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[と、ラフィーネの声に気付いて顔を上げる]
ん?
ああ、ラフィーネさん? こんにちは。
秘密の相談というかなんというか……。
[自身には別に秘密にしたい事はないので、困ったようにヴェルデの方を見た]
……頼まれて仕方なくなんですからね。
あ、待ってください。
[聞こえない程度の声で言い訳めいた一言をつぶやいた後、スコルを追って駆けて行く]
気をつけてくださいね。
[スコルの背中ごしに下水道の奥を確認する]
― 森 ―
夜の森って……結構雰囲気ありますね。
[はじめは魔力で照らそうかとも考えたが、何かあったときを考え魔力は温存することにして、照明には松明を使うことにした。
ゆらゆらと揺れる明かりが、一層雰囲気を醸し出していた。]
――森――
おっさん…。芸術が爆発だか知らないけど、かわいい女の子が3人も来たんだから、そっちの方向で喜ぼうよ。
そんな遠くまでいかなくても、私たちの絵描けばいいじゃん。
[一刻も早く目的地に行きたがる画家に、ぼそっと本人には聞こえない音量で呟いた。とはいえ、相手は依頼主。
大人しく護衛の仕事につく]
あ、私、後衛を務めるね。後ろからの敵は任せといて。
[前衛をつとめると間違いなく迷子になるのが目に見えていたので、皆の背後を歩く]
−下水道内−
[管理人が使うための細い通路を行く。所々に灯された微かな照明は、魔法の力によるものらしく、消えることはない。]
覚悟はしてたが、匂いがひでぇ…そういやお前さん獣人だったな。大丈夫か?
これでガセネタだったら申し訳ねえなあ。
さっき緑髪の兄さんと一件片づけたし、報酬もらったらどっかでメシくらい…
[その時、通路の彼方に、設置された照明とは違う光が、ちらり。]
(やべっ!隠れろ!)
ええ…綺麗でしょうね。わざわざみたいというぐらいですから
[依頼主もいるので一応小声で話しながら、同窓生の二人が見送っていたことには気づかずに森へとたどり着いて]
―森―
雰囲気、何か出てきそうですよね。それに視界が悪いです
では私は前衛で何かあれば斬り込みます。ミリさんは依頼主の傍で援護…何かあれば逃がしてもらう…でよろしいでしょうか
[静かに体が緊張でこわばるのを感じながら、一歩一歩奥へと進む]
[ラフィーネとクラム、2人に見られながら何かを決めたように勢い良く顔を上げた]
いつかは限界が来ると思っていたから正直に話しておこう。
講習の間はずっと口調を作っていてな。
[情けない笑顔と共に雰囲気が少し変わったように話し始めた]
人の多い所に出る時は、ナメられるのだから気を付けろといわれて変えていたのだけれど、息苦しくって…。
スコル様……何か慣れてますね。
[スコルの手際の良さに感心しながら、細い通路を歩く。嗅覚を狂わせる下水の臭いに顔をしかめて]
ええ、大丈夫は大丈夫です。
ガセネタじゃないことを祈ります……食事ですかっ?
[輝かせた眸に、遠くからの光が映る]
わ、わ。
[急いで視界内に隠れる場所を探し、壁に体をぺたりと張り付かせた]
/*
ヴァレりんメモ>
プロローグ
初心者講習終了直後からプロローグが始まります。
この時点では遠出が禁止されています。
街の中で買い物したり、冒険の基本をおさらいしたり、クノーメ監視の下で戦闘の練習をしたりしてください。
『Wikiより』
うーん。今日明日は街中でノンビリぐったりしていていいと思いますよ?
