人狼物語(瓜科国)


1022 地球防衛村4th 〜恋と魔法と学園モノ! IN 盟譜学園〜

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

メモ履歴

P1/P2 [全2P] [全表示]
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

 まず、これは夢だと思った。

2012/11/27(火) 03:24:57
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

 霞のかかった世界。真っ白で、半透明に曇ったまま、だけれど妙に透き通った世界。
 どこまでも、どこまでもこの白い白い霧がかかっているのが判るくらい、半透明に透き通った世界。確かに立っているはずの足元さえ、双海子さんの目には薄白いもやにしか見えなくて。

 けれどそんなことよりもなによりも。

2012/11/27(火) 03:26:01
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

「だ・か・ら、その女は俺がもらうっていってんだよそこを退けタック!」
「あなたこそ退いてくださいロック。いまのあなたに双海子さんを渡すわけにはいきません」

 目の前で見知らぬイケメン男子二人が双海子さんを取り合う内容で喧嘩をしているだなんて、そんなシチュエーションは夢でしかありえないと。
 途方に暮れた顔で言い争う二人の様子を眺める双海子さん。

2012/11/27(火) 03:26:38
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

 双子だろうか、顔立ちがそっくりだがイメージはかなり正反対な二人のイケメン。
 着ている服もデザインは同じだけれど色が違う。タックと呼ばれた方は白い、ロックと呼ばれた方は青い色のゆったりとした貫頭衣。

 このあからさまに「現代ではありません」と見せ付けるような服装も込みで、どう考えてもこれは夢だと双海子さんは頷いた。

2012/11/27(火) 03:27:13
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

「判りましたロック。では一勝負で決着を着けるとしましょうか」
「ジャンケンでお前に勝てるかーっ ここぞってところで本気卑怯だなお前!」
「規定に則り正当な手段を提案しているだけです。勝てば文句はない筈でしょう」
「100パーセント勝てるヤツがいうセリフじゃねえだろうこのやろう…」

 話は判らないままに力関係だけは見えて思わず肩をすくめる。
 でもさてそろそろ説明が欲しいなーって思っていたらイラ立ちが最高潮に達した様子な青服のロックが「もういいよ!」とぶんと腕を振るえば瞬きの間にその姿が掻き消えた。

2012/11/27(火) 03:27:38
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

「やれやれ… どうして判ってくれないんですかロック…」
「いや私も全然判らないので説明してくんない?」

 消えたロックへと嘆き呟く白服のタックに右手を上げて横槍を入れる双海子さん。
 意味不明なままに終わる夢の消化不良感は異常。だから目が醒めちゃう前に残った白い方にちょっとでも話を聞こうと声を掛けたら「えっ?!」と大きく驚かれた。

2012/11/27(火) 03:28:07
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

「そんな、まさか明晰夢だなんて」
「あ、やっぱ夢でいいのね」

 タックの言葉に安心する。夢だと思ってはいたけれど変に現実味もあったので知らないうちに別の世界にでも飛ばされちゃったかもとかラノベみたいなこともうっすら考えちゃったなーと。

2012/11/27(火) 03:28:23
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

「お騒がせしてすみません。僕達はエトラ・ドリナという…判りやすく言うなら夢の世界の住人で」
「いや充分ラノベだった」
「は?」
「あ、いえいえなんでもなく」

 首を傾げるタックに慌てて手を振って誤魔化す双海子さん。ともかく簡潔にさっきの喧嘩はなんだったのかと説明を求めようとしたところ、突然誰かに肩をがっしり掴まれた。

2012/11/27(火) 03:28:40
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

「え?」
「ロック!」
「オッケー! それじゃもらってくぜーっ」

 さっきの青い方だ。逃げたフリして私を攫うチャンスを窺ったのか…なんて冷静に推測している間にロックは双海子さんを抱えてものすごいスピードで移動していた。

 ほらもうタックが霞の向こうで点のようになってる。

2012/11/27(火) 03:29:07
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

「えーと、私このままどうなっちゃうの?」
「あん?」

 透明な、丸い球のような何かに乗った青服のロックに抱えられたまま。抵抗できると思えないしと、双海子さんは今度はロックに説明を求めることにした。

2012/11/27(火) 03:29:33
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

「たいしたこっちゃねえよ。あんたは数日寝てりゃいいだけだ。その間ちょっと俺が身体借りてっからよ」
「えー、やだ」
「やだっつわれても俺もあんたの世界でやらにゃいかんことあんだよ我慢してくれ」

 我慢しろといわれても、双海子さんも困ってしまう。知らない男の子に身体を好きにされちゃうのをオーケーする女の子が世の中そんなにいるわけないじゃない。

2012/11/27(火) 03:29:49
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

「人聞きの悪いこというなあっ」
「いま真っ当なことしてるって胸張っていえるの?」
「う…」

 あ、言い淀んだ。

2012/11/27(火) 03:30:02
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

「つか、あんたやたら落ち着いてんな」
「え、だってあのタックって人に絶対勝てないんでしょ。すぐ追いつかれるんじゃないの?」
「ちっげーよ俺とタックの実力は同じだよ。どっちも世界最強だ」
「はあ?」
「相性が悪いからぶつかったら俺がぜってー負けるけどよ、最高速は一緒だから逃げる分にゃあ捕まることはねえよ」

