が殆ど無くって。
今のちょっとだけ籍を置いている魔術師ギルドに頼るのも変でしょう?
今回はこのエントですけれど、普段はここではなく、別の街で活動しています。
冒険者ギルドも、所属はしていても籍だけ、って感じでした。交渉ごとやギルドからの情報って、全部両親が纏めていましたから。』
確かに……そうかもしれませんね。
[ヴェイドの推理を聞き、頷く。]
[ソファで目を瞑るヴェイドを見て、眠ったのかな?と少しじっと見てみる。
何の反応も無いので眠ったのだろうと決めると、]
私は……とりあえず、腹ごしらえ、かな。
そういえば、朝から何も食べてない。
[お腹をさすりながら、ギルドの食堂へと向かった。]
こーの、箱入りちゃん☆
[目の前にいたら、デコピンかましているところだ。]
ちょっとでも籍を置いたらもう仲間なんだから、頼れよ。
俺だってここは一年くらいしか居ないぞ?仕事であちこちのギルドをたらい回しされてるからなぁ。
そもそも、その親がやってたことを自分でやってみなきゃ、何のためにここでこんなことしてるか分からんだろ?
『箱入り……ですよね。』
[一応実感はあるらしい。]
『何のため……
そうですね……何事も、やってみないと。
分かりました。
魔術師ギルド、行ってみます。……ありがとうございます。』
[カボチャにとどめを刺した後、戻って冒険者ギルドでシロガネは「ダンジョン調査」の依頼を受けただろう。
そして早朝、メノミリアとシロガネはダンジョンに向かって出発した。
小一時間歩いたのちに救護施設にたどり着く]
やっとついた。
ねえ、シロガネちゃん。昨日の戦闘の怪我は大丈夫?
もしあるなら、ここですきっと治してもらおうよ。
そして疲れが取れたら、さっそくダンジョン探検に行こうね!
[にっこりとシロガネに笑いかけて、そしてもしシロガネが治療を受けるならば「ちょっと寝不足だから、眠気覚ましに外の空気吸ってくる」と一人で救護施設の外に出た]
― 回想・カボチャ畑の手前 ―
[あれから一晩経ったのだから、流石に皆それぞれの寝床へ戻っているかと思えばラフィーネもリュミエールもずっとそこに居たらしい。
そこへアイリとヴェイドも加わって何かを食べている様子を離れた木の陰から見つめていた。
なかなかどうして声をかけられない、このまま気配を消してやり過すかとも思っていればアイリに見つかって「一緒にどうか」と、食べていた何か…カボチャのパイを差し出された。昨日腹に収めたのはパン一切れのみだったのでそれを輪に入る口実とし、パイの感想を述べたり畑の様子を覗いてみたり。
少し落ち込んでいた気持ちをカボチャのパイは優しい甘さで包んでくれた。
それからしばらく雑草を相手に何事かを呟いていたが、ラフィーネが熱を出していると聞きメイアルの言葉>>61もあったので自分も一路ギルドへと戻る事にした。]
そうだ、これをどうにかしないと。
[そう独りごちて撫でるのは右目と両腕。右目の方はきちんと治療をしてもらうように、とラフィーネから言われていた事を思い出す。所持金を確認しながら救護テントへ。]
― 回想・救護テント ―
[しばらく放置していた右目の傷ではあったものの、数週間で治る見込みと聞いて胸を撫で下ろすも、治療を受けている間ずっと説教を聞かされていた。]
え、どうして放っておいたのかって…いや、まだ講習を受けている途中で冒険者としてでないとこちらでお世話になれないと思っていましたし、お金もそんなになくて…はい、すみません。以後気を付けます。
[処置されテントから出て来た両腕には湿布薬。臭いを嗅ぎながらふと窓口を通りかかり、また依頼の貼り紙を見つめた。]
………。
[何度か名前を書こうと手を挙げかけたが頭を横に振ってその場を去り、訓練所へ向かった。]
―回想終了―
おう、行ってみろ。しかしそもそも論になるんだが・・・。
今回は新人育成の場だからな。こっちが情報を出しても良くないんだ。
ミリちゃんの得る情報は、当たり障りのないものに限定しておけ。
・・・お?
[寝ているようで寝ていない、そんなヴェイドの意識に、誰かがひっかかった。]
・・・アイリか?
――ダンジョン入口前――
あーあ、全くこんな時に限って変な夢を見てしまった…。
「夢は深層心理の塊」というけど、「ミリちゃんが片手で本を振り回して、ヴェイドさんを殴り飛ばす」って一体どんな意味があるんだろう…
[自分が初心者の時に制作したダンジョンの地図を見ながら、色々悩む。ダンジョンの上層部の地図はしっかりしているが、中層や下層に至るとあやふやの部分も増えてくる。更にもっと下まで潜れるという噂もあるが、真偽は定かではない]
――ん?
[草がカサっと動いた気配があって、振り返ると何人もの小さな人影がダンジョンから出ていく光景がみえた気がした。が、一瞬でその姿が見えなくなる]
子供……がこんな場所には近づかないか。
というか、人間の子供にしては嫌に緑っぽかったような。
[考え込むが、一体何かわからず。とりあえず仲間に報告しないとと思い、今まで切っていた通信をつなぐ]
はーい。二人とも元気〜
私がいなくてさびしいからって、めそめそ泣いてちゃ駄目よ。
今、ダンジョンについた。準備ができ次第探索するね。
もしかしたら、一瞬だから私の見間違いかもしれないけど……
なんかダンジョンから変なものがでてきた――ように見えた
小さい人間のような、緑っぽくて、葉っぱが絡まっていて…
[自分でもよく分からないものを説明するのに骨が折れた]
・・・・・・・。あ、メノミーか。
悪い悪い、存在を忘れてたぜ。
[飄々とした声で返答する。]
変なもの?小さい人間みたいで緑っぽくて葉っぱが絡まってる?
んー?マンドラゴラ?
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