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クラムさんの仰るとおりですわ。ね、ヴェルデさん。
……剣技や体技の得意な方とも、お近づきになりたいですわね……私たちは。
ところで、私はギルドに顔を出しに来たのですけれど、お2人とも、もうギルドには行かれた?
危ない!シロガネちゃん!!
――ミリちゃん、援護を!!おっさんは物陰にでも隠れて!
[シロガネに飛びかかった犬魔獣に悲鳴を上げる。そちらを退治しようと思うも、もう一匹がいるため、それもままならない]
よくも、シロガネちゃんを!覚悟!!
[もう一匹の魔獣に向かって、剣を振りかざしたまま、突っ込んでいく。頭に血が上ったので、習った型もありゃしない。+丁+←半なら見事退治。丁ならちょっと返り傷を負う]
シロガネさんっ……!!
[メノミリアの気のせいだと言う言葉にほっとしたものの、別の気配があったようだ。
急な戦闘に慌てるが、]
だめ……こんな時こそ落ち着いて……
[ふうっと軽く息を吐き、集中する。
魔力は……大丈夫。使おうと思えばちゃんと使える。
シロガネに接近する魔獣と、奥にいるもう一匹の魔獣を睨む。]
退却しますか!?それとも退治……!?
[依頼人と言うより、魔獣と対峙するシロガネに問いかけた。]
[ちなみに、2人の通報により、後日、街が調査に乗り出した結果、下水道に隠されていた誘拐犯グループのアジトが摘発され、捜していた家出少女も無事救出されることになる。]
[だが、それはまた、別のお話。今の2人には知る由もない。]
シロガネさんっ……!!
[メノミリアの気のせいだと言う言葉にほっとしたものの、別の気配があったようだ。
急な戦闘に慌てるが、]
だめ……こんな時こそ落ち着いて……
[ふうっと軽く息を吐き、集中する。
魔力は……大丈夫。使おうと思えばちゃんと使える。
シロガネに接近する魔獣と、奥にいるもう一匹の魔獣を睨む。]
[メノミリアも魔獣に向かう。
覚悟を決めて、自分の手のひらに集中した。
熱い、全身の熱が湧き上がる感覚。]
そうですね。これ以上危険なことに首突っ込むと……。
[前科があるだけに、登録証を返還させられるかも、と困った顔。
スコルの言葉を聞くと、再びお腹の虫が鳴きはじめて、顔を赤くした]
おごりですか?
わかりました、それじゃ、その……出世払いの借り、ってことでお願いします。
やっぱり、プロローグから皆さん本格的すぎますわー。
私、とてもあんな冒険にいきなり出ていけるような性格設定じゃないもの……どうしようかと思った。
ところでマッパーという肩書をみていると、まっぱの方に見えて仕方がない。嫌だわ…疲れているのかしら…。
剣技や体技ねえ……。
[講習会メンバーを脳裏に思い浮かべつつ]
あ、ギルドか。ぼくはまだだよ。
折角ここまで来たんだし、ぼくもついでに顔出していこうかな。
[ヴェルデの方にも、伺うような視線を向けた]
ファンタ、力を貸して!……『炎の矢』!
[本が淡く光をまとう。
訓練の通りに、魔法を発動できた。二本の矢が一本ずつ、獣に向かっていく。]
ちゃんと、出た……!
[表なら、手傷を負わせられる。裏なら威力が弱く、毛皮を僅かに焦がすのみ。
シロガネ側+表+ メノミリア側+裏+]
…不動如山
[己に暗示をかけるように、呟きながら、揺れて、倒れそうになる体を堪えるように踏ん張り、押し込むほど力をこめて]
メノミリアさんも気をつけて!
[もう一匹の魔獣に向かうメノミリアに一声かけながら、納刀したままの刀を抜くには時間がかかると、鞘を噛んでいる犬型魔獣の横顔を思い切り殴りとばす]
やじうまがやってきたよ!(野心派はぐれ妖精 ニニ)
野心派はぐれ妖精 ニニは、やじうま になれるよういのったよ。
―街外れの平原・夜中の畑―
んむ。止まれざぼんさん。すとっぷ。ぶれーきぞ。
[日もとっぷり暮れて、人気の絶えた畑にうごめく巨大な影二つ。
不意に挙がった声にまず影の一つが止まり、合わせるようにもう一つの影も動きを止める]
齧られ抉られひっくり返った土に、お行儀よく並んだ若芽。 間違いあるまい。人の所業ぞ。
[ふわりと影の一つから小さな影が離れ、畑を眺めて声は言う]
[『出世払い』の一語に、思わず噴き出す]
そう言ってホントに払ったヤツ見たことねーよ!
…マジメな話、気にしないでくれ。危ねえ目に遭わせちまったんだからな。
それに…俺もツケにする気満々なんで、オヤジが面倒なこと言い出したら、また何か頼むかもしんねえ。
保証できんのは料理のウマさだけだ!
…おっと。その前に身体洗って服変えてえなあ…
報告がてら、ギルドに寄ってくか。
[そういや夕メシは鳥料理にする予定だったな、などと呟きつつ、キリカと2人、夜の街を歩いていく**]
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