 なんだか自信たっぷりなロックの言葉。でも。

2012/11/27(火) 03:30:46
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

「ところーが追いついてきてるよ?」
「え゛」

 いや本当に。
 白い靄の向こうからはさっきまで点のようだったタックの姿がはっきり見えるくらいまで近づいてきてる。子供の頃に作ったことのある紙ひこうきみたいな何かに乗って、びゅんと勢いよく飛んできてる。

2012/11/27(火) 03:31:02
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

「待ちなさいロックーーーー!」
「うわー、なんでだーーっ?!」
「………私抱えてるんだよね?」

 つまり双海子さんという名の重し。気付いたロックは顔を青くしてしまったと叫んだ。

 ああ、この人ってかわいらしいバカだ。思わず双海子さんの顔に生暖かい笑み。

 そして暫くの後、追いついたタックがロックの乗っている透明な球に触れると果たしてそれは弾けて消えた。

2012/11/27(火) 03:31:35
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

 ロックと共に勢い白霧の中へ投げ出されそうなところをタックが手を伸ばして双海子さんの腕を掴む。

「ちくしょーあきらめねーからなーーーーー…」

 そしてロックは薄靄の彼方へ。タックは双海子さんを抱えてふわっと地面へ降り立ってってって、お姫様抱っこされてるから顔が近い近い近い。

2012/11/27(火) 03:31:51
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

「えとと、ええとね…っ」
「はい、色々と説明するべきなんでしょうがもう時間がないみたいで」
「え?」

 残念そうなタックの顔と、ほおらどこか遠くから聞こえてしまった目覚ましのベルの音。
 つまり夢の終わりだーっと双海子さんが慌てる様子に「それじゃあ、また」なんて笑顔で薄れていくタックの姿。

2012/11/27(火) 03:32:21
≪_遅延メモ(1日目)_≫
雪宮 双海子

「ちょっと待っていま色々なんか勿体無い状態なんだからちょまーーーーっ」

 けれど、無情にも夢は醒めていくのでした――――。 

2012/11/27(火) 03:33:08
アーノルド 長官

○隊員達へ
これより毎日23:00頃までに誰を○したいか投票する事。
23:00までに揃った場合はそのまま成敗フェイズへと移行する。
スケジュール的に問題がある者は別途相談の事。

○村内の人間全員へ
吊り投票はアーノルドへ委任する事。

○エイリアン達へ
襲撃は地球防衛軍の人間に行う事
※隊員が全員死亡しても村が続いていた場合は、エピには入っていないが防衛軍敗北として扱い、以降コミット進行でエピに突入予定。

2012/11/27(火) 09:27:07
雪宮 双海子
≪_匿名_≫

食べたっていいじゃない ガっちゃんだもの

                         み○を

2012/11/27(火) 12:16:40
雪宮 双海子
≪_匿名_≫

やめようポイ捨て!
  なくそうゴミのある社会!

2012/11/27(火) 12:23:51
雪宮 双海子
≪_匿名_≫

>>53
同じこと思ってたわ・・・

2012/11/27(火) 13:10:54
雪宮 双海子
≪_匿名_≫

>木陰の

ヤっちゃえ。

2012/11/27(火) 14:32:27
ひきこもりの 圭一郎

もうこのRP疲れたお!

[早えよ]

2012/11/27(火) 20:11:43
国代 直人

>長官
まほうつかいに一票
>>169 >>170

>圭一郎
早えよ!

2012/11/27(火) 20:27:49
まほうつかい

ところで私ってどこにいるの?今…

>私を運んだりした人々

2012/11/27(火) 20:41:37
雪宮 双海子
≪_匿名_≫

>フィクション
ほんとか。ほんとにほんとか。

2012/11/27(火) 21:15:22
まほうつかい

クニシロのロシニク!

2012/11/27(火) 21:22:38
留学生 デュリンダナ

圭一郎=サン には、相思相愛の妹が居る という噂が この世界線には あると 思うん デス

2012/11/27(火) 21:44:08
ひきこもりの 圭一郎

ないです。

2012/11/27(火) 22:09:42
腐女子 アン

[レポート]

クリストファーをエイリアンだと推定します。
これで彼がエイリアンだったら……エロゲのシナリオの王道ですね。

2012/11/27(火) 22:54:10
留学生 デュリンダナ

ないデスか… ではまだこの世界線は違うのデスね…

2012/11/27(火) 23:21:57
一由 智

※縮を指差していたようだ

2012/11/27(火) 23:35:07
P1/P2 [全2P] [全表示]

メモ履歴


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

トップページに戻る


(0.039 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby *
使用画像については[瓜科国FAQ]をどうぞ。
■交流掲示板■
■人狼物語専用まとめwiki■