1965 怪談短歌村2020〜 つわものどもが夢の予定地 〜
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人肉を使っているとうそぶいて
豚まんを売る ひとつ目の鬼
( 4 ) 2020/07/26(日) 07:54:44
>>1
「君の名は。」 問ふこゑがして 振り向けば
お化け屋敷の ポスターぺらり
( 5 ) 2020/07/26(日) 08:28:34
食卓の 卵料理を 見つめゐる
大暑の朝の 片目の死神
( 6 ) 2020/07/26(日) 13:29:45
栄光の道を駆け抜け 飛んだのと
崖下の草むら どくろが笑う
( 7 ) 2020/07/26(日) 13:53:07
鍵掛けず シャワーを浴びる 開放感
さっぱりとして 鍵開けて出た
( 8 ) 2020/07/26(日) 13:54:06
井戸の底 命からがら 抜け出せば
喰い損ねたと 声が響いた
( 9 ) 2020/07/26(日) 15:05:29
ブツブツと 何か聞こえる 墓の下
おれら 三密避けられないぞ
( 10 ) 2020/07/26(日) 15:07:57
>>7
草いきれ 人死にゐると 声がして
進めば不意に 崖の上なり
( 11 ) 2020/07/26(日) 15:08:32
>>2
なお透ける 小袖振袖 辻ケ花
袖振り合うも 多生の縁よ
( 12 ) 2020/07/26(日) 18:39:17
/*
>>12
この交差点はさらに古い時代にも賑わった辻であったのでしょう。
亡霊同士の袖の振れ合い
( -1 ) 2020/07/26(日) 18:41:55
/*花火が意外と見づらいので背景をぱいなぽーに変更。
( -2 ) 2020/07/26(日) 21:12:10
( -3 ) 2020/07/26(日) 21:14:21
橋の下 手首から先 転げ落ち
慌てて呑み込む なくさぬように
( 13 ) 2020/07/26(日) 21:30:33
/*
せっかくなので、上の句メーカー使ってみた。
自動生成感ありありw
( -4 ) 2020/07/26(日) 21:32:09
ヨーイドン 抜きつ抜かれつ 走ってく
ハラペコ鬼は 常に最下位
( 14 ) 2020/07/26(日) 23:20:25
今はもう 夜を恐れぬ 人々に
ねないこだれだと 這い寄る影が
( 15 ) 2020/07/26(日) 23:43:37
火が灯る 『どうだあかるくなつたろう』
光を見れば 浮かぶ人魂
( 16 ) 2020/07/26(日) 23:45:56
店の外 ずっと置かれた 忘れ傘
傘泥棒を 喰っているとか
( 17 ) 2020/07/26(日) 23:52:20
>>9
お菊虫 なる土産物 取り出せば
庭の井戸より 我を呼ぶ声
( 18 ) 2020/07/27(月) 00:43:23
>>10
三密を 避けて空席 目立ちゐる
法事に死者が 集まり来たり
( 19 ) 2020/07/27(月) 00:45:02
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