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今はこれだけ。生命力の強いこの子達だけ。
でもいつか、またここに精霊たちは戻ってくるでしょう。
精霊の優しさと慈しみを忘れない限り、そう遠くない未来にいつか……。
[柔らかな微笑みを浮かべて、誰とも為しにそう告げたところで、今までとは違ういつもののんびりとした雰囲気に戻って]
……あれ? あれあれあれ?
さっきまでお昼前だったような……?
なのにどうしてこんなに真っ暗なのでしょう??
[きょとんとした顔で、周りをきょろきょろと見回している。]
[様子がいつもと何だか違うような気がしたが、気のせいだったのだろうか。
フェイトはいつものように笑顔で、スコルと話していた。]
……ま、いっか。
[気にしていないようにそう言うと、他に何をすれば良い?と二人に駆け寄った。]
[澄んだ歌声と音楽に導かれるように、くるりとターン。
踊り切ると、腕を広げて膝を曲げる一礼。
しばらくは、じーん、と余韻に浸っている]
はぁー……きーもちぃー。
[ラフィーネさんがお祈りの力なのか、ぽつぽつと降り出した雨に、きゃーー!と叫ぶと慌てて竪琴をローブの中に隠して]
し、しかも皆さん雨ですよ!?
雨、雨!?
竪琴がぬーーれーーーるーーーー!?
親父、エールくれ。
[カウンターにどっかりと腰を下ろす。『夜陽の欠片』は相変わらず人が少なかったが今のヴェイドには好都合だ。
普段と様子が違うヴェイドの様子に、親父が気遣いながらジョッキを運んでくる。]
俺だってたまにはこういう気分で飲むさ。しかし明日にまで引きずらんよ。
[くいっと飲み干す。サービスだと言って出されたナゲットをつまみながら、2杯目はちびちびと。]
・・・失敗って聞いたら、あいつらどんな顔するだろうなぁ。まだ戻らないって事は、残骸処理でもしてるのか?
[アイリのステップと、メイアルの歌が混ざり合う。土から芽吹いた若葉に、目を見張った。雑草とはいえ、青々とした力強い姿。牡鹿のモーリスが近づき、鼻先を近づけるが、食べるためではなく、単純に、そのエネルギーに富んだその若葉の傍に、心地よさを感じているからだろう]
大地を癒す力……? 不思議ね。心も洗われるよう。
よみがえるといいわね。この場所も。
[「ありがとう」と言ってしまうのは、身勝手すぎる気がし、口には出さなかった]
[勝手知ったる親父相手に、ただ独り言。]
野菜オバケの時はみな、野菜を勝手に戦利品にしちまってたな。
倒した後でも所有者がいる。許可を得ずに食べたりしたら横領。そういう社会ルールまでは講習では言わないが「助けてやったんだからこれくらいいいだろ」みたいな自分勝手な考えで動けば、それは単なる作物泥棒と変わらん。
夢に描いたような勝手気ままな冒険者稼業、そうそうあるもんじゃねぇよ・・・。
自棄酒ってのはどうしてこんなに回りが早いんだろうねぇ?さて愚痴終了。明日からはまた色男のヴェイドさまだ。
[にやり笑うと、部屋に戻り横になった。**]
と言うか、私はフェイトさんに放り投げられて、気を失っていたような……はて。
[首をかしげたまま、きょとり]
そういえば、皆さんはいつの間にここに?
でもっておばけかぼちゃは?
うーん。私だけなんだか時代に取り残されているようです。これもエルフの宿命なのでしょうか……。
いやいや、元々あの野菜は“捨てられる運命”とかいう描写があった気がしてたんだけど、違ったっけ。
まあいいや。うう、噛み合わなさ過ぎて切ない。
[キリカの声を聞き傍に寄ると、確かに小さな芽が顔を出しているのが見える。]
……芽が…。
えぇと、メイアル…だったな。今の歌は一体…。
また、今の事は覚えていないのか?
[新しい芽とメイアル、そしてその場に居る皆を見渡して再びメイアルへと視線を戻して、問うた]
/*
まぁ、冒険者はあくまで冒険の専門家であってだな。
冒険以外の分野には、もっと優れた人がいても良い。
だから俺はラフィーネの強さを肯定するが、本人が想定しないスペックを描写したのは申し訳なかったなぁ。
ごめんよ。
*/
無意識のものだったの?
[>>507メイアルの言葉にしばし呆然とし、せっかく袖にためていた欠片がポロポロと零れ落ちてしまった]
『この人も不思議な人ね』
[そう思い、立ち上がる。そろそろ、戻らないと、暗くなる。星の下では、あの星の妖精の子の力は増大したりするのだろうか? そんなことを思いながら、落としたかけらを*拾っていった*]
/*
了解です。
んー、目の上のタンコブ、厳しい立場ですね。
一人じゃないですよ、あまり背負い込まずに。
あ、
慰めて差し上げましょうか?
……拳で。
やっぱり「自分たちの力でどうにかしたい」って考えは働くんだな・・・。
昔、TRPGのマスターをしていたときも、そこが悩みだった。
どうやって「絶望」「無力」「挫折」を感じさせるか。
そういう感情を「中の人が」越えないと、無敵キャラになっていくんだよね・・・。
うまく誘導しないと、今回みたいに「不満」「怒り」になっちゃって大失敗する。
とはいえこれはTRPGじゃないし、目的もキャラ同士の繋がりを育てることだし、これ以上言っても困るよね。
色々と振り回しちゃってごめん。
きゃっきゃうふふとファンタズィーな冒険がしたかったり、なのかなぁ?
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