[マスターよりビールを受け取る。グリュックの神に導かれるリュミエールの元にも、マスターより酒が届いているようだ。彼にそっとグラスを掲げると、一気にジョッキの半分ほどを喉に流し込んだ]
……ふぅ。>>221そうなの……。あぁ、そうよね。高官の人なら、講習を受けなくても、神殿事態で冒険者の育成ができそうだし。
[『父の様なもの』。その言葉をに、一瞬眉を寄せたが、そこに深く追求することはなかった。後ろのテーブルでは、酔った客たちの喧噪が。高い笑い声を耳にしながら、つられて微笑みを浮かべた]
違うのよ……疲れている、というか、その……精神的、あ、ちょっと違うわね。集中力というか……とにかく、少し気力的な問題なの。神聖な魔法は見てみたいけど、さすがに無駄に手間をかけてしまうのは、申し訳ないわ。
[はっと気づいたように]あら? もしかして、私の体が重い、って言っているのかしら?
それは、元から、なんだけどね。
[…は、悪戯っぽく笑みを浮かべた。後ろの客の一人が、唐突に歌いだした。冒険者達の栄光を歌った歌。拍子をとりテーブルを叩く者がいる。一緒になって歌いだす者もいる。酒場は徐々に、夜の姿を浮かばせている……]
ほえ?
[ヴェルデの告白に思わず間抜けな声を出して、目をぱちくり]
くふ……失礼。なんだ、そんな事で悩んでいたのか。
[笑いを噛み殺すような声を立てつつ、苦笑する]
ナメられる、か。だからって、口調を作って無理して振る舞うのでは、本末転倒じゃないか?
そうやって無理に取り繕う事で、逆に付け入る隙を与えてしまうかもしれないし。
[そして、ふっと笑いながら両手を肩の高さに上げ]
ま、ぼくはナメられるのなんてもう慣れっこだし。
開き直った方が楽じゃないかな?
ええ、了解です。
[シロガネの指示に頷く。
異論は無いどころか、それが最適だとミリも思った。
真ん中ならば、前でも後ろでも援護はしやすい。]
[――転移札はポケットの中。回復薬は腰のポーチの中。
緊張感を紛らわそうと、とっさの判断ができるようにと、自分の荷物の中身を頭の中で整理しながら、一歩一歩、歩みを進める。]
[照明とは違う灯りは、何度かこちらへも光を向けてきたが、幸い、壁のくぼんだ場所に張り付いていた2人には気付かなかったらしい。]
…やべー…やっぱ何か、マトモじゃない連中がいそうだな…
俺らホビットは手先が器用なんで、この手の施設を作ったり、メンテしたりすんのに、駆り出されんだよ。
ここへも一度来たことがある…この先、通路からちょっと曲がったところに、広いスペースがあったはずだ。
そこに入り込んでんのかなあ。
[慎重に、壁伝いに近づいていき、先ほどの灯りのあたりを確認する。]
…見張りっぽいヤツがいるなあ。人数は一人。
キリカさんよ、あれ、何とかできるかい?
まだ誘拐犯と決まったわけじゃねえし、できれば怪我させないように気絶、とか。
一人で来たなら、石でもぶつけようと思ってました(ランダムを絡ませて、外れたら下水道逃げ回るとか)。
でも、せっかくご同行願ったんだし、ここは忍者、じゃない、ニンニャの手並みで一つ!
お任せします!
/*むぅ〜なんというか、リュミさんを冒険気のない酒場に誘ってしまったことが申し訳なく……。とりあえず、せめて、酒場は酒場として、雰囲気を上げていかないとねっ!!
というか……その……今日はこの酒場で終わらせる気が満々だし(リュミさん、冒険に行きたかったらごめんっ!!
しかし、喉が足りないとはいえ、「女の子がさらわれた」という本命の情報無しでやってきて、いきなり奇襲かけるのはどうかとw
もちっと分かりやすい情報にすれば良かった…エスパーすぎるぜスコルゥゥゥ!
ま、RPG的にはあり得なくもないくらいの展開ということで、一つ。
ちなみに、3人娘の方も何やら進行中ですが、岡本○郎先生が出てきたくらいしか把握してなかったり。
こちらを回すので精一杯状態。あとでちゃんと読み直しマッスル。
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